|
1. 初恋のきた道
チャン・ツィイーのプロモーション・ビデオ(水着カットなし)。確かに表情の豊かさで演技をしているチャン・ツィイーは反則じゃないかと思うほど魅力的である。ただ『初恋のきた道』という邦題に強烈な違和感が。どうやったら『The Road Home』が『初恋のきた道』になるのであろうか。自分の観た感じでは原題の方がしっくりくる。内容も悪くないし評判になったのも解るのであるが、昔あった「『愛と~』という邦題にすれば売れるであろう」的な配給会社のあざとさがどうしても真っ先に鼻に付いてしまう。この映画の本質には何の関係もないのですが、スイマセン、人間ができていないもので。6点(2004-03-02 18:57:42)
2. さらば、わが愛/覇王別姫
昔、知り合いの女性達と同性愛について話していた時に、「女性の同性愛は生理的に受け付けない。男同士の方がまだ許せる。」と言っていたのが妙に印象的で、やはり男である自分とは真逆の観念であるなと思ったものです。なので封切当時から話題になっていた本作はどちらかと言えば女性向きであり、自分も観ることに多少のためらいを感じていました。で、実際に観た感想ですが、食わず嫌いはいけないなというのが正直なところです。舞台上の項羽と虞姫でいる間しか、恋人(?)同士になれない切なさを表現したラストシーンはとても印象的です。8点(2004-03-02 10:53:14)
3. 變臉~この櫂に手をそえて~
芸ありき前提で役者を選んだのであれば、スゴイと感じます。特に子役の女の子の演技は素晴らしいです。一瞬無駄とも思える部分の話も、後でチャンと生きています。創り過ぎとも思える全体のストーリーも、『物語』と思えば素直に感動できます。
8点(2003-12-02 13:22:08)《改行有》
|