みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : 中国 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ラストエンペラー 公開当時、高校生。純粋で世間知らずなボクは、「中国でも皇帝くらいになると英語喋れるんだぁ」と感心して観てました(←アホ)。話題の映画だったし、世界史を選択していなかった自分としては「後学のために」と思ってガマンしながら観たことが懐かしい(←エライ!)。高校生が勉強する歴史入門編としてはよく役立ちました。その後、テレビのドキュメンタリー等でもしっかり復習させていただきました。歴史を知っている大人が振り返りながら観るのと、歴史を知らない若者が追体験しながら観るのは、明らかに感じ方も違うはず。今は前者だけど、当時の自分は間違いなく後者でした。自分としてはいい時期に観れたなって感じです。7点(2004-08-09 17:53:20) 2. HERO(2002) 何という贅沢なロケーションだろう。中国ならではの雄大な自然をスケール感として取り込めるのは羨ましい限りだ。映像的な美の追求と精神的な美の追求をリンクさせた色彩の実験的大作である。衣装や背景の鮮やかな色使いには魅せられた。静寂の中で戦う湖面の場面が特に美しい。山々と水面のコントラストは絶景。ストーリーは先読みできる展開だった。7点(2004-08-06 00:45:06) 3. 變臉~この櫂に手をそえて~ いや~、これは良かった。純粋に。全体的に静かなトーンに包まれて物語は進行していくが、それでいて退屈せずに最後まで観れた。この映画の安定感は、何よりおじいさんと女の子の演技に裏打ちされたものである。このおじいさん、セリフが無くても間や表情で女の子への愛情が伝わってくるし、女の子がおじいさんの気を引くためにするいたずらも然も有りなんといった感じでカワイイ。おじいさんの葛藤を描き切ることがこの映画の全てであるが、2人の役者が見事にそれを成功させている。8点(2004-01-12 19:58:57) 4. グリーン・デスティニー ワイヤーアクション以外に見所を感じなかった。それすらやり過ぎの感がある。ストーリーは連続ドラマを総集編としてつなげた感じ。BGMの二胡の音色は心地よかった。結局、伝説に入り込めなかった。最後も泣けないよぅ。 4点(2003-12-21 16:43:23) 5. 初恋のきた道 チャン・ツィイーはセリフが少なく主に表情だけで演じなければならない難しい役を、よく頑張っていたと思う。おそらく長期ロケも大変なことであっただろう。しかし、服装よりその日の生活が優先の時代背景とはいえ、チャン・ツィイーに色気も何も感じないもんですねぇ。特にアノ厚着。きっと自分が、現代のメイクやファッションに身を包んだ女性を当たり前と思っている証拠だね。飾らない素朴な美しさを見抜けるようにならなければ。6点(2003-12-20 01:48:54)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS