|
プロフィール |
コメント数 |
46 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
僕は映画と同じくらい音楽が好きで、今も昔もダムド・フリークです。特に、1stアルバム「♪ダムド・ダムド・ダムド」と3rdアルバム「♪マシンガン・エチケット」は傑作で、例え僕が死んでも墓場まで持っていきたいようなアルバムである。知らない方はベスト盤でも初めに聴いてみてはいかがでしょうか?今聴いても古っぽさをまるで感じさせない20年は先を行っているまさにベスト・オブ・ザ・ベストだと思います。
-Fatmanの由来- サザン・デス・カルトの幻の1stアルバムA面の1曲目から
-衝撃を受けた曲- ①ニュー・ローズ/ダムド(カッコいい曲とはこんな曲なんだろう) ②スペース・オデッティ/デイヴィッド・ボウイ(初めて泣けてしまった) ③アザラシ/スターリン(ギターの入りがあまりにも破壊的)
-原曲を凌駕するカバー曲- ①ホワイト・ラビット(ジェファーソン・エアプレイン)/ダムド ②サード・アンクル(B・イーノ)/バウハウス
-好きなことば- ドラムの音がデカイ(デイヴ・ヴァニアン)
-最近笑ったネタ- 旧5,000円札の人がマギー司郎さんにソックリ
|
|
1. 初恋のきた道
自由恋愛が珍しかった頃の胸の高鳴り、たくさんの思い出がつまった町と村をつなぐありふれた一本の山道、二人で40年連れ添ってきた重み等なかなか上手に表現できていると思う。人を好きになった理由を説明しても意味がないかもしれないが、デイがルオ先生を好きになった理由って、この映画を見る限り‘第一印象’で決めているような気がするのだが・・・。別にケチをつける気はないけれど、ハリウッド映画やヨーロッパ映画に毒された僕にとって、この映画にはちっとも感情移入できなかったので、のめり込んで感動するまでには至らなかった。また、どうでもいいことだが疑問点がいくつかあって①デイはなぜあんなにも着太りしてるのか?②ルオ先生の刈上げは一週間に一回ぐらい床屋に行っているのだろうか?③年老いた老婆ひとりの家に、なぜタイタニックのポスターが、それも2枚も貼ってあるのだろうか?④白黒で色はわからないが、年老いたデイは今でも赤い服を着ているのだろうか?最後に余談ですが、「瀬戸物の修理はいらんかね」と登場するおじさん、職人のような仕事ぶりは大変見事だが、「これじゃ直すより買った方が安いよ」と自分の仕事を否定している。一体、どこから来て、どこへ行くのだろうか。また、よく見ると髪飾りはルオ先生にきのこ餃子を持って追いかけて行く前に既に落としているようだ。5点(2003-06-06 21:06:38)
2. 山の郵便配達
まあ、おもしろかったとは思うが、珠玉の名作と呼べるほどではないと思う。この映画、父と息子の関係が過去に決定的な問題が生じ不仲になっているわけではなく、父と息子は単にすれ違いの生活を送っていたために、スキンシップ不足で二人のキョリが遠くなっていたものを、この3日間で二人のキョリを縮めようとしてるので、これといった特別なエピソードもなく淡々と進行していく。その辺が見る人にとって退屈だったり不満だったりするのでしょう。物語が中盤にさしかかった頃、待望の綺麗な女性が登場し、何となく主人公と恋が芽生えるような気がするが、結局、特にこれと言った展開もなく次の配達場所に行ってしまう。その後「彼女のこと好きか?」見たいなことを父親が二度尋ねて終わってしまう。ここで僕としては次の三つの選択肢が考えられる。①あと30分ぐらいかけて恋に発展する。②主人公のこの映画における女性に対して純情そうな性格からして別れ際に未練か切なさを余韻として残して欲しかった。③恋愛系の映画じゃないのであれば、「彼女が好きか?」と尋ねられた時きっぱり「興味がない。」と否定して欲しかった。個人的には①を望んだが・・・。また、設定上、あの犬はもうちょって雑種ぽくて飼主には忠実なほうが良かった気がする。あと、郵便配達員がおばあさんに作り話をするのは百歩譲って許したとしても、お金を貼り付けた手紙を郵便配達員が切手を買って出すのはちょっとやりすぎだと思う。更に、息子が父をおぶって川を渡った後、焚き火をしながら、過去に自分(父)あての手紙を一度だけ受け取ったことがあり、それが母からの自分(息子)誕生の知らせだったとの話を聞いて初めて息子が「お父さん」と呼んだり、、父が「何か言ったか?」と言うシーンは、僕にとってちょっとくさかった。ただ、この映画、そんなことよりも、おそらく、映像としての景色や風景を楽しむ映画であろう。6点(2003-04-30 11:39:48)
|