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1. 南京1937
《ネタバレ》 史実はどうだったかはわかりませんがそこまで歪曲したような話でもないと思う。多くの南京での体験者の話をそのまま信じればこういう作品になる。特にグロいシーンがあったわけでもないですね。まあ思ったよりも日本人の残虐シーンはなかったかな。戦場下ではこういうことはあったでしょうね。日本軍は終始悪のような扱いですがまあ時代背景を考え南京の人たちから見た視点であれば当然のこと。一方で南京の人達にも戦時下独特の人間の必死さというか、怖さがある。確かに我々日本人の立場からすれば気持ちのいい作品ではないですね。ただこれが戦争でしょう。決して目をそむけてはいけないことだと思う。あと日本人役の人の日本語とか違和感はありますが自分は許容範囲でした。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-12 15:10:31)
2. 鬼が来た!
ここのレビューの評判がよかったから見ました。が、最初見たときさっぱり意味わからないし見づらいし全然だめだと思った。だいたいなんで今どきカラーじゃないんだよとか思ってた。しかしそれでも翌日もう一回見てみるとよく理解でき印象ががらっと変わった。とにかく凄い映画だなーと思う。わりと最近作られた作品とは思えない血なまぐささがる。今の日本ではこういうのは無理かな。戦争時の話ですがこの作品に関しては細かい時代背景とかそんなのは気にならなかった。一人一人のキャラがたっていて、とにかく人間ドラマがよくできている。誰が正義とかそんなのこの作品には関係ない。まさにこれぞ人間なのででしょう。こういうことは昔の村とかではよくあったんだろう、今でも一歩間違えばこういうことはあるかもしれない。いやあ実に深い。ただこの作品白黒の上にアングルが悪いですし見づらいところが多いですね。[DVD(邦画)] 9点(2007-01-12 14:33:51)
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