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【製作国 : 中国 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 盗馬賊 《ネタバレ》 チベットの風景はまさに圧巻! そこに流れる音楽や効果音も雰囲気を盛り立てる。 しかし肝心の内容があまりに暗過ぎる。 子どもが死ぬ映画は好かん。 あと、家畜の生き埋めとか許されん。 もし家畜の生き埋めが宗教的なものに起因しているとしたら、そんな残酷な宗教はろくなもんじゃないね。 宗教ではなく単なる土俗的な風習である場合には、その民族を全員生き埋めの刑に処す。[インターネット(字幕)] 5点(2025-01-11 21:32:11)《改行有》 2. 芳華-Youth- 《ネタバレ》 誰しもが輝いていた青春時代として、10代の頃を華々しく描いているんだけど、青春時代が輝いていなかった人も存在するし、そもそも若い頃だけが良かった的な描き方はいかがなものかと思う(わたしが何を言ってるか分からない方は玉袋筋太郎氏著『美しく枯れる。』をぜひ読んでみてください)。 演出も中国映画というよりはアメリカ映画寄りで、CGを乱用した戦場シーンは作り物感が強く臨場感がない。 再会のシーンこそ良かったものの、この映画に期待していた中国映画っぽさはあまり感じられなかった(わたしにとっての中国映画っぽさ=ジャ・ジャンクー作品みたいな映画!)。[インターネット(字幕)] 5点(2024-11-11 23:46:53)《改行有》 3. 凱里ブルース 《ネタバレ》 ビー・ガン監督作品を初鑑賞。 これは頭がクラクラするくらいヤバい。 時間軸がゆがんだSF映画的雰囲気。 40分の長回しも凄いけど、それ以上にうねる様な透明感のある映像も凄い。 ゴダール映画のような理解不能な詩が何度も出てくる。 この詩で見る者を混乱させておいて、時間軸をひねられ、こちらは頭をクラクラさせられる。 まるで薬物でトリップしているかのように。 悪夢を見ているようでたまったものではないが、この監督の映像はクセになる感触があり、この監督の別の作品も見てみたい気分になった。[インターネット(字幕)] 8点(2024-10-14 18:11:08)《改行有》 4. 迫り来る嵐 《ネタバレ》 正直、誰が犯人だったのかも理解できず、その他にも理解できないシーンがあった為、見終えた後スッキリしない気分だった。 とあるサイトで分かりやすいあらすじを読み、ようやく理解した。 他のレビューサイトでも、理解できないというレビューが散見され、わたし以外にもスッキリと理解できない人は居た模様で、少し安堵した。 理解のしずらい映画は好みでないのでこの点数だが、この作品の持つダークな雰囲気は魅力的ではある。[インターネット(字幕)] 5点(2024-09-22 20:39:53)《改行有》 5. グリーン・デスティニー 《ネタバレ》 ストーリー的にはよく理解できず。 アクションシーンに目が行きがちだが、これってロケーションが素晴らしく良い。 自然の雄大さがよく画面に現れている。[インターネット(字幕)] 5点(2024-01-30 21:22:09)《改行有》 6. THE CROSSING~香港と大陸をまたぐ少女~ 《ネタバレ》 複雑な家庭に生まれた女子高校生が、やがて犯罪に巻き込まれていく過程を、香港と深圳を舞台にして描かれた内容。 期待していたエキゾチック感、アジアらしさはそれほど感じられなかった。 あと主人公の女の子より友達の方がかわいかったりするのも、微妙にマイナスポイント。 何か物足りない、痒いところに手が届いていない、そんな感じのアジア映画。 傑作アジア映画の発掘チャレンジ、今回は失敗。[インターネット(字幕)] 5点(2023-09-09 03:24:00)《改行有》 7. 妻への家路 《ネタバレ》 人間版忠犬ハチ公物語。 だけどハチ公物語ほどには感動できず、コン・リーの老け顔ばかりに意識がいってしまった。 あとストーリーが真面目過ぎてつまらない。 映像や音楽面でも見るべきものはなかった。 チャン・イーモウ監督の最低凡作ではないだろうか。[インターネット(字幕)] 3点(2023-07-02 20:00:55)《改行有》 8. 帰れない二人 《ネタバレ》 ジャ・ジャンクー監督の魅力炸裂。 リアルな中国の描写とクセになる音楽。 ダンスシーンと、そこに流れる音楽は本作でもクセになる味わい。 ヤクザな男とその女。 男はヤクザな稼業なので危険にさらされる。 そこに居合わせたその女は、男を守るために銃を発砲し5年の刑務所行き。 服役している間、救ってあげたはずの男は一度も面会に訪れず、その女が出所する時も迎えに来なかった。 出所したその女は男の行方を追い、なんとか見つけだした。 しかし男は、その女が刑務所にいた間に別の女を作っていた。 その女は復縁を迫ったが断られ、失意の中故郷に戻った。 数年後、その故郷に車椅子に乗った男が現れる。 自分を捨てた男なのだから見捨てると思いきや、献身的に介抱し、男はなんとか歩けるまでに回復する。 しかし歩けるようになった男は再び、その女のもとを去った… とまあ、男と女の関係を特に時系列をひねることなく、シンプルに描いただけの内容なのだが、何故だか心に残る作品だった。 理屈抜きにジャ・ジャンクー監督とは相性が良いらしい。[インターネット(字幕)] 9点(2023-06-15 00:38:28)《改行有》 9. 危険な関係(2012) 《ネタバレ》 ラクロという人の古典小説がベースになっているらしく、ストーリーの骨格がしっかりしている。 ストーリーがしっかりしているのであとは演者次第だが、チャン・ツィイー(中国)、チャン・ドンゴン(韓国)、セシリア・チャン(香港)の3人とも素晴らしかった。 とにかく悲劇を追究したかの様な話でなかなか後味は辛いものの、見て損をした気はしない。 チャン・ドンゴンからのキスをチャン・ツィイーがついに受け入れるシーン、チャン・ツィイーが涙してるのを見てチャン・ドンゴンがキスをするのを止めたのが、なんとも言えぬ味わいで印象深い。[インターネット(字幕)] 7点(2023-04-23 17:23:13)《改行有》 10. 山河ノスタルジア 《ネタバレ》 ラスト、タオが昔を思い出すかのように踊るシーンがとっても素敵。 母親にも若い頃があった。 そして今は離れた場所にいる息子を想う。 ノスタルジアの何たるかを静かに語った逸品。 ジャ・ジャンクー監督の作品には、クセになる不思議な魅力を感じる。 特に音楽が印象に残る。[インターネット(字幕)] 8点(2023-03-19 23:28:31)《改行有》 11. サンザシの樹の下で 《ネタバレ》 森の中を二人で歩くシーン。 川を渡る際、男が女に手を差し伸べるが女は恥ずかしがって一度は手をつなぐことを拒否した。 すると男は木の枝を女に差し出し、女はその木の枝をつかみ、一緒に川を渡った。 川を渡った後もしばらく二人は木の枝の端っこと端っこを握り合って歩いていたが、女は少しずつ男の手の方へ握り手を近づけていき、最後は女の方から男の手を握りにいった。 このシーンは実に素敵だ。 チャン・イーモウ✖️チョウ・ドンユイにして、チョウ・ドンユイの記念すべきデビュー作。 ラブストーリーで片方を死なす結末は、個人的には好きにはなれないが、そこまでの二人の愛を紡ぐ数々のシーンは大好きだ。[DVD(字幕)] 8点(2022-12-11 15:21:47)《改行有》 12. 鬼が来た! 《ネタバレ》 ストーリーは重厚かつしっかりしているが、そこまで楽しくはなかった。 香川照之の熱演は光る。 ラストシーンはなかなかに強烈。[インターネット(字幕)] 6点(2022-12-04 20:51:59)《改行有》 13. 最愛の子 《ネタバレ》 子供の誘拐が中国で社会問題化してるかは知らないが、自分には実感の湧かない内容だった。 それと、いくら育ての親で夫が誘拐してきたのを知らなかったとしても、後から誘拐してきた子だと知ったなら、素直に諦めるべきだ。 という訳でいまいち感情移入できず、長く感じてしまった。[インターネット(字幕)] 4点(2022-11-20 21:16:43)《改行有》 14. 真夜中の五分前 《ネタバレ》 逆ナンされたと思いきや、その女は別の男が好きだった。 つまり、暇つぶしに弄ばれただけだ。 あといくら双子でも、見分けがつかないという設定は無理があるかな。 中国を舞台にしたラブストーリーならば、そこはやはり中国人が監督でないと味わいが出ない。 日本人監督の演出だと嘘くさくなる。[インターネット(字幕)] 4点(2022-11-19 08:41:26)《改行有》 15. 少年の君 《ネタバレ》 見ていて辛いシーンの連続だが、いじめの悲惨さを世に訴えるためには必要だったと思う。 いじめ撲滅という観点では良い映画になっている。 一方で、楽しめたかと言えばそうではない。 心が晴れる映画ではない。 今までのチョウ・ドンユイはかわいさで魅力を発揮していたが、本作では演技派としても女優の地位を確立した。 監督のデレク・ツァンもこれからの活躍がますます期待される。[インターネット(字幕)] 7点(2022-10-24 00:32:06)《改行有》 16. 鵞鳥湖の夜 《ネタバレ》 Yuki2Invyさんのレビューにもある通り、グイ・ルンメイの外見が問題だ。 髪の毛が短すぎるし、服装もまるで魅力がない。 雑多な夜の街とネオンが魅力的だっただけに、残念で仕方がない。 この作品は女優グイ・ルンメイにとって、マイナスにしかなってない気がする。[インターネット(字幕)] 6点(2022-10-01 21:46:03)《改行有》 17. ソウルメイト/七月と安生 《ネタバレ》 学生時代からの友情って、お互いが歳を重ねていくと、意外と脆くも崩れ去る。 お互いがお互いの人生を歩み出し、それぞれが異なった経験を重ねていくにつれ、学生時代の透き通った友人関係に少しずつ亀裂が入る。 やがてその亀裂は、決定的な決別へと繋がっていく。 そこに異性に対する恋愛が絡めば、更に関係が危うくなることは想像に難くない。 現実には亡くなったが、小説の中では生き続ける。 虚実が織り混ざっており、見てる途中で少し混乱したが、この結び方は実にいい。 話とは関係ないが、安生を演じた中国の国民的女優であるチョウ・ドンユイ、本作でその魅力を存分に発揮している。[インターネット(字幕)] 8点(2022-09-18 21:50:35)(良:1票) 《改行有》 18. あの子を探して 《ネタバレ》 主演の女の子の執念に敬服しました。 テレビ局長が眼鏡をかけていると聞いて、テレビ局の門から出てくる全ての眼鏡の男に声をかけます。 丸一日、それをやります。 夜には疲れ果てて、路上で寝てしまいます。 でも、翌日もテレビ局の門の前に居ました。 この執念が実り、局長の目にとまり、ハッピーエンドとなる訳です。 この当時の中国の惨状を映画を通して知ることが出来ました。 それだけでも、大変、興味深かったです。[インターネット(字幕)] 7点(2022-07-10 20:05:14)《改行有》 19. 恋する都市 5つの物語 《ネタバレ》 これは確実にハズレを引いてしまった自信がある! とにかくつまらないし、ほとんどロマンスを感じない。 しかも、無理にフランス風に作ってみたり、嘘くさい日本が出てきたりと、ニセモノ感も半端ない。 あと、これ女性向けなのかな? イケメンは沢山でてくるんだけど、女優陣が全く魅力なし! よくぞここまで、魅力のない女性を揃えたな!という感じ。 まんまとハズレ映画を引かされました。 完敗です![インターネット(字幕)] 3点(2022-04-30 22:49:01)《改行有》 20. LOVERS 《ネタバレ》 恋愛模様をCGとワイヤーアクションで表現しようとした試みは良いと思うが、映画そのものは全く良いとは思えなかった。 ストーリー展開も無理矢理感強く、しかも冗長。 それにしても、アンディ・ラウが気の毒過ぎるだろ! チャン・ツィイーは薄情過ぎるだろ! 金城武は、いいとこ取り過ぎるだろ![CS・衛星(字幕)] 2点(2021-07-24 12:56:10)《改行有》
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