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1. サンザシの樹の下で
《ネタバレ》 チャン・イーモウの純愛映画、好きです。
最後は結婚できないのか、いや引き裂かれるのか・・と単純に引き込まれました。
スン君が白血病で亡くなってしまうのは想像してなかったけど、
よくある難病ものとは感動が違うものに作り上げているのはさすが!です。
主人公の女の子。新人なんですね。
演技がどうの、という前に初々しくて細くて・・シンプルでいいですね。
たまたま満州時代の本を読んでおり、文革時代のことも出ていたので
余計重ねて想像がふくらみました。
[映画館(字幕)] 8点(2012-01-13 13:18:57)《改行有》
2. シャンハイ(2010)
《ネタバレ》 戦争前夜の暗いなかにも何とも言えない艶と猥雑で独特な雰囲気を醸し出している上海の夜。米、中、日の存在感ある俳優たち。話の中身も興味深い。
なのに観終わった後にぼんやりとして感動うすく、しかもごちゃまぜのなかに漂っていたのは何故なんだろう??と。
詰め込みすぎ、理解するのが大変なそれぞれの関係、一番はジョン・キューザック演ずる諜報員とコン・リー、渡辺健と菊地凜子のラブストーリーに真実味がちっとも感じられなかったことかな、と思ってます。
[映画館(字幕)] 6点(2012-01-13 13:10:04)《改行有》
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