|
1. 孫文の義士団
《ネタバレ》 2013.04.07鑑賞。人間ドラマとアクションがうまいことリンクした良い映画。どちらも自分が信じる正義のために戦っているのが良い。ただ、ちょっと長い。「七人の侍」と同じような構成だが、「七人の~」は長く感じなかったので、テンポが悪いのか、それとも引きが無かったのかどちらかだと思われる。[DVD(字幕)] 7点(2013-04-07 17:44:21)(良:1票)
2. サンザシの樹の下で
《ネタバレ》 2011.08.16鑑賞。純愛を撮らせたらチャン・イーモウの右に出るものはない。なんてことはない話なのにぐいぐい引き込まれてしまい、ベタな仕草やセリフでも全て抵抗感なく吸収できてしまう。これを演出というのだろう。どこから見ても善人にしか見えない調査員と、8割方「う~ん」だが、ときおり見せる綾瀬はるか的なかわいさを見せる少女。これを演出というのだろう。でも、シーン間に入る黒字バックの説明文がどうも好きになれないので-1点。[映画館(字幕)] 9点(2011-08-17 19:54:31)
3. ラスト・ソルジャー(2010)
《ネタバレ》 MYTH(ドラゴン・キングダムも?)に続くジャッキーの武侠映画。中国でジャッキー映画史上最高の興行収入を獲得したということで公開を待ち望んだ1本です。ですが、あまり楽しめなかったです。娯楽性を追求しすぎるハリウッド映画への出演の反動のせいか、アジアで製作する映画は文芸色が強いですね(新宿インシデントなど)。個人的にはどんなに年をとっても役名そのままのチェン刑事が観たいんですよ。もちろん今回もジャッキー印のコメディーは健在です。狡猾なキャラなので、むしろ笑いのレベルは高かったです。ただストーリーとしてはもう一つ深みが欲しかった。「身寄りのない女」が消化不良で終わったり、将軍兄弟の葛藤ももう少し欲しいところ。ラストシーンもジャッキーの死ではなく、ジャッキーとの関わりを通じて秦との戦争を放棄した将軍の表情で終わることで後味のいい終わり方にして欲しいものだ。悲しすぎてエンドロールのNG集に頭が切り替えできない。次作に期待。でも辛亥革命だもんなぁ。[映画館(字幕)] 5点(2010-12-18 01:40:37)
|