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プロフィール
コメント数 2288
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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【製作国 : 中国 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ベスト・キッド(2010) 《ネタバレ》  思っていたよりかなり面白かったです。  まず主役のドレ君(ジェイデン・スミス)が良い。ジャッキーは言わずもがな。ヒロインも良かった。美人ではないけれど、いつもにこにこしていてチャーミング。ドレ君が彼女を好きになるのもよくわかります。ドレ君のライバルたちも良い感じに憎たらしくて良い。  大人数で一人をボコるのは良くない。そういう構図を作ることで『男の子達=悪者』というイメージを植え付けることには成功しています。ですが汚水をぶっかけるなどドレ君はドレ君でやり返しちゃうタイプ。そりゃあ報復されます。  だからまさに子供の喧嘩を見せられるわけですが、ジャッキーと特訓が始まってからはそーゆー雑味がなくなります。純粋にカンフーもの、スポコンものとして見ごたえがあります。ユニークな特訓の数々は見ていて楽しいものばかりで退屈することがありません。  最初は上着を脱ぐ。落とす。かける。の動作をひたすら繰り返すだけ。ドレ君じゃなくても嫌になっちゃいます。ですがそっから先が面白い。今までやらされていたことは罰ではなくカンフーの特訓だった。突然その成果が姿を現すシーンは否が応にも盛り上がります。そっから先は細かいカット割りで矢継ぎ早に映し出される特訓の数々。ドレ君が強くなっていく様子にテンションが上がります。そして待ちに待った天下一武闘会。ドラゴンボール世代にとって、この展開は最高に熱い。  唯一の不満点は相手のクソコーチへの制裁がないこと。せめてクソコーチを見限った少年たちが、最後にジャッキーのもとでドレ君といっしょに修業する様子なんかがあればより良かったかと。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2021-09-25 12:23:48)《改行有》

2.  ワイルド・スピード/SKY MISSION 《ネタバレ》  前作の『EUROMISSION』より良かったが、『MEGAMAX』には敵わないという印象。それでも『MEGAMAX』に匹敵する面白さということで8点。  今作では、より少年漫画のようなノリが強くなりました。  主人公メンバーにそれぞれ因縁の相手みたいなのができます。  『ドムVデッカード』。『ブライアン』VS『キエット』。レティやテジにも少しではありますが、見せ場があって嬉しい。  お気に入りのローマン・ピアースだけが、完全にお笑い担当に成り下がっちゃってますね。それはそれで良いのですが、彼にもお笑い以外での見せ場が欲しいところです。  今作は車だけでなく、格闘シーンも今までで一番スピード感を感じます。  カーレースも相変わらずの迫力。初期の頃が懐かしくなるくらい何でもありの世界へ。そろそろネタも尽きるのではないかと思っていたのですが、無人戦闘機と公道でバトルさせるとは恐れ入ります。  ストーリーはゴリ押しも良いところで、ここまでくると笑っちゃいますね。  デッカード・ショウを探すために危険を冒して『神の目』と『ラムジー』を奪還するドミニクチーム。  そしてその奪還ミッションの最中に襲い掛かるデッカード。  ん?何かおかしくないですか?デッカードいるやん。・・・とか考えたらダメなんでしょうね。これは考えたら負けですね。  まあ結果、奪還ミッションのせいでいたずらに敵を増やしただけっていうのが笑ってしまいますが。  このシリーズでストーリーにつっこみを入れるのはもはやご法度であり野暮ってもんでしょう。  細かいところも細かくないところも、海のように広い心でさらっと受け流し、数々のアクションを何も考えずに楽しんでいれば、こんなに面白いシリーズはないんですから。  それにしてもデッカード、まるでターミネーターみたいです。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-11-17 15:04:49)(良:1票) 《改行有》

3.  ジュラシック・ワールド 《ネタバレ》  映画館で見られなかったことをこんなに後悔するのは初めてかもしれません。  ああ、映画館で見たかった・・・。でもブルーレイでも、まじで恐竜がいっぱいだったので大満足です。  オープニングで、テーマパークへの入場を疑似体験。このわくわく感がたまらない。  『こんなテーマパークがあるのなら、自分も行ってみたい。』そう思わせるほどの感動です。  この感覚は、ハリー・ポッターの1作目にも通じるものがあります。  『これからなにが始まるんだろう』という期待感。それがこの作品にはあります。  草食恐竜と大自然に癒され、感動し、肉食恐竜に恐怖する。これこそが恐竜エンターテイメントでしょう。  パニックものとしても定石を踏んでおり、安定した完成度を見せています。  序盤はまだのんきに構えているんですよね。  『警戒レベルを1に』とかほざいちゃって。麻酔銃で何とかしようとしちゃって。スタッフはみーんな『まさか』と思っていて、そんなに危機感を感じていない、それが後半へのパニックへとつながっていく。この辺の演出は結構巧みだと思いますよ。  『麻酔部隊』全滅、ヘリ墜落、プテラノドン脱走。スタッフの顔色がどんどん変わっていくわけです。この辺りが好きですね~。お約束好きの私にはたまらんのです。  今作では、登場人物たちの感情の動きが、セリフや表情によく表れているようです。感情が見えると、こちらもより物語に入り込みやすく臨場感が出て面白さが増します。  確かにこーゆーパニックものでは、登場人物たちの馬鹿な行動は非難されがちです。ですが個人的には人間らしくて好きなんですよね。ここで完璧な対応ばかりされたら、ATMみたいで引いてしまうかもしれません。油断、慢心から生じるジャッジミス。人間らしくて嫌いじゃないです。  『檻から出てったと思い込む』『ラプトルをインドミナレックスと戦わせる』すべて人間の慢心から生じるもので、無いとは言い切れません。  個人的には、そんなことより突然昼から夜に変わったことのほうに違和感を覚えます。せめて夕焼けのシーンくらい欲しいですかね。  それに、恐竜に知性を与えすぎたり、殺すことそのものを楽しんだり、あまり擬人化させすぎちゃうのが好きではありません。  あくまで〝太古の生き物が現代に蘇る〟という夢のようなシチュエーションにロマンがあるのだと思います。  いろいろ文句も書いちゃいましたが、随所にユーモアをちりばめていて、恐竜エンターテイメントしての『怖さ』と『面白さ』の両方をしっかりと見せてくれました。  『あ、ボーイフレンドがいるんで』  唯一既成のパターンを崩す名場面です。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-11-01 12:27:12)《改行有》

4.  ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 《ネタバレ》  やばい、見てからまだ数日しか経っていないのに、もう内容を忘れかけてきている気がする・・・。  えっと、ジャック・リーチャーが逮捕されそうになったけど、逆になんか捕まえて・・・。  で、ターナー少佐っていう女性軍人ナンパして・・・。  会いに行ったらターナー少佐スパイ容疑で捕まってて・・・。  で、ジャック・リーチャーには弁護士殺害の容疑がかかって・・・。  ジャック・リーチャー捕まって。でも脱獄して。ついでにターナー少佐も脱獄させて。  あ、そうだ。ジャック・リーチャーには実は娘がいましたみたいな。  この娘も殺されそうになったから保護して・・・。  3人で仲良く逃避行する物語だ~。良かった、思い出せて。  なんかターナー少佐とのバディものみたいになって、個人的にはその辺が前作より面白かったかなと。  ただミステリー要素は薄味。はっとするようなサプライズはありませんでしたね~。  要はアメリカと契約を打ち切られた軍事企業が、武器を横流ししたり、その証拠を掴もうとした人たちを暗殺したり、武器に麻薬仕込んで密輸したりとやりたい放題。それをジャック・リーチャーが成敗するってだけのお話。  軍事企業と、その企業が雇っている殺し屋と、軍の腐りきった上層部がみんなグル。なかなかの巨悪。そこは良かったかなと。  終始ウロチョロしていた娘もどきも、なかなかのハラハラ要員で良いスパイスになっていました。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-10-23 03:09:48)《改行有》

5.  セブンス・サン ~魔使いの弟子~ 《ネタバレ》  こーゆーRPGのような世界観の映画はハズレも多く、それがわかっていてもついつい見ちゃうのはドラクエ世代だから。ファイナルファンタジー世代だから。このジャンルには心惹かれてしまいます。それに、『この映画はアタリかも』という期待もあります。  で、今作。数多くある同ジャンルの映画のなかでは、どちらかと言えばアタリだと思います。もちろん、この世界観にそもそも興味がない人にまでウケルような、そんな映画ではございません。  野良ゴーストやボガートなどのクリーチャー。あ、スケルトンナイトみたいなのに襲われるのも良かったですね。まぁなぜそんな物騒なモンスターが家のなかにいるんだとか、そーゆー疑問はすべてスルーされていますが。  魔女軍団も、熊や豹や竜に変身したり、4本腕で剣をふるったり、個性あふれるキャラクターたちがなかなか楽しませてくれます。  ヒロインが魔女サイドってのも良い。禁断の恋的な盛りあがり。自分が思春期だったらドキドキしちゃうシチュエーションです。  ヒロイン魔女アリシアを演じるアリシア・ヴィキャンデルさん、とってもキュートで魅力的。主人公のトム・ウォードを演じるベン・バーンズも負けず劣らずのイケメン。まさに美男美女カップル。ラストは二人別れちゃいましたが、アリスがトムの馬に跨って、2人で旅に出るような終わり方でも良かったんじゃないかな。  この映画で難を言うなら、魔使いグループの攻撃のレパートリーの乏しさでしょうか。杖や剣をぶん回すだけ。ときどき投げナイフ。多種多様な魔女軍勢やクリーチャーたちに対し、あまりに貧相。終盤は、ペンダントの力と杖の力がリンクして、杖でつつくだけで魔女の幹部たちが灰になっちゃうチート仕様。せっかく訓練のシーンに尺をとったのに、戦闘面での主人公の成長が感じられないのでカタルシスに欠けます。最後、杖の先からぼっと火が出て、マルキンを焼くシーンはチャッカマンかよって思っちゃいました。  主人公たちにもう少し華のある闘いをさせてほしかったものです。  [ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-09-19 14:31:51)《改行有》

6.  LOOPER/ルーパー 《ネタバレ》  タイムトラベル系SFにしてはかなりわかりやすい。ただし細かいことを考えないことが条件。  前半はサスペンス色がかなり強め。ルーパーを逃してしまった親友セスが処刑されていくのは、なかなかのホラー。直接的な描写はありませんが、オールドセスの体が次々と欠けていくことで、セスの身に恐ろしいことが起こっているのを視聴者に連想させます。この映画で一番恐ろしくも、一番良かったシーンかもしれません。それに、失敗するとただでは済まないことを印象付けるうえでも効果的です。  おおまかな設定は、未来では殺人を犯すと必ず捕まってしまうため、過去にターゲットを送り込んで、過去の人間に始末してもらうというもの。その始末屋がルーパー。  この映画では過去=現在の時間軸としてストーリーが展開される。欲を出して未来のシーンも放り込んでごちゃごちゃになっちゃうよりよほど良いです。  もうひとつの設定がTKと呼ばれる、全人類の10パーセントが目覚めたサイキック能力。SF感を出すためのアクセサリー的な設定かと思いきや、終盤この設定が大きな意味を持ち始めます。これには賛否両論あるみたいですが、個人的には物語を多重構造にできて面白かったんじゃないかと思っています。  唯一の難点は、ジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスがどうしても同一人物には見えないことか・・・。とくに後半、ブルース・ウィリスが暴れだしちゃうと、もうダイ・ハードにしか見えない・・・。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-09-17 17:51:38)(良:1票) 《改行有》

7.  ドラゴン・キングダム 《ネタバレ》  これはもう映画の出来がどうとかいう問題じゃないです。ジャッキー・チェンとジェット・リーの共演。これに尽きます。ジャッキーとジェット・リーのバトルが見られるなんて嬉しすぎるじゃないですか。  それにしてもジャッキー。老いたとはいえこの体さばき。さすがです。  ストーリーは『ベスト・キッド』、いや、『史上最強の弟子ケンイチ』か。わかりやすい成長サクセスストーリー。テイストはファンタジーアクション。で、RPGの要素もあり。結構盛り沢山ですが、単純に楽しめる内容なのが逆に良い。  仲間はジェット・リー、ジャッキーに加え、謎の美少女拳士。もの凄いご都合主義で、有無を言わさず増えていく仲間たち。そして皆わけもなく協力的。ジェット・リーはともかく、残りの2人がなぜ力を貸してくれるのかは全くの謎。更には主人公の修行が終わるまで敵は襲ってこないという徹底ぶり。  でもそれでいーんです。  これはそーゆーエンターテイメント。  お約束の連続。既視感満載のストーリー展開。わかりきったオチや趣向を楽しむ、そーゆー時間なのです。  いじめっ子をやっつけるのも期待通り。期待以上のものはないけれど、期待通りでスカッとできる。  ラストは転生したスパロウと出会ってめでたしめでたし。[DVD(字幕)] 7点(2020-03-19 07:29:19)《改行有》

8.  イップ・マン 継承 《ネタバレ》  シリーズ3作品、ずっとイップマンを支え続けてきた奥さんが亡くなる、シリーズ中最も悲しい作品。  奥さんの看病をするイップマン。奥さんとダンスするイップマン。イップマンが奥さんとの思い出を振り返るクライマックスは、涙ナシでは見られません。  そしてアクション。3作品中最も豪華かもしれませんね。  お約束の、多対一の大乱闘あり。謎のタイ戦士とのバトルあり。マイク・タイソンとのバトルあり。更には、あのマックス・チャン演じるもう一人の詠春拳チョンとのバトルあり。見所盛り沢山。鑑賞中飽きるということはまず無いでしょう。  ストーリーも、すっきりしていてわかりやすい。  敵味方もはっきり分かれています。  ただ、前2作で描かれていた『抑圧された怒りの解放』からくるカタルシス、これは正直弱いです。  地上げ屋が小学校に乗り込んだり、火ぃつけたり。この辺は悪役全開でよかったのです。でも敵の準リーダー格の人間が、単なるチンピラ。大ボスのマイク・タイソンも、意外にクリーンファイトで決着をつけちゃいます。よって、イップマンが問答無用の鉄拳制裁って感じにはならないのですね。暴力、放火、子供の誘拐とやりたい放題やってきた悪行への制裁がなんか軽い。  つまりはアクションへの動機付けやストーリーテリングがきれいすぎて、パンチに欠ける内容になっちゃってます。もっと言うなら、物足りない。  ですので、この作品はイップマンの伝記的意味合いのほうが強いのかもしれませんね。  ちなみに、ブルース・リーのバトルが無かったのが個人的に残念でした。前作同様紹介だけで、本編にはからんでくれないのですね。[DVD(吹替)] 7点(2018-05-21 06:30:22)《改行有》

9.  ドラゴンxマッハ! 《ネタバレ》  前作SPLの続編となっていますが、ストーリー上のつながりはありません。前作で凄腕の殺し屋を演じたウー・ジン。今作では主人公の一人となり、逆にナイフ使いの殺し屋を圧倒します。そしてもう一人の主人公、トニー・ジャー。  タイトルとパッケージから連想するのは、夢のタッグ。そして軽快で爽快なカンフーエンターテイメント。  ですが実際は違います。これはSPLのシリーズですから。内容は臓器売買をメインとした、ドラッグ、拷問、なんでもありのえげつない作品。ポップなエンターテイメントとは程遠い内容です。  実際、二人がタッグを組むのは、物語も終盤になってから。  マッハシリーズでは、無敵の正義マンを演じたトニー・ジャーも、この作品ではその正義がなかなか表に出てきません。トニー・ジャー演じるチャイは、自分の上司が何か悪いことをしているのが、なんとなくわかります。でも妹のことがあるので反抗できません。  ウー・ジン演じるチーキットは、とにかく悲惨な目にあいまくり。敵につかまって、刑務所に入れられて、ずーと拷問。そんな状況で中盤、やっと携帯というチャンスをつかむ。でもこの携帯の電波がなかなか入らないんですね。  とゆーわけで、終盤、逆転に転じるまでは事態が全然好転しません。やきもきします。シリアスで真面目な作風なのはいいんですが、あまりにも焦らされるんです。  ただ、カンフーアクションはすごい。主人公の2人はもちろんですが、謎のナイフ使い。こいつが良い。更にはラスボス、マックス・チャン演じる刑務署長みたいな人。この人のアクションがとにかくきれい。チャイとチーキット相手に互角の戦いをするのだからアツイ。  決して見て損は無い映画ですが、まあまあ精神的に疲れるのでご注意。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2018-05-20 18:13:52)《改行有》

10.  イップ・マン 序章 《ネタバレ》  カンフー映画と言えばジャッキー・チェンにリー・リンチェイ、この二人の作品が大好きなのですが、ドニー・イェン、この人も凄いですね。スピード感あふれるカンフーアクションはジェット・リーを彷彿とさせます。  聖人君主であるイップマンも、ひとたび拳を握れば鬼のような強さ。切れ味鋭いカンフーが炸裂。誠実な人柄と鬼神のような強さとのギャップがたまらないです。  実話がベースになっているらしく、ストーリーは超マジメ。ちょっと真面目すぎるくらい。戦争が始まってからはかなり暗いテンションで最後まで突っ走るので、お気楽なエンタメムービーとは言えないかもしれません。爽快感あふれる勧善懲悪ストーリーを期待していたので、その辺は鑑賞時の気分とソリが合わなかったです。  前半、道場破りが次々と武館の館長たちと戦っていくシークエンス。その道場破りをたたきのめすイップマン。この辺のノリが一番好きです。後半も見応えはあるんですケドね。その辺は好みの問題です。[DVD(吹替)] 7点(2018-01-08 12:45:03)(良:2票) 《改行有》

11.  インファナル・アフェア 無間序曲 《ネタバレ》  残念ながら、1作目の緊迫感と衝撃には敵わず。  一番の原因は、潜入をしている二人がメインではないからでしょう。  ウォン警部とルク警部。マフィアのほうではサムとハウ。そしてサムの妻マリー。  そういった人物たちを中心に物語は展開していきます。  よって、前作のような衝撃のラストが待っているわけではないので、サスペンス色は弱めに感じます。  ですがクライムムービー、マフィアものとしては素晴らしい完成度で、見所が多いのは確かでしょう。  ただ、クライマックスが中盤くらいでいっきに押し寄せるため、終盤からラストにかけては消化試合のような雰囲気に。  この後半でラウとヤンがそれぞれの潜入を活かしたあっと驚く展開ストーリーが待っているかと思いきや、何もなし。前作の説明書的役割に落ち着いちゃってますね。  まあそれでも、ハウの2年分の証拠をきっちり集めたヤンは評価しましょう。  その一方で警察内部に潜入しているラウは果たして何の役に立っているのか?  そもそもラウを警察官に仕立て上げなくても、サムはウォン警部から情報を仕入れられるのだから、ラウ潜入の必要性がほとんど感じられないのは残念ですね。  怒涛のごとく死者の山を築いていく中盤から後半は、その勢いに圧倒されること間違いありません。  バイオレンスギャングムービーとしては良作、なんでしょうが、そうなってくるとあまり好きなジャンルではないんですよねー、これが。[DVD(字幕)] 7点(2016-11-13 04:29:55)(良:1票) 《改行有》

12.  MUSA-武士- 《ネタバレ》  明と高麗、それに元、3つの国が出てきますが、ストーリーはそんなに複雑でなくて良かったです。  明と元は仲が悪い。明と高麗もうまくいっていない。  じゃあ元と高麗で力を合わせれば良いのに、その元と高麗の優秀な武将達が殺し合う物語。悲しいのは、明の知らないところで、明とうまくいっていない二つの国が殺しあっているという現実です。これが戦の不思議。  もちろん、そこには『明の姫』というキーパーソンがいるわけですが。  『元から明の姫を救い出し、明に送り届ければ、明と高麗の関係修繕のきっかけになる。』  それはまあ、そうなんですけどね。  まるでいじめられっ子が、いじめっ子に気に入られるために、他の子とケンカをしているようで虚しい。  だからでしょうか。  最初から最後まで、登場人物の誰とも、心でわかりあえないのです。  もちろん、どの人物も個性的で魅力ある人物です。  将軍や、将軍の右腕のような武将も強いし。元奴隷のソヨルは鬼神の如き強さだし。アン・ソンギ演じるタイセイは沈着冷静なスナイパー。将軍や姫に噛み付くタイセイの弟も、なかなか光る脇役。  これだけの武将が、生き残るためにひたすら戦い続ける物語。  結末はともかく、その過程は大変見応えがあります。  ただ願わくば、もう少し力を合わせて、知恵を出し合ってほしかった。  それにやはり多勢に無勢ですね。  どんなに個人が奮戦しても、結局みんな死んでいく。辛いです。あんなに強いのに。  正直、みんな死ぬってわかっていたら見なかったかもしんないです。  なんだかんだ言って、姫を無事に送り届けて、高麗に帰るのだと、ずっと願っていました。[DVD(字幕)] 7点(2016-06-08 15:04:31)(良:1票) 《改行有》

13.  阿羅漢 《ネタバレ》  熱い。みんな熱いよ!  なりゆきまかせ、でたとこ勝負の90分!  ただもうアクションはすごいの一言☆  カンフー好き、アクション好きにはたまらないです。  ただこれだけは言わせてください。  「御仏」、「御仏」って、みんな口ばっかやん!  戦うの大好きですやん![DVD(字幕)] 7点(2012-11-25 03:40:38)《改行有》

14.  ジェイソン・ボーン 《ネタバレ》  ・・・旧3部作を見直してから見るべきだったかなぁ。ニッキーは旧3部作すべてに登場しているのに、何者だったのか全然覚えていない・・・。愛着があればニッキーの再登場に喜び、そしてその死に悲しみと憤りを感じることもできたのでしょうが、残念。  ボーンシリーズは、ボーンの無敵感と、あっと驚くような機転にすごく魅力を感じていた覚えがあるのですが、あれ?こんなもんでしたっけ?  そしてストーリーが決定的に面白くない。ボーンは過去をはっきりさせたいだけ。デューイはボーンが記憶を取り戻しちゃうと復讐されちゃうかもしんないから、先に殺っとけ?みたいな?ボーンもデューイも大義名分とは程遠い動機で、気持ちがノルはずもなく・・・。  例えば、『アイアンハンド』がどれだけやばい作戦で、もう自分のような工作員を増やしたくないボーンが一肌脱ぐ、みたいな内容だったらアツくなれたかも。  女CIAリーのビジュアルは最高。でも、CIAの重要な役職に就いている人が、CIAの重要機密をペラペラボーンに話しちゃうのはどうだろう。ちょっと引いてしまいます。あまりにボーンにとって都合が良すぎる味方キャラ。しかもそこまでのリスクを冒すほどの理由がリーにないまま、ボーンを手助けさせてしまっているのはホント良くない。  最後のカーチェイスはちょっとしつこい。そもそもプロの工作員が、私情でこんな派手なカーチェイスしちゃだめでしょ。  で、さんざん好き勝手やっておきながら、デューイとライバル工作員の最期は実にあっけないもの。ディープドリーム社とCIAの闇取引の暴露もうやむやにされたまま終幕。はあ、2時間見続けて、最後なんのカタルシスも得られないまま終わっちゃうとは。  う~ん、ディープドリーム社の社長をボーンが守るという展開にもっていっても良かった気がするんですけどねぇ。  ボーンの過去に決着をつける旧3部作。  なら今度は未来に目を向けたボーンシリーズにしてほしかったものですね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-06-24 01:23:29)《改行有》

15.  恋するシェフの最強レシピ 《ネタバレ》  いや、まあ嫌いではないんです、こーゆーテイストのラブコメ。ラブコメは王道が一番と思っている私とは相性が良いはずなんです。  例えば、お互いの素性を知らないまま、料理で会話をしているところなんか最高に楽しい。  女性シェフのほうが、料理を出している相手の正体に先に気づきます。それから自分の正体を必死に隠そうとしている様子がなんともかわいくて面白くて好き。  ただそこから先、しだいに王道から外れていっている気がするのです。  特に突然ふたりでラリッちゃう展開が意味わからない。  更に、突然家に来なくなる社長。唐突に出てくるライバル女シェフ。突然クビにされるキッチンスタッフ。  なんだかこの辺から話の展開が急に速くなるうえに雑になって、気持ちがついていきません。  前半~中盤のノリでいってくれたら最高に良かったのに…  一番不可解なのは、自分を含めてキッチンの従業員をとつぜん全員解雇するような男をよく好きになれるもんだと。  そこがまったく共感できなかったので、終盤はずっと醒めた目で見ていました。  クビにされた従業員たちほったらかしでかわいそうじゃないですか?  お互い近づかないようにするためのアイテムだったはずが、最後はお互いを見つけるためのアイテムに…  こーゆーアイテムの使い方、伏線の張り方はすきなんですけどね~[DVD(字幕)] 6点(2022-12-14 04:10:15)《改行有》

16.  スノーホワイト 氷の王国 《ネタバレ》  前作より好きかな~  前作は終盤が見られたもんじゃなかったからな~  少なくともこちらは最後まで飽きることなく見られます。  特にアクションはかなり良くなっていたように思います。  フレイヤの魔法の数々がかなり良い。  まあアナ雪と酷似してはいますが、同じ系統の魔法使いなので致し方ないでしょう。むしろアナ雪を実写化したとしたらこんな感じになるんじゃないかというのが楽しめてよかったです。  ただエリックやサラや他の戦士たちの存在感は希薄。  こーゆー映画はどうしても魔法使いのような特殊能力をもつキャラのほうが目立っちゃうので、戦士たちにも活躍の場を与えてほしい。  ラスボス戦で苦戦するのは仕方ないにしても、エリックは誰と戦ってもいつも苦戦しちゃって、どこが最強の戦士やねんって感じです。サラも好調なのは登場時だけで、他に良いとこありましたっけ?って感じ。  あとスノーホワイトが諸事情で出られないのは仕方がないにしても、ウィリアム王子は最後の戦いぐらいは駆けつけても良かったんじゃないでしょうかね。  スノーホワイトが全然出ないのに、タイトル『スノーホワイト』っていうのは笑うしかないですね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-11-29 18:14:30)《改行有》

17.  ミスター・ガラス 《ネタバレ》  ミスター・ガラスやビーストは仕方が無いにしても、ダンにまであんな最期を用意するとはひどすぎるんじゃなかろうか。  それもあって、映画自体は決して悪い出来ではないんですが、7点はつけられないかな・・・。  それにできることならオオサカタワーで戦ってほしかったっていうのもあります。  ずっと的外れなことを言っていた精神科医。実は秘密結社の人間で、すべて承知のうえだった…。ええ~、そのサプライズいります?逆に安っぽく、つまらなくなっていませんか?私は正直がっかりしました。  3人の特性を否定してきた精神科医に、3人がその実力を見せつけあっと言わせてほしかった。  『もちろん知っているから驚きはしないわ。』なんてスタンス面白くもなんともない。ありきたりでも良いから、わかりやすいカタルシスが欲しいのです。  3作連続で見たおかげで、回想シーンなどにぐっとくるものが多くて、そこはシリーズものの良さが出ていました。  息子やケイシーの再登場も嬉しい。シリーズものとしての完成度は高いと思います。あとは純粋な好みの問題で今作の評価は分かれると思います。  すべて施設内での攻防に終始したのは盛り上がらなかった原因の1つかもしれないですね。  やっぱこーゆー映画は劇中でのオーディエンスの存在は大事だと思います。  まあシャマラン監督に、盛り上げていこうという意思がそもそも無かったかもしれませんね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-09-12 02:37:52)《改行有》

18.  レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳 《ネタバレ》  ドニー・イェンのキレッキレのカンフーアクションが見られるのが良い。  マスクをつけて正体を隠すっていう一昔前のセンスが好き。こーゆーのを相変わらずかっこいいと思ってしまいます。  オープニングから圧倒的な強さを見せるドニー。もはやある種ヒーロー映画を見ているような高揚感があります。  ただ、そんなテイストを戒めるかのごとく、ストーリーは暗い。  戦友、盟友、同胞、ヒロイン、みーんな殺されます。妹はレイプされます。  日本軍は徹底的に悪役であり侵略者。中国は正義。そして中国は日本軍に敗け、どんどん侵略されるのでした。  もちろん私は日本人ですが、ここまではっきり日本人を極悪人に描かれるともはや清々しささえ感じます。それはもうドニーたちの応援をするわけです。  ですので、ドニーと刑事以外はみーんな不幸になっちゃうわけで、たとえ敵を殲滅しても、ハッピーエンドは望むべくもなく。アクション映画特有のカタルシスも弱ければ、ハッピーエンドで感じられる多幸感とは無縁の作品なのです。[DVD(吹替)] 6点(2021-02-18 05:55:11)《改行有》

19.  孫文の義士団 《ネタバレ》  ちょっと長いです。  かの有名な辛亥革命の前日譚。革命の指導者孫文来航。その目的は革命の打ち合わせ。清朝は孫文抹殺のため、暗殺部隊を送り込む。革命家達は孫文を守るため、影武者をたてる。ざっと言うとそんなストーリー。  未来の中国のため。父の無念を晴らすため。別れた妻と娘の生活を守るため。恩義を感じる者。ただ頼まれただけの者。それぞれの個人的な目的がちょっとリアル。  ただそこをリアルに描こうとしすぎて、前半が長く、重い雰囲気になってしまいました。  写真館の娘と婚約した青年をはじめとして、誰も彼も死亡フラグたちまくり。実際、そのほとんどが帰らぬ人となってしまう。  アクションは文句なしに素晴らしかったです。それぞれが抱える人間ドラマが、アクションの緊張感をより一層高めます。孫文が来てからのラスト40分の攻防は、手に汗握ります。有能で善良な人間が次々と命を散らしていきます。一般的なカンフーエンターテイメントとは、やっぱ違います。歴史ものや戦争ものは、内容が重くてちょっと苦手です。[DVD(字幕)] 6点(2020-05-21 00:21:11)《改行有》

20.  レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦― 《ネタバレ》  前編のDVD特典についている、今作の予告を見てしまいました。思っていたより予告が長かったです。結果、予告以上のものは出てきません。悪くはないです。後半から終盤にかけてはそりゃあ盛り上がります。一大決戦ですからね。火を使った戦は迫力があります。見応えがあります。バリエーションに富んでいて面白いです。ただ、そちらばかりに力を入れすぎて、甘 寧、張飛、関羽、趙雲といった英傑達の活躍シーンが少なすぎます。更には、数少ない彼らの活躍シーンが、1作目よりもスケールダウンしちゃうってのはいかがなものか。彼らの凄さが全く描けていません。これでは三国志を知らない人はもちろん、三国志が好きな人たちであっても楽しめない。中途半端な出来と言わざるを得ません。その割に、前半の蹴鞠のシークエンスによる尺の無駄遣い。なんだかバランスの悪い作品です。  龐統の連環の計や関羽が曹操を見逃すシーンなど、期待していたシーンもありません。不満を言えばきりがありませんが、こーゆー映画は好きだし三国志も好き。ですので私はそれなりの満足感を感じています。ですが好きなタイプの映画にも関わらず、途中で眠くなっちゃって、一回休憩を入れる羽目になったのもまた事実なのです。  1作目、2作目合わせて2時間30分くらいにまとめて、1本の映画として上映することは十分可能だったように思います。また、もしそうなっていれば、歴史に残る傑作になったかもしれません。[DVD(吹替)] 6点(2020-03-02 14:47:57)《改行有》

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