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41.  ある殺し屋 《ネタバレ》 小料理屋の主人でありながらもその裏では殺し屋という市川雷蔵扮する男がどう見ても殺し屋には見えないというそんな大きな欠点を良い意味で上手く利用し、そして、あのアパートの室内から見える外の景色、ギラギラした雰囲気、シャープな映像、何もかもが宮川一夫カメラマンの手にかかれば、ここまで見事に映し出されるのには頭が下がる。話そのものはそれほど面白いという感じはしないが、俳優陣の好演、特に脇を固める俳優陣、中でも野川由美子のあばずれ女ともう一人、成田三樹夫のお調子の良さ、ラストで全てを持っていてしまうあの台詞、市川雷蔵の台詞の真似をああもあっけらかんと言うなんて、私もついつい「お前は寅さんか!」て突っ込み入れてしまいました。それにしてもこの映画、いくら「殺し屋」てタイトルにもあるように殺し屋の映画だからって、お墓の前でしかも、あんなにも沢山、お金持ってるのに住んでる市川雷蔵の殺し屋、そんなんで良いのか?[ビデオ(邦画)] 7点(2007-09-21 22:39:03)

42.  秋津温泉 岡田茉莉子の映画出演百本目となる記念の作品てことらしいけど、この映画の岡田茉莉子の美しさは現代の日本の女性には欠けている。いや、欠けているというよりは欠けてしまった。失われてしまったと言った方が良いかもしれない美しさ、それはただ単に外見から溢れ出る美しさだけでない内面的な美しさ、人間の持っている感情表現の仕方にしても見せ方にしてもそう、上手く説明出来なくて申しわけありません。とにかく全てにおいて美しい。そんな岡田茉莉子ともう一人、これは確かにミスキャストかもしれない長門裕之の二人の互いの気持ち、お互い好きなくせにそれをなかなか言い出せない二人、相手のためになら死ねるという二人の気持ちが秋津温泉の地を背景にして、何とも美しい映像と共に見せる。話としての暗さ、最後も何か納得いかない結末ではあるけれど、美しい四季の香りと美しい音楽によって描かれていて、この映画はそんな美しい映像だけでも見ていて損はないと思う。それにしてもこの映画の岡田茉莉子の美しさときたら、言葉で表すのが難しいぐらいの美しさだし、岡田茉莉子という女優には温泉がよく似合う。そんなイメージを抱かせるそんな作品です。[DVD(邦画)] 7点(2007-09-09 14:49:23)(良:1票)

43.  あした来る人 《ネタバレ》 これ、観て思った。こういう駄目な男、優柔不断で女に弱く、何をやっても中途半端な駄目男を演じさせたら三橋達也の右に出る俳優はいないと思う。あの大傑作「洲崎パラダイス赤信号」を見ても解るようにこういう男が本当によく似合う。そんな三橋達也に対し二人の女、一人は奥さん(月丘夢路)、もう一人は別の男(山村聡)の愛人でありながらも忍び寄る異常なまでの怪しさと美しさの両方を持つ新珠三千代、何ともこれまたドロドロした雰囲気なのだが、川島雄三監督作品らしい才気と軽快さが少し薄い。いや、薄いというよりも無い。そこが不満ではあるが、これはこれでなかなか見応えのある出来にはなっている。二人の対照的な女性が見せる女としての哀しさとやるせない雰囲気がどことなく「洲崎パラダイス赤信号」に通じるものがある。ただ、やはりあっちに比べるとどこか弱い。川島雄三作品としてはけして、傑作の部類には入らないだろう![CS・衛星(邦画)] 7点(2007-06-12 22:39:26)

44.  赤毛 赤毛というタイトルそのままに赤い髪をしている三船敏郎の大将ぶりが醸し出す能天気な性格の中に見えるリーダーシップの姿こそこの時代の大将そのものではないかと見ていて感じることが出来る。自分を犠牲にしてまでも農民、平民の為に金持ちである武士達へと戦いを挑む姿が描かれています。前半、やや単調な感じがしなくもないが、後半のはちきれんばかりの力強さと岡本喜八監督の時代を読み取る力は流石!作品の雰囲気は喜劇的ではある。ところが観ていてこれは単なる喜劇ではない何か考えさせられる内容になっている。権力のあるもの、ないものとでは違う。やはり権力のある者の方が強い。しかし、権力で支配する人間に対して、立ち向かう為に何か行動を起こさなくては何も始まらない。そんな叫びというものが聞えてきそうだ![ビデオ(邦画)] 7点(2007-05-21 21:33:47)

45.  秋日和 小津監督によるこれはパロディ映画と言える作品!「晩春」の父と娘の関係を母と娘に設定を変え、「晩春」に比べるとコミカルではあるけど、出来としては「晩春」の方が断然、上です。小津監督らしいフレーズの面白さ、構図の素晴らしさ、味わい深さも見られるけど、母と娘ではやはり父と娘に比べるとどうしても盛り上がりに欠ける。原節子と司葉子の人間としての美しさ、感情的な心を上手く表現しているのともう一人、何と言っても岡田茉莉子が良かった。それとこの作品の中でも佐分利信が男達の中でも一際、目立ってる。[ビデオ(邦画)] 7点(2006-10-22 18:42:59)

46.  天城越え(1983) これはサスペンスというよりは、どちらかというと恋愛映画のような気がする。主演の田中裕子の美しさとエロッテックな雰囲気が怪しく、特に雨の中でびしょ濡れになっている時の田中裕子が怖いほど美しくて驚いた。一人の少年との大人と子供の物語の中で描かれるこの何とも残酷な話に何かやるせなさい気持ちになりました。[DVD(邦画)] 7点(2006-09-24 16:29:52)

47.  赤線地帯 溝口健二監督の遺作!売春防止が成立される直前の赤線の女達の戦い、人間ドラマとして描いたこの作品、女性達の美しさ、流石は溝口健二監督らしく美しく描く。しかし、作品の出来としては、それまでの溝口作品の代表的な傑作と比べてしまうと、どうしても見劣りしてしまいます。どの女優にしても、本当に美しく撮られているのには感心させられるし、中でも若尾文子の可愛さは圧倒的です。これだけ可愛い若尾文子を当時、この作品の助監督でもあり、後に若尾文子とのコンビで多くの作品を手がけることになる増村保造が近くで観てれば、それは間違いなく若尾文子に惚れるのも解る気がする。[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-09-02 16:40:33)

48.  アウトレイジ(2010) 北野武監督って本当にヤクザ映画が大好きなんだなあ!というのが、感想です。出てくる人物がどれもこれも、悪人としての怖さを十分に見せてくれている。面白いか?好きか?と聞かれると面白い事は面白いけど、好きか?というとそんなに好きにはなれない。デビュー作で見せた静けさの中に有る危険性、危うさとでも言うか?そういう物が今作品ではあまり感じられない。飛び交う台詞の多さによる悪役の多さよりも、映像としての怖さ、台詞に頼る事しなくても人間の怖さ、危険性等を見せる事が北野武監督なら絶対に出来る筈です。そう思うと不満のが多い。武作品としてはメジャーな作品、万人受けしやすく、解りやすい作品かもしれないけど北野武監督にはこの監督にしか撮れない作品を期待したいし、撮ってほしい。[DVD(邦画)] 6点(2016-11-08 20:13:30)(良:3票)

49.  阿修羅のごとく 《ネタバレ》 NHKのドラマも原作も全く見てません。そもそも私は向田作品が好きじゃない。だから期待もせずに観た。森田芳光監督死去のニュースを聞いて何日か経つわけだけど、これは観てないし、どうなのかな?ぐらいの気持ちで借りてきた。キャスティングに関しては素晴らしい。好きじゃない向田作品にしてはそれなりに楽しめたし、いや、思ったより楽しめた。大竹しのぶと桃井かおりの玄関先での壮絶なバトル、桃井かおりの放つピストルのおもちゃには噴出してしまった。黒木瞳の大人の色気、更に色気と言えば黒木瞳演じる長女の旦那を誘惑する女の木村佳乃の色気も忘れられなくなりそうなほどです。森田作品と言えば「ハル」ですっかりファンになってしまった深津絵里も良い。中村獅童演じるおかしな男にジャムパンが大好きなんです。大好きなんです。とか言っていきなり言われてそれでも一緒になることを選ぶなんて、何て良い女だ。深田恭子に関してはまあ、こんなもんかな?彼女には「下妻物語」の桃子のようなぶっとんだ役のが似合う。あっ、そうそう、四人の姉妹の母親役の八千草薫が如何にも昭和の良き母って感じで良い。女優陣に比べると男優陣は仲代達矢は良いが他がどうもいま一つ。小林薫の駄目ぷりも中途半端と言うか弱い。どうせ駄目男演じるならとことん駄目な男、例えば川島雄三監督の作品や成瀬巳喜男監督の作品に出てくる駄目男ぐらいの駄目ぷりが観たかった。小林薫の「女は阿修羅」って台詞を聞いて、なるほどね。女が阿修羅なら男は原だな?なんてくだらんことを思ってしまった。最後にもう少し!森田芳光監督「家族ゲーム」や「の・ようなもの」で見せた才気をもっと観たかった。良い役者と良い脚本にさえめぐり合えればまだまだ凄い映画を撮れるだけの実力はあるはず。それだけに61歳という若さでの死は残念です。ご冥福お祈り致します。[DVD(邦画)] 6点(2011-12-27 21:28:42)

50.  愛と死をみつめて 純愛映画として観れば予想していたよりも楽しめる。脇役がそれぞれの立場としての演技を難なくこなしていて、特に宇野重吉、やはりこの俳優は脇役として作品の中で主演の女優さんを上手くサポートし、一つの作品を見所のあるものにしている。主演の吉永小百合については、確かに美しい。でも、ちょっと健康的過ぎる気がしてならない。このような映画に果たして吉永小百合が適しているか?という意味でのちょっとした疑問!個人的には守ってあげたくなる女優ナンバーワンの芦川いづみの方が何だかしっくりくる。悪い映画でもないし、つまらなくもない。でも、やっぱり私には吉永小百合だと守ってあげたくなるようなものが感じられないのである。[DVD(邦画)] 6点(2010-12-26 18:57:50)

51.  網走番外地 望郷篇 《ネタバレ》 これは完全に「網走番外地」の中では別の世界、まるでマキノ映画的なノリの「昭和残侠伝」シリーズのパロディみたいな感じです。監督が監督だけにまあ、このお調子の良さ、あの変な男の口笛え「七つの子」の使い方、なんですか?任侠映画的な中に妙な人情、妙な笑い所などそれはそれで面白く見られるけれど、このシリーズ何本か見てきた感じたことは私は同じ高倉健主演なら「昭和残侠伝」シリーズの方が好きです。フランス映画の「望郷」と重なるラストシーン、色んな要素が散りばめられていて、それなりに楽しめる作品にはなってる。それにしても杉浦直樹の「七つの子」は違和感だらけです。「七つの子」を聞くと私にはどうしても「二十四の瞳」が真っ先に頭に浮かんできてしまい、複雑な気持ちにさせられてしまう。アウトローなのに妙に人情臭く、これこそが石井輝男作品なのかなあ?[DVD(邦画)] 6点(2010-11-24 21:46:43)

52.  網走番外地 荒野の対決 タイトルに「荒野」とあるように今回は西部劇的な雰囲気が全体を包み込み、任侠映画的な面白さも一応、あるにはあるが何か物足りない。高倉健のかっこ良さは相変わらずだし、それはどの作品の高倉健を見ても言えることなのだが、作品全体のテンポと緊張感やらがいま一つなために、折角の面白そうな題材も生かし切れていない感じがする。つまらなくはないし、それなりに楽しめる。でも、やはり物足りない。[DVD(邦画)] 6点(2010-08-16 22:11:11)

53.  あ、春 何となく不思議な感じが漂う。良く言えば家族とは何か?て映画であり、そういう意味では色々と考えさせられたり、しかし、悪く言えば相米慎二監督にしては、普通すぎる。作品全体に力強さが感じられない。タイトルにある「春」の空気とでも言うべきか?は感じられる。家族の再生がテーマなのだろうけど、どの登場人物も人が良すぎる。はっきり言えばお人よしの塊、集団なのである。地味な内容なことは承知の上で、私の好きな相米慎二作品とは違う違和感、上手く言えないのだが、何か違う気がしてならない。個性的な人間、登場人物それぞれの面白さなどはそれなりに伝わるし、つまらない映画でもない。ただやはり何かが違う。その何かはおそらく相米慎二監督自身も感じていたように思えてならない。確かこの作品は相米慎二監督の最後から二つ目の作品である。この映画の中で描かれている「家族」「人間の死」といったものを見て、ひょっして、既にこの時から相米慎二監督は自分が重い病に冒されていたのではないかと?何となくそんな気がしてしまうのは私だけだろうか?[ビデオ(邦画)] 6点(2010-05-01 17:50:05)

54.  悪名一番勝負 《ネタバレ》 このシリーズの最終作品となる今作は監督がマキノ雅弘監督というだけあって、まるで同じマキノ雅弘監督の撮った別のシリーズ、高倉健主演の「昭和残侠伝」や「日本侠客伝」や「日本残侠伝」シリーズぽい雰囲気が最初からして漂う。マキノ雅弘監督らしいテンポの良さで見せてくれる反面、やはり「悪名」シリーズと言えば欠かせない田宮二郎の不在は物足りないし、勝新演じる朝吉が自分の頭を突き出して、どつけ!とやる所は確かにかっこ良いがラスト、殺された政吉(田村高廣)の敵討ちとばかりに乗り込む場面、あれって、まんま高倉健主演の任侠ものを勝新に置き換えて見せてるだけだと感じてしまう。そんな中にあって、津川雅彦のキャラ、あのしゃべり方は「次郎長三国志」シリーズの石松みたいで、森繁久彌ファンとしては監督からの石松への愛情みたいなものが感じられて嬉しい。 私も津川雅彦をもう少し見たかった気がする。マキノ雅弘監督以外の監督ならば7点、いや、8点付けてもとは思うけど、やはりマキノ雅弘監督作品としては物足りないので6点という低い点数になってしまう。最後に勝新主演によるこれとは別のマキノ雅弘映画ももっともっと撮って欲しかったし、見たい。[DVD(邦画)] 6点(2010-01-10 18:15:37)

55.  網走番外地 南国の対決 《ネタバレ》 凄いタイトルだ!タイトルに網走とあるのに、なんで南国?このタイトルが一番、可笑しい。タイトルで笑わせて中身は意外としんみりしている。一人の少年と母親の再会というロードムービー的要素を絡めたり、その再会シーンでの健さん、真面目な顔して笑える台詞を放つ。三原葉子のあのけばい母に対し、逃げる息子、流石イチローだけあって足は速い。そして、健さん、逃げられたまま何も出来ないでいる母に対して、「でももストライキもねえよ」だっけ?あまりにも真面目な顔して言うもんだから笑ってしまう。作品全体の作りとしてはもう、滅茶苦茶で、結局のところ、最後まで網走なんて回想シーンに出てくるきりでほとんど出てこないし、対決シーンもあまりにもあっけなく勝負が済んでしまって物足りないし、まあ、そんな中、高倉健というこの俳優のかっこ良さ、やっぱり健さんにはピストルなんて似合いません。健さんが敵に乗り込む時の姿などどこか「昭和残侠伝」シリーズの花田秀次郎みたいでかっこ良く、他の男達がみんな、弱くて情けなく感じてしまう。(健さん以外で唯一かっこ良かったのがアラカンこと嵐寛寿郎)そうそう、この作品でも大原麗子、可愛いし、なんですか?あの胸をやたらと強調した服装は?思わず眼がそっちに行ってしまいました。ごめんさない。[DVD(邦画)] 6点(2009-09-16 20:05:54)

56.  雨あがる これは公開当時、映画館で観ました。それ以来、一度も観てない。内容もかなり度忘れしてしまっている。ただ黒沢明監督の晩年の作品に感じられた説教臭さが抜け、良い意味で如何にも日本映画的、しかし、悪く言えばあまりにも黒沢組ばかり集め、時代劇にさほど興味も無いような人にまでただ黒沢明という名前だけで観客を惹きつけようという嫌らしさが感じられてならない。タイトル通りの雨上がりの後の晴々とした雰囲気は感じることが出来た。それにしても昨今の日本映画関係者はどうして、黒沢明監督の雰囲気ばかり追いかけるのか?と言いたい。黒沢映画の真似せずにもっとオリジナルとしての映画作りというものを大事にして頂きたい。良い映画だとは思うけど、色んな意味で引っ掛ってしまいこれよりは高い点数は付けられません。[映画館(邦画)] 6点(2009-08-30 20:24:54)

57.  網走番外地 北海篇 《ネタバレ》 高倉健は文句なくかっこいい。大原麗子の可愛いさも抜群!刑務所内でのオカマのやりとりやら、刑務所から出た後の展開など見所もあるが、如何せんB級映画ならではの臭い演出、それはあの音楽にしてもそうである。ロードムービーなのか?アクションものなのか?結局はどっちに重点を起きたいのか今一つな感じがしてしまいます。高倉健が小沢栄太郎の所へと乗り込んで行く時の高倉健が昭和残侠伝シリーズの花田秀次を思わせる。それはそうと刑務所ってあんなにもホモが多い所なのか?それと田中邦衛はいつ見ても、何を見ても「北の国から」の五郎さんみたいな口調だなあ! [DVD(邦画)] 6点(2009-08-20 21:02:46)《改行有》

58.  明日ある限り あの名作「二十四の瞳」と同じ作家の壷井栄の原作による映画化!流石に「二十四の瞳」には及ばないし、敵う筈がなく、香川京子の熱演ぶり、豊田四郎監督の大人の味わいを感じさせる丁寧な仕事ぶりなどは見られるが、娘の話に重点が置かれ過ぎていて、それも星由利子の演技もだが見ていて自分の眼の見えない事を理由に色々と言い過ぎなのも何だか引っ掛かり感情移入しずらかった。良い話ではあるが好きかと言われると困る。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-02-20 23:04:48)《改行有》

59.  暁の脱走 脚本に黒澤明って名前があるだけあって、物凄く男臭さを感じる。更に戦争ものでありつつも、雰囲気は完全に西部劇です。ジョン・フォード監督を尊敬するだけあって、とにかく風景、描写といい、何から何まで西部劇です。戦時中における男、池部良と女、山口淑子の恋愛模様が繰り広げられる中にあって、小沢栄(後の小沢栄太郎)の副官の何とも嫌な奴ぶりは凄まじい。あの嫌な男ぶり、悪人ぶりは「妻は告白する」の滝川亮吉以上です。これだけ女を敵に回す嫌な奴を演じて似合う。ハマル俳優は他にはいないと思えるぐらいの悪人ぶり!この小沢栄の悪人ぶりがあまりにも際立っていて、他の俳優の存在感が薄く思えるなど欠点も多い。また、力作なのかもしれないけど、個人的感想としてはそれほど好みの作品ではない。それはそうと、やはりここでも若山セツ子は可愛かった。[CS・衛星(邦画)] 6点(2008-05-04 14:39:17)

60.  暗黒街の対決 岡本喜八監督らしいと言えば確かにその通りなんだろうけど、アクションシーンの切れ味の良さなど見所もあるし、つまらなくもない。ただ、何か物足りなさが残る。三船敏郎に絡む鶴田浩二が刑事もののアクションものなのに、まるで任侠映画の時とほとんど変わらないのが気になって仕方ない。岡本喜八監督の作品の常連さんがここでも見られるのは嬉しいが、岡本喜八作品としてはごく普通の感じにしか思えない。司葉子のあのママ役もちょっと違和感が残る。所々、笑えるものの、あと、一押し足りない。けして、つまらなくはないのでこの点数ですが、岡本喜八作品としてはやはり普通の感じがする。[ビデオ(邦画)] 6点(2008-04-28 15:57:14)

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