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1. 雨あがる
黒澤映画の雰囲気はよく出ていましたが、ストーリー的にもこじんまりとした内容で地味な印象を受けました。主演の寺尾聰はまずまずの印象ですが、殿様役の三船史郎は父親とよく似ていますが、迫力がないというか演技がいまひとつで・・・。宮崎美子はよかったですね。「何をしたかではなく、何のためにしたかが大事」というセリフが印象に残りました。[DVD(字幕)] 6点(2007-04-03 18:12:24)
2. 明日の記憶
若年性アルツハイマーという重たいテーマと「トリック」の堤幸彦監督の組み合わせに正直不安がありましたが、全くの杞憂で、感動する作品に仕上がっています。
まず主演の渡辺謙ですが、自身の過去の病気での経験も生きているのでしょうが、まさに迫真の演技で圧倒されました。またそれを支える妻を演じた樋口可南子の凛とした演技も素晴らしいです。その他の脇役の方々も見事な演技だったと思います。[DVD(字幕)] 8点(2006-12-11 09:01:53)《改行有》
3. 阿修羅城の瞳
結構楽しく観ることができました。CGが安っぽいのは予算の問題だと思うので目をつぶれば、全体的によかったです。市川染吾郎ってけっこういい役者なんですね。将来的には父親を超えるような気がします。また宮沢りえはやっぱりすばらしい女優さんです。注文をつけるとすればもうちょっと時間が短い方がよかったかと思います。[DVD(字幕)] 7点(2005-10-31 08:37:39)
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