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コメント数 982
性別 女性

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  秋津温泉 戦争をはさんでつかず離れずの微妙な男女関係の17年間が秋津温泉を舞台に描かれる。17歳の明るく健康的な新子(岡田)が17年後に疲れ果て絶望の末にたどるラストは痛ましい。はつらつとした女学生からしっとりとした女性まで美しく魅力的に 見せる岡田茉莉子が終始素晴らしい。これは成島東一郎の撮影も効果的だったかもしれない。斜め頭上から、あるいは下から、ロングショットでと変化のある構図が印象的で美しい。若いときの着物姿に真っ赤なマフラーとか赤の使い方も素敵。 ただこの相手の周作(長門)という男が無責任でいい加減なのに彼女はずっと執着し続けて身を滅ぼす、というのがなんだか腑に落ちない。 出合った頃心中を持ちかけるほど生きる気力のなかった男は新子の生気に助けられたのに、17年後に立場が逆転した時男は新子の気持ちに気づく風もなく適当な慰めを言う。そんな周作は腹立たしいが長門裕之のダメ男ぶりは悪くなかったと思う。 7点(2004-11-27 19:49:02)(良:1票) 《改行有》

2.  愛と死をみつめて 今まで日活青春コンビが演じたヒット曲がらみの泣かせる話、程度に思ってて見たことがなかったんですがこれは見てビックリ、そういうのにありがちなあざとさを感じさせない真摯な純愛映画でした。 顔の半分を切り取るというこの上なく残酷で理不尽な運命に見舞われながらも最後まで気高く生きた道子さん、辛い彼女を真心で支え続けた実さんの実話が切なくてもうボロボロに泣けました。大泣き映画というジャンルがあれば ベスト10に入れたい。小百合さんの朗読する日記にも胸を打たれるのですが、これほど切々と心に響くナレーションもそうそう聞けるものではありません。公開年がこの話の時に近いので早いなぁ、、と思いましたら、映画の企画は彼女の生存中に始まってたのだと友人に聞きました。小百合さんは道子さんと面会もしてたのだそうで、作品からも道子さんへの熱い思いが感じられます。 相手役の浜田光夫も好演で二人の純粋な生き方には今見ても感動させられます。 8点(2004-11-16 21:41:28)(良:1票) 《改行有》

3.  天城越え(1983) 連行されるハナを涙ながらに見つめる少年に、ハナは全てを悟って許し声なき声で「さようなら」と言っている。 山道を裸足で歩くハナの足元といい、スローモーションで繰り返される映像が美しくとても印象強い。 映像と田中裕子が素晴らしいので、サスペンスで話が分かっていても繰り返し見られる。 残念なのはやはり渡瀬恒彦の老人演技に無理があってまずかったこと。8点(2004-10-20 15:26:03)《改行有》

4.  アドレナリンドライブ 石田ひかりは最初のオドオド不細工女から、大金を手に入れてから大胆で可愛い女へ変身していくところ、安藤クンの小心男ぶりなどが印象的。現実離れしたハチャメチャなお話はちょっとついていけない気もするが、そのあたりを割り切って見れば案外面白いのかも。5点(2004-09-21 15:46:08)

5.  阿弥陀堂だより 北林谷栄がお目当て。若いときからフケ役だった彼女だが、本当に高齢老人になった今その演技を越えた境地にあるような自然さが素晴らしい。ヨボヨボかと思わせてパッと座布団を投げたりするなんぞ、まだまだとてもお元気そうで嬉しいです。作品で気になったのは現代の話なのに村の子供が昭和30年代かと思われるような描き方で、嘘っぽくて作為的だったこと。セリフのない小西真奈美ちゃんの笑顔がとても素敵で存在感があった。6点(2004-08-01 19:21:35)

6.  赤い橋の下のぬるい水 監督が遊び心満点で作ったような風変わりな作品。なにやら意味不明なセックスシーンだったが、あの多量の水は羊水のような感じもする。人間が生まれる前の胎内での暖かく気持ちのいい場所。命をはぐくみ育てる神秘的な水。とするとさしずめ清水美砂は母性の象徴か。そのせいか性描写もおおらかでいやらしさを感じさせない。5点(2004-06-15 13:18:29)

7.  アフガン零年 これは「映画」であってドキュメンタリーではない。素人が演じているがこれも監督が演技指導をして「演技」しているのだ。それでもこれは現実のアフガニスタンという国を多分忠実に、半ばドキュメンタリーのように描いている。カブールの町は至る所が破壊され、人々はタリバンの恐怖に怯え、女性に人権はなく家畜並みの扱いをされ、幼い少年までタリバンに駆り出され兵士にさせられる。こんな様子を見るとたとえどんな状況にあろうとも、平和な日本に暮らしていることを心から感謝するだろう。そして同じ地球上でこんな悲惨な暮らしを強いられている人たちがいることに強い憤りを感じる。映画ではオサマにも国の状況にも救いも光もなかった。これは現実のアフガニスタンという国の置かれた状況がそういう閉塞的な状態ということなのだろう。こういう中で祖母が「人はみな同じ」と語る言葉は印象深い。イラクばかりに目が向いている今、忘れられたようなアフガニスタンからの声としてとても意義深いものがある。NHKが協力して作ったので完成前にメーキングビデオのようなドキュメント(オサマ)が放送されたのを見ていた。主役のオサマを演じた女の子も日々の暮らしに困窮する状態だったというが、他の子供ともどもこの映画に出演することで収入も得て今は学校にも通えるようになったそうです。混乱のアフガニスタンで作られた初めての映画というだけでもとても意義深く、点などは意味がないようでどうつけていいのか分からない。現状を伝えるという意味ではインパクトも大きく、これはぜひ多くの人に見て欲しいと思う。9点(2004-03-01 16:40:37)(良:2票)

8.  秋日和 「晩春」で父娘の結婚話だったのが、これは母娘で同じような娘の結婚話。亡くなった父親の友人たちが娘の結婚話のおせっかいをするのだが、残される憧れだった美人の母をそのうちの一人がもらっちゃおう、と都合よく画策する。時に小津作品には男性優位が覗くのを感じてしまう。女は男に都合のいい道具扱い程度の存在に描かれてたり、家庭で妻は夫が脱ぎ捨てた背広を拾って片付けてるなど、妻は召使のように世話を焼いていたりする。ユーモラスな会話といわれるおじさんたちの会話はセクハラまがいのいやらしさが覗いて気になる。6点(2004-02-07 16:43:59)

9.  青い山脈(1949) 戦後4年でまだまだ復興途上の日本。戦争から帰ってきた池部良や、杉葉子が高校生・女学生というにはちょっとトウがたってる気がするが明るく爽やかな青春映画になっている。田舎町の個性豊かな様々な人物が繰り広げる話は、正義や民主主義を取り込んでユーモラスで楽しい。懐メロスタンダードの「青い山脈」の、明るく軽快な歌はこの映画の気分を最もよく表している。私もこの歌 大好きです。8点(2004-02-07 15:15:10)(良:2票)

10.  雨あがる いい話なんでしょうがが役者がいけません。三船史郎の殿様を筆頭に城侍の吉岡秀隆なども全く侍に見えずミスキャスト。雨宿りの小屋の中での原田美枝子が光ったくらい。作りすぎなのか見てても重苦しくなってくる。ラストの二人ほどに爽やかな気分にはなれなかった。5点(2004-02-01 22:25:08)

11.  阿修羅のごとく 話はともかく、役者に巧者をそろえたのでそれなりに見られます。個人的には木村佳乃が印象的。しかし阿修羅というには仲代ふんする父と浮気相手の母子との関係は淡白すぎて浮気にも見えず、母の八千草さんはおっとりにっこりで毒が見えず、姉妹たちの確執やその他の人間模様もほのぼのした並みのホームドラマのようで、もっと深みのあるドラマを想像した私には期待はずれだった。 テレビ版のキャストの方がぴったりきます。5点(2003-12-25 18:34:47)

12.  安城家の舞踏会 戦後の没落貴族の最後の夜を舞台に、それぞれの立場も変わっていく時代の流れを描いている。貴族で家柄が良くても借金で家まで手放すことになる当主に滝沢修。長男の森雅之は新興成金の娘との婚約も取り消されてしまう。かつてのお抱え運転手は運送会社の社長になっていて、憧れだった令嬢とも今は対等に求愛できる。絶望した当主は自殺しようとして次女(原節子)に止められる。「困難でも生きて行きましょう、またいいこともあるわ」という彼女だけは運命を素直に受け止め、前向きな姿勢がある。時代が変わる時の人の立場の逆転を鮮やかに見せてくれる。 7点(2003-11-23 18:09:18)(良:1票)

13.  愛を乞うひと 原田美枝子の虐待母ぶりがすごくて衝撃的だった。重いテーマを取り上げ作品にした監督もえらいが、それをインパクトのある演技力で表現した原田美枝子がすごい。老いた母との再会シーンは緊張感がいっぱいだった。7点(2003-11-16 21:48:21)

14.  アポロ13 何度見ても感動する。アポロの打ち上げから奇跡の帰還まで、間近で疑似体験してる気分になる。よく帰ってきたなーっとNASAスタッフ俳優と一緒に拍手・感動!ラストのエド・ハリスがいい。9点(2003-11-06 15:03:46)

15.  赤ひげ 赤ひげ先生を通して青二才の医師の成長物語をメインに、左八とおなか、狂女と父親、おとよ、長次など江戸の庶民の生活や人情がオムニバスのように丁寧に描かれる。この人情はフランク・キャプラに通じるものがある。人間の善意に対する賛歌です。ただそれ一辺倒ではなく、多彩なエピソードは人間の持つ様々な面を描いてより現実的である。ちょい役でも豪華で達者な演技陣が配置され、それぞれが皆素晴らしい演技で見せてくれる。誰それといちいち言えないくらい皆素晴らしい。赤ひげ先生の人間像はもう理想の見本ですね。三船は見事なその人物像を十分に印象づけてくれた。やや説教臭く思うのは、山本周五郎がその傾向にあるので原作に忠実なのだと思います。9点(2003-10-13 21:02:29)

16.  AIKI/アイキ 主人公はデンマークだか外国の方の実話だそうですね。合気道の「大東流」(?でしたか)も実在し、話は突然事故で障害者になった青年が合気道に出会って精神的に立ち直っていくという話。普通のサラリーマンをしながら、合気道の達人の先生という役の石橋稜がいい。武道の達人が一見こんな風にさりげなく謙虚で、人格者であるというのを十分納得させる素晴らしさだった。加藤晴彦も車いすでの合気道シーンを熱演している。ともさかりえの雰囲気もよかった。7点(2003-05-31 15:42:24)

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