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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. アヒルと鴨のコインロッカー 《ネタバレ》 原作未読で恥ずかしながら何の予備知識も無いまま鑑賞しました。ストーリーを想像できるような類のタイトルではなく、またその無味無臭のタイトルから、ゆるい若者たちの日常をポップに描いてます、みたいな事しか推測しておらず、そんなスタンスで見始めたら裏切られました。全体的に独特なユルさは持ちつつも、生命の尊さとか、同じ人種でも解りあえない価値観の違いもあれば、人種や言葉は違えどそれを超えた友情や心の交流はある、とか、こうやってありきたりな表現で文字にしてしまうと物凄く陳腐なメッセージ、それをどんでん返しありのストーリー展開で上手く、押しつけがましくなく表現していて。なかなかです。ボブディランなんかも、カリスマミュージシャンのアイコンとして、若者二人が出会うためのきっかけに過ぎないのかと思ったけど、重要なシーンで効果的に使われていて、映像化の成功を感じます。原作も読みたくなります。[インターネット(邦画)] 8点(2022-01-26 11:33:11) 2. アポロ13 《ネタバレ》 こんな事が実際にあったのか!!?と言うほどエキサイテイング。みんなスゴすぎ。かっこ良すぎ。特に風疹(結局感染しなかった)で搭乗出来なかったケンも、遠隔からミッションに携わるエピソードが感動的で粋。[地上波(字幕)] 8点(2006-06-23 10:48:06) 3. アルキメデスの大戦 《ネタバレ》 歴史的事実と実在の人物を配しているが、主人公やエピソードはフィクションであり、数学の力で戦争を止めようとするファンタジー として見るのが正しいのか。目的が最初からしっかり据え置かれていて分かりやすく、いろいろな困難を乗り越えてその目的(見積額の不正を暴く)を達成した。と、ここまでは普通のファンタジーです。そして最後まで見終えると、なかなかどうして、唸ってしまう所あり、です。軍人嫌いの計測オタク学生が、最後には何処からどう見ても軍人に仕上がっているし、美しく潔く散るために造られた、日本のそして日本人の象徴としての大和、この二つ(櫂=作られた軍人、大和=時代の勢いに乗せられた日本国民)が悲惨な歴史的事実を牽引してゆく事になる、という切ない物語なのでした。[インターネット(邦画)] 7点(2022-02-10 11:02:03)《改行有》 4. あらしのよるに なぜ狼とヤギを同性にしたのかがやっぱり疑問。恋愛ではなくあくまでも友情に命を懸けられるのかというのがテーマだからなんだろうけど、そもそも異種間しかも天敵同士であるのだから、たとえ異性でも恋愛感情に発展することはなかなか考えられず、むしろ狼を男に、ヤギを女に設定したほうが人間界における男女の友情の有無にもリンクして考えることができるのでは…などという邪推は抜きに、子供の心で見れば良いのでしょう。ハッピーエンドが良かったです。でもどうしても大人の感覚で観てしまうので、成宮クンのヤギには違和感を感じてならない。あと小林アナ、ひど過ぎ。[地上波(邦画)] 6点(2008-06-02 16:06:13)
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