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コメント数 |
62 |
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自己紹介 |
このレビューを書いてきてよかったと思うのは 自分の想いとか気持ちをかなり正確に素直に表せるようになってきたこと 「言葉」ってのは難しくて面倒だからね 記号としての言葉の意味を正確に捉えて、ビジュアルとしても考慮し、より効果的に書き表す それにはトレーニングが必要なのだ 時々、自分の頭にケーブル刺してダイレクトに相手に接続したいって思うことがある そんな電脳の世界はいつになったら来るのやら
最近は言葉の魔法使い(自称)を名乗ってる 電脳からハリーポッターへ ほっといてください。好きでやってるんですから |
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1. アカルイミライ
《ネタバレ》 アカルイミライがあるかどうかなんてわからない。ただ仁村は結構幸せなんじゃないかって思った。心配してくれる家族がいるし、最終的に帰る場所ができたし。てっきり冒頭のシーンはラストとリンクしてて、仁村は本物の銃を構えて誰かを撃とうとしてるんだと思ってたんだけど、ただゲーセンで遊んでるだけだったのね。ボーリング場が潰れただけでうろたえてるし。もっと破滅的な展開を期待してたんだけど、ただ甘えてるだけだったのね。甘えてるだけだから立ち直るのも早いし。現実はもっとシンプルに残酷だぞ。キャスティングもどうも観客に媚びてる気がしてしょうがない。りょうが弁護士て・・・あんなチョイ役で落ち着くキャラじゃないでしょ。前半の仁村と有田の不安定な関係性は面白かったんだけど、その後はもうどこかに落ち着こうというのが見え見えでつまらなかった。個々の会話とか映像とかはおもしろい。結局、優等生がちょっと悪ぶってみましたって映画なのかな。そうそう、仁村の楽しい夢の話って最初の方にしか出てこないのね。なんでだろ?あれって重要なファクターだと思うんだけどな。6点(2004-08-08 01:24:00)
2. 雨あがる
ほんとにささやかなお話。人間の価値は地位や名誉ではなく、人々の心の中にあるという至極もっともなメッセージ。でもなんだろうこの安心感。日本人でよかったっていう。日本にはこんなに素敵なものがあるんだ(あったんだ?過去形かも)。たまにはこんな映画もいいね。別に現代劇でもいいテーマなのだけど、時代劇であることで余計なものが排除されて、人間関係や心の機微がより鮮明に映し出されているように思う。静けさ、風景の美しさ、セリフ、仕草、全てが心にしみわたってくる。時代劇の効用がわかった気がする。宮崎美子。とても可愛らしい。8点(2004-02-15 22:47:12)
3. 青の炎
《ネタバレ》 やっぱり蜷川は舞台監督なんだな。ちょっと説明的すぎる気がする。冒頭の教室での友達との会話とか取調室でのやり取りとか職員室で二宮が切れるところとか。そんなにセリフとか演技で必死に説明しなくてもいいんじゃない?それとなんか全体的な雰囲気が古臭い。80年代くらいの邦画見てるみたいだった。松浦はあんまり意味無かったね。結局、家族愛と殺人がテーマでしょ?松浦の役所とうまくかみ合ってないというか、二人の関係が消化しきれてない気がした。殺人にしても何か重みがないんだよね。この映画見ると殺人で案外簡単なのかもって思ってしまう。死に対する痛み、苦しみ、恐怖が感じられない。生に対する希望が感じられない。生きることは悲しくて苦しくて、それは死に向かうことによって解放されるのかもしれない・・・そう聞こえたのは錯覚かな。あんなに爽やかにトラックに突っ込んだらダメだよ。でも印象に残るシーンもあった。水槽越しに二人が見つめ合うところ。言葉にできない悲しみが伝わってきた。いろいろと考えさせられる映画であることは確か。5点(2004-02-12 01:06:21)
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