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プロフィール
コメント数 496
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 皆様のレビュー、いつも参考にさせていただいております。私のレビューも参考になれば幸いです。

2012年以降忙しくなったので、レビューを一言にしています(上半期分は6月末にまとめて投稿)。参考にしにくいかもしれませんが、あしからずご了承ください。採点基準は以前と同様です。

私の連絡先はこちら⇒えむいーあーる75jp[あっとまーく]yahoo.co.jp

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  歓待 《ネタバレ》 見知らぬ男がとある家族の中に入り込んで巻き起こる騒動を描く。そのシュールな設定に惹かれて鑑賞した。 加川が小林家に入り込んでいく一連のシーンは不気味なものを感じた。面と向かっての争いを好まない日本の家族ならでは起こりうる設定でスリリングである。遠慮と遠慮の隙間の中に安住する彼は少しずつ家族の絆に楔を打ち込んでいく。そもそもこの家族は、少し複雑な関係性を持っていた。小さな印刷屋を営む幹夫は小さな娘がおり、前妻と離婚した後、後妻としてかなり年下の夏希を娶っている。そしてそこに幹夫の姉である清子も出戻りで同居している。夏希にしても清子にしても、どこかこの家に住んでいることに違和感がある。ここにこの映画の肝がある。「家族とは何だろう。他人とは何だろう」ということをこの映画は問い直してくるのである。 どこまでが家族でどこからが家族ではないのか。更に言えば、日本ではたらいている外国人は日本人ではないのか。その閾はそもそも存在するのか。等々のテーマが混沌と入り混じっている映画だった。キャスト(特に古舘寛治の鵺のような存在感は出色)は好演しており、もう少し脚本を整理すればもっと面白かったと思う。どこに着地させるのか楽しみにしていたが、終盤はやりっぱなしの感が拭えなかった。どうせならもっと激しくぶっ壊して欲しかった。[映画館(邦画)] 4点(2011-07-24 17:54:04)《改行有》

2.  かもめ食堂 《ネタバレ》 日本刀を片手にかもめ食堂へ単身乗り込む俺。 「ちょっといいか!おい!そこの豚身!このオタク野郎め!お前もだ!動くんじゃねえぞ。フィンランドでとんだ世迷事を抜かしてるロハス女どもがいるっちゅうから、遥々日本から年休取って来てやったのさ。言っとくけど、お前らのせいで今年の正月は、もう休み取れなくて実家に帰れねえんだからな!そこんとこ、よろしく頼むぜ!耳かっぽじって聴いてくれ! だいたい何なんだよ、この仲良しクラブはよぉ!お前ら、商売する気あんのかよ!こんな商売やってて、絶対、客来ねぇだろ!何かラストたくさん来てたけど、あれは絶対演出だろうが! そもそもどうやって生活立ててんだよ、お前ら!もともと金持ちか(泣)!?ならいいけどさぁ・・・って、こっちゃ良くねぇんだよ!うちの純真な彼女がこの映画を観て、海外でカフェやりたいって言い出したら、どうしてくれんだよ!?夢見がちな日本人女性の心をもてあそぶのはいい加減にしてくれよ!ちゃんと、こういうビジネスモデルじゃダメでしたって展開にしてくれなきゃ困っちまうだろうが! しかもお前らわがまま過ぎんだよ!特にサチエ!『やりたくないことはやりません』みたいなこと抜かしてるじゃねぇか!おぅ、おぅ!俺だってなぁ、好きで仕事やってんじゃねぇんだよ!みんな、そうなんだよ!でもな、みんな『家族に美味い飯を食わせてやりたい!』とか『お客様の笑顔が見たい!』とかいう理由を、何とか見つけ出して、もしくはでっち上げて頑張ってんだろうが!それによって、『日本の競争力』が保たれて、お前らは金持ちなんだろうが(憶測)!フリーライドは許さねぇぞ!せめて『努力が美徳』だっていう日本の競争力維持に必要な命題くらいは肯定してくれよ!頼むよ!みんながお前らみたいに自分探しし出したら、日本はこれからどうなっちまうんだよ!そして、俺はこれから何を信じて生きてけば良いんだよぅ(号泣)。」 その後・・・。その場に泣き崩れた俺は、速やかにサチエに関節を決められ、マサコに猿轡を噛まされ、ミドリに店の裏へと引きずられて行った。そう、「かもめ食堂」は日本人観光客を誘い込む人肉饅頭工場だったのだ・・・。 この映画を好きな方、ほんとネタにしてすいません。すいませんけど、俺アこんな有閑映画、絶対認めねえぞ(笑)![DVD(字幕)] 1点(2010-10-11 23:21:24)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

3.  カラフル(2010) もう少し大人向けの映画かと思ったけど、かなり子供向けだった。「生き直す」というテーマは悪くないが、作品のバックボーンとなるべき死生観が軽すぎる。そもそも生きる意味なんて、あるのかどうか不明だが、そこにもっと踏み込んだ内容にして欲しかった。 ネタバレしないために簡単に言うと、よくある安易な方向に流れてしまった映画だと感じる。難しいテーマを適切に軟着陸させたとは感じるが、正直物足りない。人生をそんなに簡単にポジティブに捉えられれば苦労しない。 ただし、良い意味でも「軽い」映画なので、中学校の道徳の時間などで放映するには良い映画だと思った。人にはそれぞれいろんな事情があるということ、それはそれとして気の持ちようで楽しく生きていけるということ、不必要に悩まなくていいということ、友達は大切だということ。陳腐だがどれも大切なメッセージだと思う。真剣に死を考えている中学生がこの映画で救われるとは到底思えないが、肩の力を抜いて観れば、じんとくるものもあった。 最後に。意外にも声優としては、アッキーナがベストという衝撃。[映画館(邦画)] 6点(2010-08-28 17:12:36)(良:1票) 《改行有》

4.  崖の上のポニョ 《ネタバレ》 観た後、感極まって言葉が出なかった。ここしばらく低迷していた(個人的に)ジブリ作品の中で、突き抜けた快作だ!訴えるテーマが多すぎて焦点が散漫になっていた上に、そのテーマも陳腐で説教臭く感じていた「もののけ」以降の悪い流れを完全に断ち切ってくれた。本作は子供向けの作品と言われ、作者自身もそう評しているようだが、それの何が悪かろう。アニメは本来子供が楽しむべきもの(と私は思う)。その子供を置いていってしまった感がある近年の作品に比べ、本作の芸術性、エンターテイメント性は高く評されてしかるべきだ。月が近づこうが、カンブリア紀の生物がよみがえろうが関係ねえといわんばかりの説明の不在、終盤の畳み掛け、全てが素晴らしい。そう、最早この世界に説明は必要ない。感じるか感じないかそれだけだ。 改めて、宮崎駿という人は怖ろしい人だと思った。子育てと仕事の両立、老人ホーム、環境破壊、探せば色々なテーマが転がっている。だが、それは相手にしない。考えたければ考えろ。それだけのことだ。それよりも観る者すべてを圧倒する色彩美、躍動感!これを表現できるのはアニメを措いて他にない。 劇場にいた子供たちの明るい笑い声。それが本作の魅力全てを物語っている。良いものを観せていただいて、ありがとうございました!帽子を脱いで一礼。[映画館(邦画)] 9点(2008-10-12 22:31:00)(良:2票) 《改行有》

5.  風の谷のナウシカ 《ネタバレ》 陳腐な反戦映画ほど嫌いなものはない。安易な比喩ほど観ていて腹立たしいものはない。でも、この映画は「ナウシカ」という絶対性を、ものの見事に描ききった時点で傑作なのである。戦士にして学者、強情にして繊細、大人にして子ども。背反する属性を一人格の中に全て包摂しつつ、それが自家撞着を起こしていない。まさに、アニメだからこそ創造できるキャラクターであろう。 「その者、青き衣をまといて、金色の野に降り立つべし」。何だ、このあほくさいRPG的な言い回しは。でも、本当に青き衣をまとって金色の野に降り立った彼女を観て、僕は、ジャンヌダルクよりも聖女に近いなとか意味不明なことを口走ったのでした。そして、危うく二次元の世界に取り込まれてしまいそうになったのでした。できれば結婚したいが、住む次元が違うから痛恨の-1点。[ビデオ(邦画)] 9点(2007-06-05 00:46:39)(良:2票) 《改行有》

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