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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 原作を読んで、「なんてつまらない話だろう」と思っていた。同情やら共感を覚えにくいタイプのエピソード連発だし、なにが言いたいのかわからなかった。映画もあまり期待していなかったんだけど、これはやられたなぁ、ってカンジ。あの原作をこんな風にしちゃうんだ。この監督って天才かもなぁ。とか思いました。 かなり無茶な味付け満載で、それはどうよ?と思う部分も少なくはない。けど、原作よりは数段いい。特に原作で鼻についた「カノジョ」の存在をスカっと抹殺してんのが個人的にはよろしかったです。[DVD(字幕)] 7点(2007-01-12 00:42:30)《改行有》 2. 逆境ナイン 《ネタバレ》 映画として駄目すぎる。原作は好きだけど、やっぱ映像化には無理があるでしょ。実写でやると説得力が失せるし。説得力が失せるとあのストーリーは成立しないし。島本節も、漫画の迫力があってはじめて成立する。くそ役者の口から出た台詞じゃ心に響かない。はっきりいえば実写「ドカベン」並みの駄作だと思うぞ。0点でもいいかと思ったが、堀北真希のかわいさに1点。[DVD(字幕)] 1点(2006-12-20 10:51:10)(良:1票) 3. 銀河鉄道999 《ネタバレ》 大きな夢と厳しい現実が螺旋状にからまりつつ、少年・鉄郎を成長させる様が実に見事に描かれている。当時、小学生だった自分にとって、単に面白いだけでなく、いろいろ考えさせられる映画だった。 それと、松本ワールドの大胆なクロスオーバーも子供心にわくわくした。仮面ライダー勢揃いやウルトラ兄弟そろい踏み、みたいなお祭り感覚も素晴らく子供心を麩喰わせてくれた。 といっても単なる「お祭り」ではなく、ハーロック、エメラルダスは、しっかりとその存在意義を持っているのがいい。賞金首にして子供たちのヒーロー、キャプテン・ハーロックの存在が大きい。子供だった自分もハーロックのかっこよさ、渋さに、「本物のヒーローを見た」思いだった。「男の大人」として、鉄郎を言外の行動で導くハーロックは本当にいい。脇役でこそ光るキャラだなぁ。 ラスト、ゴダイゴの名曲がかかる瞬間、ものすごい満足感に包まれたあの日を、いまでも覚えている。[映画館(邦画)] 9点(2006-11-27 11:29:54)《改行有》 4. CUTIE HONEY キューティーハニー 《ネタバレ》 冒頭のヘリのシーンで計器のアップ・カットが挿入されてた時点で、「DAICON FILMの頃から芸風変んないなぁ」と思ったが、最後まで「カネの掛かった自主制作」だったのには、苦笑せざるを得なかった。ストーリーがどうのとか、映像がどうのとか以前に、この監督、実写撮る才能なさすぎだろ。オープニング・アニメはよかったので、そのぶんで2点。変な欲を出さずにアニメやってろ、って感じ。[DVD(字幕)] 2点(2006-01-20 04:29:05)
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