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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123
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41.  狐の呉れた赤ん坊(1945) 《ネタバレ》 いやあ~参った!これは本当に泣ける。どこをとってもチャップリンの「キッド」を思い浮かべずにはいられない。阪妻の魅力がぎっしりと詰まっていてとにかく泣けるのだ!思わぬ形である時、赤ん坊を拾ってきた阪妻演じる寅さんが仕方なく子供を育てることとなるのだが、全編に渡って阪妻の魅力、優しさ、それは子供の面倒から子供と遊んでる時も、更に更に6年という長い間、子供を捨てたままでいながらのこのことやって来て返して欲しいと言う本当の父親やその仲間のお侍さん達に対して、今更、何をみたいなことを言って怒る時のあの顔つき、阪妻の子供に対する優しさがとにかく観ていて泣けるのだ!最後、子供を肩車して歩く阪妻の表情ときたらもうたまりません。本当に良い顔していて、私はそれだけで泣けてきた。あっ!そうそう、この映画の中でもう一人、いや、正確には二人だな!7歳の善太を演じている沢村アキヒコ(後の長門裕之)と、おときを演じている橘公子という女優の美しさも印象的なとにかくこれまた阪東妻三郎の代表的傑作の一つです。[CS・衛星(邦画)] 9点(2007-05-06 14:50:48)

42.  銀座の恋の物語 《ネタバレ》 何だか出演者の顔ぶれだけを見ると(見てしまうと)銀座の恋の物語てよりは葛飾の恋の物語って感じがしてしまいます。浅丘ルリ子にちょとしか出てこないけど、意地の悪そうなおばさんて感じの三崎千恵子に後半になって出てくるお医者さん役の下条正巳て、何だか寅さんシリーズみたいだよ!リリーにおばちゃんとおいちゃんの三人が一つの作品の中に出てくる。それだけで寅さんシリーズを思い浮かべてしまった。おまけに石原裕次郎の役名が伴次郎だから良いものの、これが寅次朗だったらと思うと、何か違うことを想像せずにはいられない。それはさておき同じ監督で同じ石原裕次郎と浅丘ルリ子競演による「憎いあんちくしょう」よりは二人のキャラクターに好感出来て良かった。この映画のタイトルにもなっている音楽の使い方もなかなか良い。記憶を取り戻す浅丘ルリ子の演技にこの当時、まだ二十代前半とはとても思えない演技力というものを感じる。前半よりも後半、浅丘ルリ子が事故により記憶を失ってからのドラマの方が私は好きですし、楽しめた。[ビデオ(邦画)] 7点(2007-04-28 14:05:02)

43.  喜劇 満願旅行 《ネタバレ》 フランキー堺を追い掛け回す団令子にフランキー堺の母親役のミヤコ喋々、いずれも相変わらず笑わせてくれるし、見ていて楽しい。お見合いすることとなったフランキー堺を邪魔しようとしする団令子と弟役の森田健作のコンビネーションの抜群さも良い。この作品はフランキー堺をはじめとする俳優達の演技を見て笑う。それがこの作品の一番正しい見方だという事を前提として、所々突っ込みたくなるシーンもあったり、特にあの山小屋のシーン、チャップリンの「黄金狂時代」のパクリは笑えるけど、やりすぎの気もする。そうそう、最後の方でほんの少ししか出てこない伴淳も良い味を出しているということを忘れるわけにはいかない。[ビデオ(邦画)] 7点(2007-04-16 19:08:32)

44.  鬼畜 《ネタバレ》 怖い!何とも恐ろしくて残酷!それでいて、この悲しさの中に見える家族の絆とでも言うのかなあ?切っても切れない親と子の関係をここまで恐ろしく描いた作品など観たことがないぐらいの恐ろしさです。作品の出来、又は好き嫌いで言うならば断然「砂の器」の方が好きですが、人間の持って生まれた残酷さ、矛盾さというものの描き方ではこの作品の方が上だと思う。もう、とにかく最初からしてやられました。3人の幼い子供が無邪気に遊んだり、歌など歌ってるシーン(この時の歌の誰だ!誰だ!誰だ!空の彼方に踊る陰♪白い翼のガッチャマン♪は丁度、この頃の子供達とほぼ同年代の私にはこの歌からして、これはと画面に釘付け!)そして、そんな子達を連れて別の女と暮らしている旦那の元へと向う母!この後の展開はまるでちょっと前の昼間のドラマのような雰囲気?違うか?とにかく観ていて恐ろしくなりました。東京タワーに次女の良子を置き去りにし、去っていく父の姿とそうとは知らず、よっこは?よっこは?と父に聞いて回る長男、利一の姿と「お父さんじゃないよー」「知らない人だよー」ていうあの台詞、何とも残酷なシーンだと思うと共に二度と忘れることの出来ないほどの大きな衝撃を与える台詞となりました。[DVD(邦画)] 7点(2007-01-03 18:01:51)

45.  祇園の姉妹(1936) 溝口健二監督という人は本当に女を描くのが上手いと改めて思った。芸者の世界に生きる一人の女の世界をこうまでして、力強く描く。流石です。芸者に生きる者でも単なる芸者としてでなく、一人の人間として、きちんと描いている。感心させられます。溝口健二監督らしい構図の美しさ、画面構成の巧みさ、溝口健二監督が一流の監督と言われる要員の一つにある構図の見事さとリアリズム、これぞ溝口映画の基本だとこの映画の中でも感じることが出来ます。話としてはかなり古い気がするものの、それでもやはりこの作品の完成度の高さは役者の演技とその演技を映し出すカメラワークとによって見応えのある作品として観ることが出来るし、どのシーンにしても今の日本映画には見習って欲しいと思うほどの美しさと力強さがあります。それにしてもこれだけの愛憎劇の中で見せる当時、若干19歳の山田五十鈴の演技の素晴らしさ、美しさが光ります。[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-08-31 19:39:02)(良:1票)

46.  喜劇 駅前団地 《ネタバレ》 駅前団地というその名の通り、駅前にある団地内で何人もの人達が多くのトラブルを起こしつつも、一生懸命、生きる姿をコメディタッチで描いたこの作品、どの俳優も持ち味を十分に発揮しているものの、物凄い面白かったかというと、けして、つまらなくはないけど、特別面白いとも思えなかった。それなりに楽しめた程度の内容なんで、この点数ですが、この作品は何と今は亡き、坂本九さんの姿を観ることが出来ます。しかも、その役名がこれまた九ちゃんとは、坂本九ちゃんファンには必見の価値ありだと思います。[ビデオ(邦画)] 6点(2006-06-30 23:07:31)

47.  喜劇 女は男のふるさとヨ 《ネタバレ》 森崎東監督による人情喜劇で、この作品、単なるドダバタコメディではありません。一見、ハチャメチャなドタバタコメディのようではあるけれど、脚本に山田洋次監督の名前がある事で、ただのドタバタものでない。そこにあるのはどんな人間だろうと同じ人間同士、生きる上で最も大切な人と人との人間愛がとても美しく感情豊に描かれていて、ちょいとそこらにある下品なコメディとは違う優しさというものを観ることが出来ます。この映画の中に出てくる人達、どの人も人間味溢れる描かれ方していて、さすがは山田洋次監督が書いているだけのことはあると思った。また森崎東監督が描く世界はどの作品にしてもどこか不思議な魅力がある。何て言ったら良いのかなあ?どこか川島雄三監督の世界に近いものを感じるので、川島雄三監督信者の私としては好感が持てます。そんなこの作品の中でも駄目人間ぶりを思い切り発揮している森繁久彌とそんな駄目な夫とまた娘をかばう中村メイコの姿には感動しました。特に娘の星子が自殺しようとしている男の為に自分の身体を見せたことで売春罪とか言われて警察に捕まってしまったのを聞いて、娘の為に必死に警察に喰らいついてかばう時の演技は素晴らしい!まあ、色々書いてはみたものの、何だか上手くコメント出来なくて申し訳ないが、森崎東監督の描く世界、私は好きです。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-06-04 21:42:19)

48.  嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 うわあ~何か物凄いものを観てしまった気がする。この映画、内容はとんでもなく悲惨な話なのに、何故だ?最後の方なんて感動してしまった。松子の妹(市川実日子)の「お帰りなさい!」と松子(中谷美紀)の「ただいま!」には完全にやられました。不覚にも涙してしまった。まさかこんな暗くて悲惨な物語に感動するなんて、予想もしませんでした。松子の女性としての愚かさ、したたかさはまるでどこか「風と共に去りぬ」のスカーレットの様だ。本当は物凄く心の弱い人間なのに強そうにふるまうその姿は正しくスカーレットそのもの!そして、そんな松子の不幸な人生を演じた中谷美紀のあまりのぶっ飛んだ演技に、私の脳裏はがつんとやられました。これだけの不幸な物語を監督の中島哲也監督は素晴らしい映像の数々、あまりの不幸な物語をまるで一種のファンタジー映画の様に描く辺り、本当にお見事としか言いようがありません。早くも今年の洋画も含めてのナンバーワン候補に会った気がする。10点でも良いぐらいの本当に凄い映画ではあるけど、「火曜サスペンス劇場」の片平なぎさはちょっとやり過ぎの気がするので、マイナス1点!しかし、間違いなく私の中では2006年を代表する傑作の一つであることだけは変わりません。[映画館(邦画)] 9点(2006-06-03 19:46:14)(良:4票)

49.  霧の旗(1965) 《ネタバレ》 イニシャルKさん、すいません。お先に書かせてもらいます。山田洋次監督による何とも残酷であり、人間の持っている恐ろしさ、やるせなさとでも言うべきか?裏切り、裏切られた者の悲しさ、やるせない気持ちというものをモノクロの画面から漂う無情感のある映像美で見せ、無実の兄をお金の為に救わなかった弁護士に対する一人の女性の恨みというものを見事に描いている。脚本が何とあの橋本忍だけあって、見事なまでに計算された仕上がりになっていて感心させられました。倍賞千恵子のこんな恐ろしい演技、冷たい態度を初めて見ました。[DVD(邦画)] 8点(2006-04-08 18:27:19)

50.  牛乳屋フランキー フランキー堺が「幕末太陽傅」以前に出演した喜劇です。そんなこの作品でもフランキー堺の役者としての上手さ、喜劇俳優としとての上手さ、魅力を十分発揮し、なかなか楽しい作品です。ストーリーそのものはそんなに特別、大騒ぎするほどの面白さはないけど、フランキー堺という俳優の芸の上手さを知るためには観て、損のない作品だと思います。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-09 22:18:38)

51.  祇園囃子 「雨月物語」を観たのが今から1ヶ月前のこと。あの時のこれが溝口監督の日本の美学かあ!その何とも言えない神秘的な世界に酔いしれ、次いで観たのが「近松物語」で圧倒的なその美しさモノクロの画面から伝わってくる映像の世界!これは正しく日本映画でしか観ることの出来ない世界だとまたしても溝口作品に酔いしれ、完全に溝口監督の描くその美しい世界にハマってしまいました。そんな中でまたまた借りてきたのがこの映画です。今のところ、まだ3本しか観てませんが「近松物語」が個人的に一番として、この作品も今まで観た3本と同じく映像の美しさとその溝口監督ならではの神秘的な世界とでも言いますか?本当に溝口監督ってどの作品にしても絵が綺麗!心憎いほど女性を美しく描くなあ!と観る度に感心させられます。それにしてもこの作品、風俗描写の上手いこと。ちっともいやらしさを感じない上手さがあります。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-16 20:36:18)

52.  Kids Return キッズ・リターン たけし作品でどれか一本だけ挙げろと言われたら迷わずこの作品を挙げます。北野武監督作品の最高傑作!ほとんどの方が既に書かれているように何と言ってもこの映画、ラストシーンが最高です。 あの最高のラストシーンのお陰で、多くの人達がまだまだやれる。どんなに傷つこうが、立ち向かう姿勢さえあればやれるんだということを教えてもらい勇気付けられた気がします。間違いなくたけし作品の最高傑作であって青春映画の傑作です。[DVD(字幕)] 9点(2005-07-29 19:59:13)(良:2票)

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