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プロフィール
コメント数 418
性別 男性
自己紹介 1959年生まれの48歳。
神戸市近郊に在住の、映画をこよなく愛する
市井の人であります。
ま、コツコツとレビューしようと思ってます。

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  疑惑(1982) まーとにかく、桃井かおりに尽きます本作は。あたかも自然体で臨んだかのような演技はハマりにハマり過ぎており、作品を大いに盛り上げてくれた。あの極妻こと、志麻姐ごに対峙させても一歩も引けを取ってはいません。山田五十鈴の突然の登場シーンもインパクト大。桃井かおり演じる球磨子は本当に保険金殺人を犯したのか? それともあれは事故だったのか? 前科四犯の毒婦、状況からすると限りなくクロに近く、しかも警察やマスコミに痛烈な悪態をつき捲りとことん敵に回す。《ネタバレ》犯人に違いない、いや万が一犯人でなくともこんなヤツは有罪にすべきだとするマスコミとそれに同調する世論。秋谷記者(柄本明)が女性弁護士(岩下志麻)に言う、「あんな女、たとえシロであっても弁護する必要はない」はまさに世論を代弁している。この辺り、ただの娯楽サスペンスに終らせてはおらず、やはり松本清張&野村芳太郎らしい作品です。8点(2004-12-06 22:36:14)

2.  鬼畜 真夏のうだるような暑さの中、生活苦に追われる印刷屋夫婦のもとに、夫の隠し子3人を引き取るハメになる。松本清張原作の同名小説を映画化したものなんですが、問題提起であり戒めとも受け取れる作品です。突然襲ってくる最悪の事態に対して、貴方ならどう受け止めどのように解決しますか? …と、作り手は提示しているようだ。気弱な主人公・宗吉は突然の出来事で気が動転してしまい、とんでもない解決策をとる。子供達には何の責任も罪もないのに…。この映画では、(見方にもよるかも知れないが)救いようのあるラストで締めくくってくれる。やはりこういう時はまず冷静になり、受け皿を広くして、ひとつひとつ問題を解決していくべきであろう。うーん、何だか身が引き締まる思い。社会派サスペンスの秀作です。8点(2004-02-18 15:54:04)

3.  キューポラのある街 舞台は鋳物の町で有名な昭和30年代の埼玉県川口市。健気でしっかり者の少女を演じる吉永小百合を中心に添え、貧乏だがしたたかにやりくりする彼女の一家の様子を、生活感溢れる演出で描いてゆく。時にはホロ苦く、時には涙を誘うヒューマンな作風は、監督浦山桐郎の庶民に対する温かい眼差しをも十二分に感じさせてくれた。個人的には、タカユキと朝鮮少年とのペーソス溢れる物語りが忘れられない。伝書鳩を飼育して競い合う(この当時、大規模な鳩小屋があちらこちらにあった)、ほったて小屋を見つけては自分達の秘密基地にする(未整備の荒れ地がまだまだあった)、新聞や牛乳を配達して少しでも家計を助ける…等々、ジーンと胸に染み入るエピソードばかり。ところでこういう映画って、下町に育ち多少なりとも生活苦を体験していないと、ピンと来ないのではないだろうか。私としては、昭和30年代から40年代にかけて都市近郊の下町に育ってきたこともあり、大いに共感を覚えノスタルジーを感じさせてくれた。日本映画史上、確かな位置付けにある名作です。9点(2004-01-28 13:55:53)(良:3票)

4.  飢餓海峡 まさに戦後という激動の時代が生み出した、人間ドラマの傑作。三國連太郎演じる主人公・犬飼多吉を軸に、娼婦八重(左幸子)、初老の刑事(伴淳三郎)達の個々のドラマを絡めながら、壮大なる人間ドラマが骨太なタッチで描き込まれてゆく。人間に内在する善と悪、突然現われる運と不運、表裏一体である生と死、社会に目を向ければ当然の如く富と貧 …等々を浮かび上がらせており、まるで人間として生まれが故の数奇な運命劇を観るようである。地蔵和讃を取り入れた、冨田勲の荘厳な音楽も多大に貢献。巨匠内田吐夢の一級品の演出はもちろんのこと、人間への深い洞察力と凄まじい描写力には心底脱帽ものです。個人的には、前半のにぎり飯とセックスのシーンが印象的だった。主人公にしてみれば金銭に替えられない程の価値があり、生涯忘れられようはずのない人間の真の優しさに触れたはず。それなのに何故…。監督自身も戦中、戦後を通し、満州で長年に渡る抑留生活を体験するなど、波乱万丈の半生を時代と共に生き抜いた筋金入りの御仁。その間、人間の優しさ、エゴ、冷酷さを嫌というほどまの当たりにしてきたと言う。本作は、そんな人間というものを知り尽くした、巨匠の集大成と言えるのではないだろうか。文句なしの10点満点。10点(2004-01-25 16:30:49)(良:3票)

5.  喜劇 急行列車 そう、渥美清といえば「男はつらいよ」の寅さんなんですが、イメージが出来上がる以前に作られた列車シリーズ3連作のひとつが本作。東映らしからぬ、むしろ松竹カラーで展開される中、主役の渥美清を筆頭にマドンナ役の佐久間良子、大原麗子、肛門じゃなかった黄門様の西村晃等みなさん若い若い。当時の国鉄が全面協力ということもあり、花形列車である寝台特急(急行列車ではない)の客室内を舞台に人情喜劇が繰り広げられるのもうれしい限り。しかも「さくら」「富士」(たしか記憶では)の二本立て! ! 「男はつらいよ」の渥美清も悪くはありませんが、個人的には、本作の様な列車シリーズやTVドラマ「泣いてたまるか」時代の方が、型にハマり過ぎておらず好きでしたね。7点(2003-12-15 14:34:15)

6.  喜劇 団体列車 渥美清主演による列車シリーズ第2作目。舞台は四国の伊予和田という小さな駅。ブルートレイン二本立てのゴージャス感溢れる第1作に比べると、ローカル色が強くスケールも小さい。が、しかし渥美清が繰り広げる人情喜劇は健在だった。おっちょこちょいで自意識過剰なところは、ほとんど寅さんのノリ。渥美清もこの頃が一番パワフルだった。6点(2003-12-15 12:27:08)

7.  キングコング対ゴジラ まぁーとにかく、人間味溢れるキングコングには笑わせてもらいました。とくにコングが、ギャーギャーうるさい浜美枝を掴まえて、国会議事堂で雄叫びをあげるシーンは大いにウケた。だけど、よくよく考えるとコングも気の毒なもの。せっかく大ダコをやっつけて人助けをしたものの、日本くんだりまで連れてこられる。しかもゴジラと闘わせられるわで、冗談じゃない! ! …って感じ。格闘シーンはゴジラに押され気味のコングなんだが、キャラと存在感ではコジラを完全に喰っていたゾ! ! 本多猪四郎&円谷英二の手による家族向けパロディ映画ということで、6点。6点(2003-11-09 17:33:56)(笑:1票)

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