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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  きみはいい子 《ネタバレ》 ストレスがストレスを産むストレス社会。やってはいけない事がどんどん増えていって、この世はもうストレス飽和状態。生きずらい世の中だから他人に関わらないようにするしかない。こんな事をずっとやっていて、それでいつ平和が訪れるのでしょうか。「親が子供を抱きしめて、ポンポンて優しくする。そうされた子供は親の真似をして他者に優しくなる。親が子供を可愛がれば世界は平和になる。親って凄い仕事だよ。」というようなセリフがあったけど、まさにそれに尽きると思う。ミクロがマクロを作り上げる平和の基本理論だ。3本のエピソードをがっつり絡ませるでもなく微妙に絡ませ、全体的に、というか最終的に子育ての意義を見つめ直すきっかけとなる、まとまった作品だった。中でも池脇千鶴演じるガサツで愚鈍なママ友の役どころが素晴らしかった。最初は背景に溶け込んでしまいそうなさり気ない演技で脇役に徹してた池脇さん、またその演出が凄い。最後は全部持って行った。ラストの岡野先生がどうなったのかが気になるが、虐待父に立ち向かう勇気を見せたのは確かだ。まずはその勇気が大切なんだ。[インターネット(邦画)] 7点(2024-02-25 17:04:53)

2.  君たちはどう生きるか(2023) 《ネタバレ》  まず、御年82歳の巨匠が自らの集大成を総括した作品に対し、10点満点(もしくは5点満点)で採点すること、そしてこのような「考えるな感じろ」的な作品に対し、感想を文字化し可視化することが極めて無粋である事と知った上で、あえて書かなければならない。そうしないとこの作品を見た意味すら見失ってしまいそうな、そんなつかみ所の無い作品だったから。自分への覚書のようなものとして、書いておこうと思う。  ネタバレ厳禁をここまで徹底する要素が、果たしてこの作品にあったのか否かは疑問。あくまでも戦略だっただけのように思う。そもそもネタばらしをしようにも、あらすじなるものを簡単に言葉で語り継げるようなストーリーをまず持っていない。とりあえずは「感じろ」と。しかしその次の段階には、登場する全ての物に何かしらの意味が隠されている事を「考える」こととなる。メタファーにつぐメタファーの連続。そして過去作品のセルフオマージュの連続。この、メタファーとセルフオマージュの連続が、一見取り留めのないものの羅列として、退屈を感じさせてしまうのかもしれない。この作品、実は、感じろ、ではなく、考えろ、だった。  全ての鑑賞者の数だけ、解釈の数がある。監督の持つ戦争観、死生観、男女の在り方役割分担、アオサギとは、ペリカンとは、インコとは、そして13の積み木と跡継ぎ問題、産屋へ入ることが禁忌であるということ。  この作品に限らず、監督は常に、生きろ、と言う。生物は生きているか死んでいるかしかない。死んだ者は、食べられるか埋められるかしかない。生きている者は、生きるため産むために殺生をすることがある。イレギュラーケースとして、生きるか死ぬかの基準の中には存在しない行為、自分の頭を石で殴った自傷行為の事を彼は「悪意」と言う。彼が負傷のために刈上げた頭で真剣に武器を作る姿は、デニーロのタクシードライバーを思い出してしまった。捕らえられた女を救出するために命を懸ける男の話だ。男が女を守り、女は子を産む。この古臭い男女の役割分担という考え方が、現代では禁忌、ストレートには表現できないタブーとなっている。メタファーという鎧で自分を守りながらでないと表現出来なくなり、そのために分かりにくい面白くないと評価されるようになってしまう表現者。13の積み木(ゲド戦記を含む13作品)を積み終わった後は、許されるのであれば悪意の無い跡継ぎにこの場を渡してしまいたい。言葉をしゃべるが中身のないインコみたいな無責任な不特定多数の群衆どももいるこんな世の中だから、最新の注意を払って、自分と自分の周りの大切な人を守って、生きていかなければならないんだなぁ、と。どのように生きるか、という監督からの設問への、これはあくまでもほんの一回答、です。[映画館(邦画)] 8点(2023-07-18 15:51:56)(良:2票) 《改行有》

3.  疑惑(1982) 《ネタバレ》 あまり見ないジャンルの作品ですが、こちらの点数が高かったので。桃井かおりが炸裂してますねぇ。上手い下手ではなく、存在感が凄い。鬼塚球磨子という毒女を完全に自分のものにしています。他の出演者、柄本明、鹿賀丈史、小林稔侍、松村達雄、山田五十鈴、それぞれ皆さんちょい役ではありますが、味がある。とても自然で、まるでそこに実在している人物のように、演じるでもなく収まっている感じがいい。特に一番の見せ場、ワイン掛け合いのシーンはしびれました。事件が二人を呼び寄せ、それぞれ一人ずつ身内を失ったものの、特段何事も無かったかのように、二人はそれぞれの道を孤独にも強く生き進んでいく。そんな女たちのお話でした。[インターネット(邦画)] 7点(2020-09-07 18:01:35)

4.  凶悪 《ネタバレ》 原作未読。読みたくなります。誰も知らない三つの殺人。上申書殺人事件を基にしたフィクション。冒頭のケンちゃんや日野、五十嵐の理不尽な死は主に映画版オリジナルの創作のようだ。時系列が行ったり来たりしていて、二回目三回目の視聴で全体像が繋がりました。この創作の殺人三件を冒頭に置くことによって、より告発者須藤の残虐性を念押ししたかったのだろう。実在の「先生」はこの作品のリリーよりもっとサイコパスで、クソらしい。リリーもかなりヤバいですが。つまり実在の事件と比較して須藤はより凶悪に、「先生」はマイルドに(あれで)アレンジされているらしいです。だとすると、私は原作の方に興味が湧きます。この映画版においての拾い物は、須藤の内縁の妻役、松岡依都美。この人の演技がとてもいい。[インターネット(邦画)] 6点(2018-06-22 10:06:05)(良:1票)

5.  キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK- まず、このような形でキャプテンハーロックという人物を再び世の中に送り出してくれたことに感謝したい。松本零士先生の頭の中だけに存在した世界が、自らの手によってマンガという形でこの世に産み落とされてから40年、フル3DCGという最新の技術で実在の人物であるかのごとく私たちの前に再び姿を現したのである。何てありがたいんだろう(泣)。そのCG映像は想像以上に素晴らしく、人物や艦隊、背景等あっぱれでありました。ストーリー部分に不満を持たれるのは多少仕方ないとは思います。あの、絶対にかっこいいハーロックが、実は!なんて信じたくないという心理から、昔からのファンはまず拒絶から入ってしまい、減点したくなるのは当然かと。でもそもそもハーロックという男、原作でもその人物像ははっきりしていないところが多く、とにかくかっこいい宇宙海賊のキャプテンという漠然とした存在なのだ。決してぶれないカリスマ的男の中の男として、絶対的な父性の象徴として、とにかく誰が何と言おうと君臨している。でもやはり影のある「海賊」なのである。ヤマトの古代や沖田艦長とは違うのだ。その闇に隠されていた彼のダークな過去を今回「これが真実だ」として発表したその勇気と決断あってこそのプロジェクト、これを実行し実現させたスタッフの皆さんに労いと感謝の言葉を贈ることしか出来ない。 [映画館(邦画)] 9点(2013-09-22 16:41:26)(良:1票) 《改行有》

6.  キル・ビル Vol.1(日本版) 想像を絶する。とにかく何が何だか、の連続。超現実=シュールを超えた超シュールとでも言おうか。突然のアニメーション、ヤクザの会合での同時通訳、ユマサーマンとルーシーリューの変な日本語、日本刀を機内に普通に持ち込んでるし。違和感だらけの展開で、タランティーノの才能と趣味に付いて来いやという感じがちょっとイヤ。カメラワークと音楽はかっこいいが、それだけな作品。血も出過ぎ。ただ栗山千明は変な役だったけど演技が光っていたような気がする。[地上波(字幕)] 4点(2008-07-11 09:05:28)

7.  銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー 「さよなら~」の詰め込みすぎを反省したのか、今度はほんの序章しか語られていない。せめて2時間作ってトリロジーにすれば良いのに5年たった今でも続編は作られていない。ビックゴールドが休刊になったのと、今作がおもしろくなかったのが理由なんだろうけど。序章だってそれなりに楽しめなければ。これじゃあTVシリーズ(2クール)の、2話で打ち切りみたい。そして更に登場人物が少女趣味なのがいけない。松本零士氏が元々少女誌出身なので不思議はないが、いつもの骨太感に欠ける。監督以下製作者が趣味に走ったか。やっぱりりんたろうじゃないとだめかな。 3点(2004-01-18 14:34:19)《改行有》

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