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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 鬼畜 《ネタバレ》 自分の生まれる前の作品で、男衾駅とか川越駅とかいろいろあって馴染みあった舞台でした。 東京タワーも街並みも昭和感たっぷりだけども 自己中心的な人間をフォーカスすると時代に関係なく醜いに尽きる。 経済的背景があったとはいえ命が軽すぎる。 ネグレクトとか虐待とか、捨てた母親も親父もお梅も鬼。まさに鬼畜の所業。 利一の親父拒絶のラストは本当可哀そうだった。こうして非行に走ってしまうんだろうな。 複雑な感情を抱かせるメッセージ性が強い問題作。だが、おもしろい。[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-07-28 23:56:39)《改行有》 2. キングダム(2019) 原作キングダムは愛読してまして、 今進んでいるストーリーからすれば序章でしかなくスケールはミニマムですが 信演じる山﨑賢人に力と夢があり、なかなか惹きつけられます。 嬴政の吉沢、楊端和の長澤、河了貂の橋本カンナもだいぶ原作に近い配役で嬉しい限り。 続編が決定とのことで 個人的には王翦、桓騎のファンなのでこちらもキャストが気になるところ。 また、天下の大将軍・王騎の戦での暴れっぷりはまだ何も見せていない。 次回作は必ず面白さが加速するのではないだろうか。[地上波(邦画)] 6点(2020-07-05 23:37:42)《改行有》 3. 凶悪 実話を基にしているだけあって人をどう追い込んでいくか、非常な暴力が余計生々しい。 いい意味で気持ち悪い映画ですね。 ピエール瀧、強面を活かした役はピシャリと合っている。 今は極道映画にも頻繁に出ていますがキタキタという凄みのある感じ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-07-07 23:34:02)《改行有》 4. 君の名は。(2016) ついに地上波初、便乗してみました。 普段、アニメを見ないせいか率直な意見として背景描写が綺麗だこと。 この美しさに彗星はズルいし、美男美女が入れ替わるなどそりゃ画になるわけだ。 正直、内容は興行ほど感傷に浸るってことはないが、どこか妙なくすぐる懐かしさを凄く感じた。 さらに人と人の出会いを糸を使って表現しているところは好きなので評価したいところ。 日本人はやっぱりこういう青春ラブストーリーがお好き。自分には新鮮過ぎたほど。 今回の爆発ヒット背景には理由があり、千と千尋を抜いた。 記録は抜くものという格言がある。君の名は。にあって千と千尋にないもの、それはSNSという爆発かもしれないが起爆があったから。 皆の心に何か感動を残したのもまた事実。 日本のアニメ産業はますます盛り上がることに期待したい。[地上波(邦画)] 7点(2018-01-08 23:48:32)《改行有》 5. Kids Return キッズ・リターン マーちゃん、俺たちもう終わっちゃったのかな。 馬鹿野郎、まだ始まっちゃいねーよ。 最後、校庭で自転車に乗りながらのラストの台詞が大好きすぎる。 人には必ずある人生の失敗、挫折を青春に乗せて描く最高のストーリー。 レイジングブルに影響受けたというがやっぱりボクシングいいよね。北野武監督の才能に拍手喝采。[地上波(邦画)] 9点(2016-09-09 19:28:48)《改行有》 6. 菊次郎の夏 決まってチンピラやヤクザが出てくるロードムービー。 こんな映画をつくれるのは北野武ぐらいだ。久石譲の音楽がまた絶妙。特に際立った。 タイトルのとおり1999年ごろの夏を味わえます。何年か周期の夏に無償に観たくなる・聴きたくなる・戻りたくなる映画。[DVD(字幕)] 7点(2016-05-18 12:37:29)《改行有》
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