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1. こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話
《ネタバレ》 ごめんなさい、私コレあんまり好きじゃない。
特に邦画の難病モノは苦手なんですけど、バラエティ番組での大泉洋のしゃべりはほんとにおかしくて大好きなので観てみることに。
鹿野さんが主人公なんですけど鹿野さんを通して「ボランティアとは」にフォーカスですかね。
コミカルに描いているとこはいいと思いますけど、ちょっと狙い過ぎかなと感じるとこも端々にあり、なんといいますかアニメチックでどこか幼いものを感じる。俳優たちは魅力的で演技もいいと思いますが、これを映画にした意義とかメッセージ性はあまり感じませんでした。鹿野さんには、のべ500人のボランティアが関わったというところが最も印象に残った次第です。[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-11-10 16:23:09)《改行有》
2. コンフィデンスマンJP
《ネタバレ》 詐欺モノは大好きです。
TVドラマを観たことはないです、本作は現実味を全く感じない箱庭みたいな詐欺モノだなと感じました。
犯罪コメディということで笑えるところは存分に用意されているんですが、ドキドキハラハラそしてラストで
「そうだったのか~~」「ヤラレタ~~」と感心、満足というものが全く足りてないし、突っ込みどころが多すぎて
こっちで適当に納得しとかないといけないところがちょっと気になる。
娯楽映画として徹底してると思うし、俳優たちはいい味をだしていると思います、でも俳優たちの演じる面白おかしいキャラが売り物という感じで、詐欺モノとしてのインテリジェンスな粋さ、面白さがもっとあったらいいなと思いました。
特に意識したことは無く、じっくり鑑賞したことは無いけど三浦春馬のことはどういうわけか、かなりびっくりしたしショックでした。「申し訳ございません」と土下座するとこはアップで見たかったなぁ、ボコボコに蹴られるとこは三浦春馬のアイデアなんだそうですね。土下座しようが、蹴られようが、すたこらさっさと逃げようが、何がどうなっても彼はかっこいいです。[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-08-11 12:53:01)《改行有》
3. 告白(2010)
《ネタバレ》 昨晩、放送していたので今回は初見時より真面目に観てみまして、レビューも書き直しました。
何をいまさらという気持ちはやはり変わりませんし、男が男として機能してない、父親の役割がどっかいっちゃってます、こんなふうにしたのは女の責任かもね。
中1から中2という人生でいちばん厄介な年齢の上、知らなければいけないことには興味のない頭でっかちで自己中極まりない胸くそ悪いガキたち、しかし子は親の鏡です。
知識を得ようともしないからHIVというだけであの騒ぎです、バカです。
爆弾が爆発したことを確かめもせずパニックになる、バカです。こういう時こそネット使って確かめなさい。
ラストの森口先生の「なあんてね。。」で爆発はしてないことがわかるんですね、その前に時限装置は解除したと言ってるじゃない。
森口先生は誘導しただけで、犯人二人は人として未熟さ故にパニくって彼女の思い通りになるわけです。
未熟といえどもその年齢に相応しい知識と心も持ち合わせない、どう育てたらこうなるのか、そこがいちばん不可解です。
森口先生はギリギリのところで踏み留まってる、恨みより理性が勝ってるんですね。
しかし森口先生もワケありでして子供の父親はHIV感染者で発病してるし、でも子供産んじゃうし、なぜか職場に子供連れてくるし・・・今は昔とは違うからとか選択の余地があるにも関わらず、自己中にシングルマザーになることなど選んではいけないと思います、シワ寄せは全部子供にくるんですよ。
で、この「んなアホな」というメチャクチャでグロいコメディみたいなエンターテイメントの中にちょこっと覗く真面目さ、それなら子供にわからなくてもいいから30代以上の子持ちでもおかしくない年代の人には何を問題提起しているのか、多くの人にわかるようにしないといけないと思いました、そこがかなりの手落ちです。いじめ問題がテーマでないことは確かです。
どうにもならんガキたちを最後までどうにもならんわと描き切っているその徹底ぶりは評価します。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-11-27 23:52:40)《改行有》
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