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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. コミック雑誌なんかいらない! 子供のころなんとなくしかわかっていなかった事件ばかりなので、入り込めない部分も多いが、現実とフィクションの境界線を狙った高速変化球(どっちやねん?!)といった感じでなかなか面白い。しかし、監督が一色作品や『陰陽師』の滝田監督とは知らなかった。なかなか幅広い監督だなぁ。7点(2003-11-26 18:30:25) 2. GONIN 石井隆監督のつむぎだす映像美にほれまくっている俺。豪華キャストをそろえたメジャー作ということで当然期待値が高くなっていた。しかし、ちょっと欲張りすぎたかなというのが正直なところ。もう少しキャストの格を落として、みなに気をつかわなくてもいいような状況だったならば、本来の石井作品にある死と官能のせめぎあいがもっと伝わってきたかもしれない。7点(2003-11-26 18:04:10) 3. ゴジラVSビオランテ 《ネタバレ》 一時期カルト宗教信者だった我が輩は閣下が布教活動をされるという理由で本作に馳せ参じた。受付で学生証を見せるとなぜかお布施をまけてもらえて御利益が減るかもなどと思ったが、そのまま甘えて中へ。待ちに待った閣下の説法に子供たちが笑っているのが不愉快だったが、最後まで観賞。ビオランテの最期に沢口靖子が重なり、我が輩も悟りの境地に達することができたと喜んだ次第であった。ムハハハハハハハ!6点(2003-11-26 16:56:46) 4. GODZILLA ゴジラ(1998) 《ネタバレ》 東宝ゴジラと造型が違うというのは個人的には構わないと思うのだが、中途半端にGODZILLAを生物として扱っているのが気になる。ならば平成『ガメラ』のようにしっかりとリアリティをもたせてくれないと。また、登場人物達の設定・言動もいい加減で何をしたいのかわからない。『ジュラシックパーク』もどきのミニラ(?)大量発生も空回り。1点(2003-11-26 16:47:01) 5. 高校教師/もうひとつの繭の物語 いくらTVドラマがヒットしたからって、キャスト・設定を変えてまで映画化というのはちょっと無理がある。といいつつ劇場で観てしまったのだが、荻野目慶子が演じる役の狂気を作品内でうまく消化できず、結果とても浮いた存在となってしまっていたのが印象的。過酷な運命を主人公に突きつけるショッキングさで乗り切ろうとする野島伸司の手法が映画という媒体に対応しきれなかったのが最大の敗因。3点(2003-11-26 11:17:45) 6. 恋と花火と観覧車 砂本量の脚本を読んだ時、これはひょっとするとひょっとするな、と期待感を持った。ハリウッド得意の大人のラブコメの匂いをかぎとったからである。しかし、残念ながらカギとなる紅茶が活かされてなく、揺れる中年男の感情が上手く息づいていなかった。小品はドラマで充分という意見には異論があり、むしろこういった作品こそ暗闇のなかで心地よく感じさせてほしいと思っている。砂本監督、演出手腕に磨きをかけてリベンジを!5点(2003-11-26 10:24:01) 7. 殺し屋1 《ネタバレ》 三池の手にかかると下手な役者もはまってくるから不思議。いつも通りの一辺倒の芝居を繰り返す浅野の壊れっぷりもすごければ、大森の泣き虫っぷりも堂に入っている。芝居っ気のないSABUすら(元々役者志望だったらしいけど)本作ではいい味を出している。そして、圧巻はラストの落とし前のつけかた。観客の予想を裏切り裏切り、あそこに着地するとは! 恐れ入りました。 9点(2003-11-23 17:49:59)(良:1票)
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