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コメント数 1963
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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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21.  好人好日 《ネタバレ》 笠智衆演じる数学のことしか頭にない先生、仇名が変体であるものの、けして、変体という感じではなく、ただ単に一つのことしか頭にないてだけのちょっと変わってはいるけど、どこにでもいるような普通のお父さん、そんな父を持つのがこれまた何という美しくて可愛い岩下志麻、岩下志麻の結婚問題というテーマが背景にありながらもシリアス路線にはならずに喜劇的要素を取れいれて笑いを誘うが、大笑いするほどの可笑しさというものはない。やたらコーヒー、コーヒーと口うるさい笠智衆とそんな笠智衆が表彰を受けてもらった品を泥棒する三木のり平、二人のまるでチグハグな喜劇ぶりは可笑しい。ただ、やはり全体的にぱっとしない印象で、それなりに楽しめはするが、あと、一押し、足りないそんな作品![ビデオ(邦画)] 6点(2008-01-27 17:26:39)

22.  古都(1963) まずは何と言っても一人二役、姉と妹を演じている主演の岩下志麻の美しさに眼を奪われます。そんな岩下志麻の互いに心の中に哀しみ、人生に対する重み、辛さ、やるせなさ、人として生まれてきた以上、誰もが持っている悩み、それを見事に表情だけで演じている所にこの映画の持っている素晴らしさを感じることが出来ます。そして、言葉使いの美しさ、京言葉の美しさ、京都という日本の伝統文化の中で生き抜く二人の互いの思いやり、ここにこそ人間本来の持つべき姿があるように感じました。美しい京都の街並みを生かしたセット、映像の美しさ、構図の美しさ、何かもが京都ならではの美しさを感じる仕上がりとなっています。また、言葉使いだけでなく、その振る舞い、立ち姿まで、何かもが本当に美しく、正しく京都の女性を思わせる何とも味わい深くて、色々と考えさられるそんな内容に、見ていてしみじみ、本当に自分が日本人で良かった。この映画を見てそう感じると共に見終わった後、私も京都に行きたくなりました。[DVD(邦画)] 8点(2007-11-04 11:19:49)

23.  五番町夕霧楼(1963) えっ?なんで誰もコメントないの?この映画、みんな知らないのかなあ?まあ、いいや!それはともかくこれはどこをとっても日本映画ならではの美しい映画!一人の女性のはかなくも悲しい人生を描いた作品です。水上勉原作と聞くと真っ先に「飢餓海峡」が頭に浮かんできます。この原作者の話の中に描かれる女性を見ると「飢餓海峡」もそうだったし、他にも「雁の寺」もそうだったように、女性としての男には解らない女としての悲しさみたいなものがいつも描かれています。女として生まれ、女として生きて行くことの宿命、愛してはならない男を愛してしまうという女の悲しさ、切ない気持ち、そのいずれもが美しく描かれている。この作品でも主演の佐久間良子の美しさ、日本人女性としての美しさ、貧しい環境で育ちながらも純粋に生きる女を見事に演じている。監督の田坂具隆同様、女優佐久間良子の代表的作品です。[ビデオ(邦画)] 8点(2007-08-06 20:12:10)

24.  好色一代男 タイトルにある好色てようにこの映画の主人公は本当にどうしようもないぐらいの好色男である。そんな女のことしか頭にない何とも軽くてお調子者の男を市川雷蔵が演じている。これが本当にドロドロしたタッチで人間の醜い部分ばかり描いている増村保造監督のものなのか?てぐらいやたら明るい。その明るさが監督本来の持ち味を少し殺しているように思えたのが残念ではあるけれど、けしてつまらなくはないし、それなりに楽しめる作品にはなっていると思う。[ビデオ(邦画)] 6点(2007-01-07 21:35:57)

25.  獄門島(1977) 《ネタバレ》 原作と犯人を変えているからて理由で点数下げていたり、やけに厳しく書いてる人がいたりするけど、原作を一度も読んだことのない私としては、これはこれで楽しめので良しとします。色々と突っ込み所もあるけれど、例えば相変わらず加藤武の警部の「解った!」てちっとも解ってないじゃん!何が犯人は海賊だ?とか、最後も「解った!私が間違っていたのかもしれません!」て今頃、遅いねん!とかとにかくそんな加藤武の警部の解ってないのに「解った!」ていうのも何だか微笑ましく思えてならないし、金田一耕助がどのようにして犯人を探り出していくのか?といった過程も十分過ぎるほど楽しめるし、またこのシリーズ、全般に言えることだけど、市川崑監督の映像の美しさと親子の愛情に対する描き方が優しさを感じることが出来るので私はこの作品も結構、好きです。司葉子が母で娘が大原麗子、何て美しい親子だ!最後にもう少しだけ言わせて下さい。犯人扱いされた挙句に殺されてしまう海賊、可哀想でした。そういうのもふっくるめてとにかくこれもこれで一本の映画として観るとやはり面白い。[DVD(邦画)] 7点(2007-01-03 13:34:14)

26.  ゴジラ(1954) 《ネタバレ》 これは凄い!いや、凄いなんてもんじゃない。本当に恐ろしいほどの凄さです。ゴジラ映画って、昔、まだ小さかった頃に何本か観ていると思うけど、ほとんど覚えてない。ただ恐いという印象しかなくて、それでこの最初のは私自身、今回観たのは初めてだけど、こんなにも凄い作品だったとは知らなかった。これはもう単なる怪獣映画とかいう問題ではありません。コジラという一匹の怪獣が人間による水爆実験によって生まれたというテーマの恐ろしさ、リアリティの凄さ、そして、そんなコジラが東京の街並みを破壊する場面なんて、ただでさえ恐ろしいのに、それもモノクロの映像により一層の恐ろしさを感じると共にその後、病院に担ぎ込まれてくる人達の映像なんて、本物の戦争を体験している者にとってはあまりの恐怖に魂が吸い取られていくのではと思える程の恐ろしい映像、戦争経験の無い私でさえもこれだけ恐ろしく感じるのだから当然、戦争を経験している人達にとってはこの場面の恐ろしさなんて言葉が出ないのではないかと思えるぐらいの恐ろしさです。コジラ映画はこの作品以降、次から次へと作られていくけど、そのほとんどはコジラを単なる見世物のようにし、愛嬌のあるキャラクターへと化した作品で、恐さというものはほとんど無いに等しいが、この一番最初のコジラだけは明らかに他のとは違う壮大なテーマの基に作られた別の作品です。学者としての才能を持ちながら核実験による後遺症から右目の視力を失った芹沢教授がコジラと心中する道を選ぶ悲しさ、辛さ、どれほど残念だったことだろうか?最後なんて怪獣映画だというのに思わず泣けてきた。これから先、こんなにも凄い怪獣映画は絶対に生まれないと思う。[ビデオ(邦画)] 10点(2006-12-30 10:52:51)(良:1票)

27.  恋人(1951) おっと、こんな作品があったとは、いやはや、びっくりです。風間重吉&投げ節のお仲さんが何と恋人同士とは!池部良も久慈あさみもとにかく若い。それでいて、今時の若い男と女とはまるで違う。ベタベタしていない。妙に爽やかなのが良い。話としてはそれほど面白味のある作品ではないけど、この二人を見ているだけで何故か楽しい。市川崑監督、こんな昔に、これほど爽やかな恋愛もの、それもコメディタッチな雰囲気十分の作品を撮っていたとは知らなかった。[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-12-04 22:08:04)

28.  故郷(1972) うん!確かに「家族」とよく似ている。しかし、似てるからと言って、この作品を二番煎じだ!新鮮味が無いとは言えないし、むしろ、そういう見方では山田洋次監督の作品を観ること、楽しむことは出来まい。山田洋次監督らしく、落ち着いた感じで日本の風景、日本人の家族というもの、人が生きていく上で大切なもの、働くこと。食べること。この映画から感じるものは人、それぞれだと思うけど、だだ一つだけ言えることは、山田洋次監督の描く人間ドラマの中には日本人ならではの生活感というものが実に味わい深く描かれているという事!笠智衆さんと渥美清さん、そして、倍賞千恵子をはじめとする山田洋次作品の常連さん達が画面の中にいる。それだけで嬉しくなる。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-04-07 23:19:55)(良:2票)

29.  河内山宗俊 《ネタバレ》 遂に観た。やっとやっと、この凄い映画、親戚がビデオで持ってるというので借りてきて、観た。やはり予想通りの素晴らしい傑作でした。天才山中貞雄監督の見事な手腕によって、どの役者にしても本当に輝いている。素晴らしい演技をしています。中でも若干15歳という若さでこれだけの輝きを放つ原節子が長屋で一人、弟の帰りを待っている時の燐とした美しさ、身売りする場面で見せる表情、何もかもが本当に美しく、とても15歳とは思えないほどの輝きを放っている。とにかくこれだけ役者を光らせた上でこんなにもテンポ良く、観る者を惹きつけて離さないその見事なまでの演出、脚本、構成の巧みさ、間違いなく傑作!これって確かDVD化されているんだよね?間違いなく買いです。[ビデオ(邦画)] 9点(2006-04-02 22:46:44)(良:1票)

30.  恋風道中 やっと、この作品、借りてこれた。いやあ、登録したのは良いのだがなかなか借りてこれなかったけど、ようやく観て思ったのは中村錦之助をはじめとするこの頃の役者達の素晴らしさとその華やかさ、全てにおいて今の日本映画及び時代劇とは違います。そんなこの映画もこれまた面白い。進藤英太郎のお人良しぷりと明るくてひょうきんな大河内傳次郎、この二人が実に活き活きとしていて楽しかった。また作品に花を添える形の女優陣にしても、長谷川裕見子に大川恵子にといずれも可憐で、見ていてまるで「ルパン三世」の石川五右エ門じゃないけど、思わず「可憐だ!」て言いたくなります。勿論、役者だけでなく物語もこれまた面白く、こういう時代劇を今はもう作れないのかと思うと何だか寂しく思えてなりません。とにかく面白い作品だったので、一人でも多くの方に観て欲しい1本として登録させてもらいました。ただ、この作品、置いてある店があるかどうか?余程の時代劇のそれもマニアックなものが沢山ある店でないとないかもしれません。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-23 21:58:23)(良:1票)

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