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1. この世界の片隅に(2016)
空襲や原爆のシーンがなくても、夫、舅、姑、義姉のやさしさに守られて幸せに生きる主人公のファンタジーとして10点です。
しかし、原作者が描きたかったのは、戦争の恐怖と悲惨さなのでしょう。
同じく戦争アニメの火垂るの墓は自業自得の面もありますが、こちらはどんな逆境でも精一杯生きました。主人公を不幸にしたのは政治屋のエゴです。
どんな理由があっても、戦争はしてはいけません。この映画を、多くの日本人、そして他国の方に見てもらいたいです。
超高得点の映画ですが、クラウドファンディングの出資者が、10点をつけているのでしょうか。
見るだけだった映画が、出資することで映画製作にかかわれる。その喜びが1点ずつ押し上げている気もします。
いい原作をみんなの出資で映画化する。映画の新たな楽しみ方ですね。
とは言いながらも、本作品はみんなのシネマレビュートップ3に残ってもらいたい作品なので、10点を献上します。[映画館(邦画)] 10点(2017-01-09 11:08:32)(良:3票) 《改行有》
2. この子の七つのお祝いに
《ネタバレ》 殺人の動機や探偵パートがうすく、横溝正史の本家には遠く及ばない。[インターネット(邦画)] 4点(2018-11-04 18:20:07)
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