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プロフィール |
コメント数 |
304 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
つたない文章力で自分なりのレビューを心がけます。映画館で観た作品は自然と評価が高くなりがちです。 |
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1. 怒り
《ネタバレ》 犯人捜しというミステリー的面白さを持たせながら、やり場のない怒りであったり、他者や自分を信じ抜く事の困難さ、社会問題といったテーマ的深みを出そうといるのだろうが、娯楽性と深みを両立させようとしすぎて、登場人物が物語の展開やテーマを引き立たせる為の補助的な役割になり下がり、一人一人がパズルの一片、もしくは展開やテーマを知りながら、それを強調するように役割を演じるという茶番に見えてしまった。
だから、「真相はこうだった」という強引な後だしじゃんけんが多発しているし、それぞれの人物に軸がなく、意味ありげに人物描写を小出しにするので、結局は他者とのコミュニケーション不足が原因という元も子もない話になってしまう。
犯人をサイコパスとして片付けるのも、強引すぎるし、この映画においてそれをやるのは安易であるとも思う。
ただ宮崎あおいが連れて帰られる存在から、連れて帰るという存在になるという視点で見ればシンプルな成長譚とも思えた。
叫ぶ、壊す、泣くという短絡的で稚拙な感情表現、感情移入をさせようと促す仰々しいピアノの旋律、広瀬すずに当たり続ける不自然なライティング、鈍重で説明過多なフラッシュバックなど全体的にあざとく過剰な作りでもあった。[DVD(邦画)] 4点(2017-07-22 17:47:18)(良:1票) 《改行有》
2. インディアン・ランナー
《ネタバレ》 フランクは今まで自分や両親の死、社会などから逃げ続け向き合うことを避けてきた自分がドロシーと生まれ来る子供を幸せに出来る自信がなく、そうすることができる覚悟も資格も自分にはないと思い込み、すべてを捨ててあの暴挙にでたのだと思います。 これはただのエゴなのですが、結婚式のシーンを見た時、ハッピーエンドを強く望んでいた自分がいました。[ビデオ(字幕)] 6点(2008-01-19 04:28:58)
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