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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 異邦人の河 《ネタバレ》 いろいろな意味で「こんな時代があったんだな」と思わせてくれる作品 ジョニー大倉がとにかく若く、実写映画なのにまるで劇画のような存在感はさすがでした。ただ、映画作品としては作り手の思いが強すぎて、かなり自意識過剰な出来になっていて、「幻の作品」となっていたのも理解できます。 ただ、この映画に流れる時代の空気が、今の日本と朝鮮半島の間の問題を生み出したといっても過言ではないので、そういう問題に興味がある方にはおすすめします。[DVD(邦画)] 5点(2015-11-26 00:54:32)《改行有》 2. インスタント沼 《ネタバレ》 ぱっとしない日常に、ささやかな刺激と笑いを与えてくれ、観終わった後元気になれる楽しい作品でした。三木聡監督の奇想天外な発想がこれでもかというように映し出され、麻生久美子の魅力も相まって2時間の上映時間があっという間に過ぎていきました。 まあ、終盤の展開がややベタというか期待以上のものでは無かったのがちょっと残念でしたが、それでもクスリとさせられる小ネタの数々に彩られた「三木ワールド」に十分浸れて満足でした。 しおしおミロは試してみたいですね。 [DVD(邦画)] 8点(2014-01-18 14:09:02)(良:1票) 《改行有》 3. 遺体 明日への十日間 《ネタバレ》 映画としての出来はともかく、これからも大地震などの自然災害から逃れることができない日本に暮らす方に、一人でも多く見てもらいたい作品です。 多少、ドラマ的な演出もあって綺麗に作られている部分もあるかと思われますが、大災害が起きるとこのような状況になるのだということが描かれています。 [映画館(邦画)] 8点(2013-04-04 00:17:14)《改行有》 4. 異人たちとの夏 《ネタバレ》 都会暮らしの孤独な40男の危機感や切なさが上手く表現されている作品でしたね。それだけに、作品の全てをぶち壊してしまうような酷い演出が残念でなりません・・・・・・。なんというか、失笑というか呆然というか、本当に残念としかいいようがありません。 [DVD(邦画)] 4点(2012-06-17 23:55:09)《改行有》 5. イッツ・ア・ニューデイ 《ネタバレ》 「サラリーマンをなめるんじゃねえ!」と憤慨してしまいました。 青山倫子をはじめとして役者陣は頑張っているのですが、とにかく設定が酷すぎます。遊びじゃないんだから、耳が聞こえなくなったら休むか周囲に話をしてフォローしてもらうかしろよと言いたいですね。それ以外にも仕事をせずにパター練習をする上司、男尊女卑思想をあらわにするエリート社員・・・昭和のサラリーマン映画かよ!と突っ込みたくなりました。 [インターネット(字幕)] 1点(2009-09-15 14:13:38)《改行有》 6. 犬神家の一族(2006) 《ネタバレ》 旧作も未見なので、今回初めてこの作品を観たわけですが、ストーリーというよりは佐清マスクや逆さ死体等次々出てくるインパクトのある映像が面白かったですね。やはり、日本映画を代表する一本であることは間違いないです。[地上波(邦画)] 7点(2008-12-29 21:29:48) 7. 1980(イチキューハチマル) 《ネタバレ》 1980年が舞台なんですが、当時の雰囲気をそのまま描いているという感じではないですね。あくまでも「80年代風」の映画です。ただ、東馬健の「根が演歌なのでどんなジャンル(テクノとかディスコミュージック)を歌っても結局演歌っぽくなってしまう」設定は当時の日本の若者(今もかな?)を象徴してるような気がしますね。 まあ、ストーリー的にはあまり印象に残るようなものはあまり無かった(映画が失敗した時の大騒ぎシーン位ですかね。あれは「台風クラブ」みたいでした・・・)のですが、主人公の3姉妹のキャスティングが抜群に素晴らしいので最後まで楽しく観ることができました。 [DVD(邦画)] 7点(2008-08-31 21:55:06)《改行有》 8. いちばんきれいな水 《ネタバレ》 良い素材は揃ってるのに、調理の仕方を誤って台無しにしてしまっていますね。 何というか、監督のいろいろな狙いが整理されぬまま投影されてしまっていて、結果として良くわからない作品が出来上がってましたね。まあ、とにかく美しい映像とNHKの夜ドラみたいなドラマシーン(本当にテレビドラマっぽいんですよね)がごっちゃになっていて非常に違和感を感じてしまいました。 [DVD(邦画)] 3点(2007-07-05 18:18:31)《改行有》 9. 生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言 《ネタバレ》 題名だけ見ると人情喜劇のような印象ですが、実際は日本社会の暗部の一つである「原発労働者」を沖縄問題や出稼ぎ外国人問題などを交えて描いた社会派ドラマです。 学生のころ、「原発ジプシー」というルポルタージュを読み衝撃を受けたこともあって、非常に関心のあるテーマでもあるので、とても興味深く見ることができました。 まあ、全体的に軽妙な感じですし、アクションシーンもあったりと娯楽作品として作られてはいますが、非常に暗い話でやるせなくなります。そして、こういう話が、決して過去のものでは無いということが何とも・・・・・・。 DVD化はされていないようですが、あまり他で取り扱われていないテーマを扱っている作品なので多くの人にみてもらいたい作品です。 [ビデオ(邦画)] 8点(2007-06-03 19:12:47)《改行有》 10. いま、会いにゆきます リアルタイムで見たかった作品ですね・・・・・。音楽・映像・出演者(竹内結子は勿論、子役の男の子と市川実日子が良かったです。)の全てが美しく、汚れた心を洗い流してくれるような作品でした。 ストーリーの組み立て方も非常に巧みで、中々面白かったです。 しかしまあ、現実世界でのドロドロな続編はみたくなかったですね・・・・。 [DVD(邦画)] 8点(2007-05-21 19:23:53)《改行有》 11. イズント・シー・グレート 《ネタバレ》 ベット・ミドラーとネイサン・レインの演技に惹きこまれて楽しく見ることが出来ました。病魔が襲ったり、子供が病気で施設に入れられたりと辛い状況の中でも、終始前向きで明るい主人公の姿に元気付けられました。 非常に作り話っぽいんですが、実話なんですね・・・・・。リアルタイムで知っていたらもっと楽しめたんだろうなと思いました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-04-03 18:18:07)(良:1票) 《改行有》 12. 居酒屋兆治 《ネタバレ》 不器用な居酒屋の親父を演じる健さんが本当にいいですね。こういう男に自分もなりたいものです。 で、また健さんの歌う「時代遅れの酒場」が最後に流れるんですが、これがまた味があって、この映画の世界と非常に合ってるんですよね。 しかし、大原麗子の薄幸なそして時には妖艶な美しさは凄いですね。 いやあ、いい女だわ・・・・。ただ、役柄はちょっとヤバい感じでしたけど。[DVD(邦画)] 7点(2007-03-12 18:53:21)《改行有》 13. イン・ザ・プール 《ネタバレ》 いやー、ゆるいですねw とにかく、小ネタやトリビアがこれでもかとばかりに散りばめられていて面白かったです。(しかし、「?」の由来のトリビアは嘘だろと思って調べてみたら本当にそういう説があるんですね。( ・∀・)ノシ∩へぇ~へぇ~) [DVD(邦画)] 7点(2006-09-30 15:02:37)《改行有》
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