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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. サンダカン八番娼館 望郷 太平洋戦争中に、軍隊とともに、男の相手をさせられる女性たちが激戦地や最前線に送られたことは、歴史の暗部としてあまり語られることのない話ですね。「戦場にかける橋」で有名な泰緬鉄道の工事中も、着物を着て化粧をした女性たちが前線に送られる写真が載っていたのを観たことがあります。本作はインドネシアに送られた女性たちの悲劇を描いたわけですが、高橋洋子の文字通り体当たりの演技がいいと思います。反戦映画としても主張はハッキリしていますね。派手なドンパチだけでなく、こういう戦争もあったことを確認する意味で、風化させてはいけないことだと思います。やはり、若い人に観て欲しいね。7点(2003-12-16 09:49:53) 2. ザ・ヤクザ(1974) 《ネタバレ》 例によってアメリカ人の妙な解釈による日本人像が描かれていますが、健さんがその点でかなり尽力されたようで、まずまず納得できる(とはいってもおかしいことはおかしいんだけれど)レベルの日本人像にはなっていると思います。印象に残っているのは、ロバート・ミッチャムが指を詰めて、健さんに「お納めください」と言って渡すシーンと、健さんが日本刀をもって殴り込むシーンでの殺陣で、背中を切られたときにうっすらと血がにじむところ。このふたつが妙に頭に残っています。東映のヤクザものとはひと味違った任侠道が見られる作品だと思います。7点(2003-02-20 11:26:15) 3. ザ・リング 98%を2倍速で観てしまいました。ぜんぜん怖くなかったなあ。これだったら、「エイリアン」のお腹突き破るシーンの方がよほど怖かったです。馬がフェリーから脱走することもあり得ないし、ましてダイブするなんてね。結論:ナオミ・ワッツは松島菜々子よりもずっと美人だ♪6点(2003-08-08 22:13:44) 4. さくや妖怪伝 あまり期待しないで、前知識もテレビのCMとスポーツ新聞の"巨大松坂慶子"くらいしか入れていないで観たので、思ったよりは楽しめました。たしかに”油すまし”や"唐傘"が踊るシーンは、昔、子供の頃に観た「妖怪大戦争」などの雰囲気を出していますね。化け猫はどう見ても熊にしか見えなかったのは残念ですが(笑)。中盤での鎧武者との戦い辺りになるとシリアスなのかなと思わせつつ、けっこうおちゃらけ路線がいっぱいでしたね。あの落雷シーンがどこかで伏線になるだろうなとは思っていたけれど、最後にああいうことになったんですね。全体として状況をつかむのが今ひとつで、ストーリーも終盤で中だるみしてしまうし、「あの演出で、嶋田久作は生きていたのか!(笑)」などという疑問もありますが、まあ155センチの女の子が頑張ったということで多めに観ますか(笑)。6点(2003-05-14 03:59:09)
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