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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. さんかく コンビニで「本当にあった 痛い彼氏彼女の話」とかいって500円で売ってそうな、身近に居たら一番関わりたくないタイプの人々のストーリーは終始背筋も凍るリアリティ。人によっては気分が悪くなることすらあるであろうストーリーはある意味タブーを破ったようなもので、こんな胸糞悪さと面白さが共存してる作品ハリウッドにもない。高校生が主役で恋人が病気で主役はアイドルの三文小説ばかりが氾濫する邦画ラブロマンス界に現れた異端児[DVD(邦画)] 8点(2012-04-28 10:28:06)(良:1票) 2. THE 有頂天ホテル 三谷作品らしいゆるい笑いが続くコメディだが、これだけの個性派俳優を揃えながら、キャスティングの妙が無いキャラクター設定と、延々続く必然性の無いストーリーでは、いくらなんでもゆるすぎではないか。さらにクライマックスに近づくにつれ尻すぼみしていく様は出来の悪いネタ切れコントのようだ。グランドホテルをオマージュとした展開も各ストーリーの必然性の無さから陳腐でただの監督の自己満足に成り下がっている。いくらなんでも70年経っているのだから進歩が無いのはマズイ。日本にも内田けんじ作品のような出来の良いものがあるので比較してしまうと余計に陳腐さが際立ってしまう。[DVD(邦画)] 4点(2012-03-09 05:41:40)(良:1票) 3. 裁判長!ここは懲役4年でどうすか ぐるりのこと。のレビューで傍聴モノだけで一本作ってほしいと書いていたので期待の一本。社会問題クラスの超有名事件を扱っていたぐるりのこと。と比べて三面記事レベルの珍事件中心の構成だが、コメディとして優れた構成に仕上がっている。多少もの足りない部分もあるが、これだけ興味深くて、ところどころ笑わされたら高評価にするしかないなぁ。7点+オリジナリティで1点[DVD(邦画)] 8点(2011-10-27 14:25:05) 4. ザ・マジックアワー 特に触れられてないがこれはどう考えても『知らなすぎた男』にインスパイアされている。12人の~もそうだが、三谷はやっぱり押さえるところ押さえてるな…。大好きなプロットだが、このプロットの面白い部分は佐藤と西田の最初のやりとりの場面のような「話は噛み合ってないけど脳内補完でお互いに噛み合わす」誤解のスパイラルで話しが進む部分にあるので、後半ストーリー映画に終始したのは残念。私は前述場面での「類稀なるユーモアのセンス」という西田のセリフで爆笑したが、こういう場面がもっと多ければ更に高得点が付けられたと思う。[DVD(邦画)] 8点(2009-05-03 16:46:36) 5. サラリーマン専科 単身赴任 ドラマでも言えることだが漫画原作の話は外れがほとんど無く安定して面白いということ。ああ日本映画も良いなと感じさせてくれる、日本のサラリーマン社会を皮肉った作品。シリーズドラマになればもっとドロドロした話になるんだろうが、ドロドロしてないところが物足りないと感じるかあっさり楽しめていいと感じるかは個人差があるだろう。[ビデオ(邦画)] 7点(2005-08-01 11:33:52)
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