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プロフィール
コメント数 496
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 皆様のレビュー、いつも参考にさせていただいております。私のレビューも参考になれば幸いです。

2012年以降忙しくなったので、レビューを一言にしています(上半期分は6月末にまとめて投稿)。参考にしにくいかもしれませんが、あしからずご了承ください。採点基準は以前と同様です。

私の連絡先はこちら⇒えむいーあーる75jp[あっとまーく]yahoo.co.jp

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  さんかく 《ネタバレ》 観ているこっちが恥ずかしくなるくらい、オトコの心理に踏み込んだ傑作。この監督のものは全部観たい。 百瀬はどの男の心にも潜んでいるはずだ。愛車に対する異常な入れ込み具合。そして、彼女である佳代に対して、その改造費用を110万円と偽るセンス。10万円の部分がリアルとでも考えたのだろうか。佳代しか騙せない何とも不毛な嘘である。後輩に対してはやたらとでかい態度を取るくせに、影では逆に馬鹿にされている。ダメでイタい男の典型を演じている高岡蒼甫はなぜかハマり役だ。ちょっとタレ目のところが、とどのつまりはお人よしである百瀬のキャラにぴったりなのだろう。 一方、このイタい男・百瀬に入れ込む佳代のイタさも相当なもの。百瀬のくだらない嘘には騙される。マルチにはまり、百瀬に捨てられると泣き喚き、挙句の果てには犯罪まがいの行為まで。そもそもけっこう可愛い美容部員なのに、ダメ男の百瀬に入れ込んでいる時点で「ちょっぴりイタい」なんてレベルじゃない。 この2人の同棲先に佳代の妹である15歳の桃ちゃんが夏休みにやって来る。男のロリコン心を最高にくすぐるキャラ設定が絶妙だ。舌足らずなしゃべり方、子供っぽいストレートさ、「女」意識の萌芽、キスへの抵抗感。自分に対する言い訳を繰り返しながら、桃への思いを募らせる百瀬。最高に滑稽で哀れとしか言いようがない。しょうもない言い争いから、佳代と別れる彼の姿は若者の持つ「軽薄さ」を体現している。冷徹に登場人物の「イタさ」を抉り出すとともに、それをやわらかく包み込むような視線で見守る監督の視線が心地よい。 ラスト付近、佳代を前にしてしゃがみこむ百瀬には共感を通り越して、自分が見えた。佳代の微笑に心が熱くなった。そして15歳でも十分ストライクゾーンに入ってしまうという余計なことを知ってしまった。[映画館(邦画)] 8点(2010-09-25 19:15:43)(笑:1票) (良:3票) 《改行有》

2.  サマータイムマシン・ブルース 《ネタバレ》 タイムスリップものとして、きれいにまとまっており、爽快な作品。見始めた最初はアホな登場人物たちについていけるか不安だったが、タイムマシンが出てきて以降はなかなか楽しめた。欲を言えば、もうちょっと伏線がほしかったかな。「苗字を変える」っていう台詞だけじゃ不満。こういう映画って伏線張りまくって(でも、そこまで難しくなくて)何ぼでしょ。もっとネタを詰め込めたはず。それにしても、一人で見るんじゃなくてデートとかで観たかったなぁ。ということで、これから観る方はあたくしの屍を越えて行ってください。ベタな恋愛映画が苦手なカップル向けです。うん、これは楽しく観られるはず。[DVD(邦画)] 6点(2007-10-16 00:13:22)

3.  サマーウォーズ どうにもテンションについていけず。最後の場所選びはかなり杜撰。間違ったら数百人が死ぬレベル。[DVD(邦画)] 5点(2012-07-01 11:32:32)

4.  ザ・マジックアワー 《ネタバレ》 笑わなかったと言えば嘘になります。確かに、皆さんおっしゃるとおり、佐藤浩市のナイフ舐めのシーンはかなり笑いました。西田敏行の演技はさすがでした。テシオ商会とか武道館とかの小ネタもよかったです。でも、全体の印象としては「退屈」。これに尽きます。 観終わった直後は「何で楽しめなかったんだろう?」とかなり悩みました。キャストの力不足?確かに深津絵里の歌うシーンは退屈のきわみでした。彼女のコケティッシュな魅力もあの歌唱力では色褪せてしまいます。妻夫木の過剰なドタバタぶりも一生懸命さが伝わってきて、ちょっと観ていてしんどかった。 でも、やはり一番良くないのは脚本なんでしょう。この映画が映画に対する愛に溢れた作品であることは、十分伝わってきました。でも、僕はこの映画を観て、本気でないコメディのつまらなさを痛感しました。この映画はある程度洒脱にして軽妙です。でも、その裏にあるべき(と僕は思う)「本気」が見えてこないんです。人間の本質が抉られていないんです。エド・ウッドじゃないですが、僕は映画愛の先走りを感じました。 終盤には、観客皆に映画愛を理解させようとするあまり、老俳優の高瀬に映画愛を過剰に語らせてしまいます。この映画で一番嫌いなシーンです。彼が語ることは、監督が僕たちに一番伝えたかったことでしょう。しかし、それはあえて語られない中で感じるべきことです。彼が年老いても、軽く扱われても楽しそうに演技をしている。そのシーンを挟むだけで十分だったのではないでしょうか。不言実行が胸を打つのです。 邦画のコメディなんてろくなもんじゃない。この僕の思いを打ち砕いてくれたのが、「ラヂオの時間」でした。あの頃の三谷映画には「本気」がありました。鈴木京香は本気で怒り、悲しみ、喜んでいました。この映画は全てが作り物です。街のセットだけではなく、人間の感情も模型の中に封じ込められてしまったかのようです。残念としか言いようがありません。これでは、本当の意味では笑えないんです。[映画館(邦画)] 3点(2008-07-14 23:02:20)《改行有》

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