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プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  SUNNY 強い気持ち・強い愛 《ネタバレ》 ずいぶん間口の狭い映画だというのが正直な感想です 楽しめるのって、出てくる音楽が相当好きな人か、あるいは自分のようにキャストのファンかそのいずれかじゃないでしょうか?(オリジナルが好きな人はどうなのかな)  ストーリーがストーリーの体をなしていません。過去部分に関しては、単に当時の風俗を描き懐かしむことが主な目的になっていて、映画の構成のせいもあるのでしょうが、断片的なシーンの単なる羅列になっていて到底深い感慨を起こさせる域には達していません。どこかの高校の戦車道チームのようにのりと勢いだけになってます。 現在部分に関しても、主人公たちの現状を記号的に描いて、それにちょっと変化を加えるだけの平凡なものになってます。 だから、上記の条件に当てはまらない人が単にストーリーを追って鑑賞したら退屈するか、立腹するかいずれかでしょう。興行的には大失敗になりそうなのもむべなるかなです。  ただ、自分的にはとても楽しかったし、ほんのちょっとだけ感動しました。それは過去も、現在も出てる女優さんを実に生き生きと動かしてる演出。まあ広瀬すずいつも可愛かったのはデフォルトなんで言う必要も感じませんがw、他にも山本さんや池田さんなど今まで知っていながらほとんど何も感じなかった女優さんたちがかなり魅力的に撮れているし、現代部分の女優さんたちもなかなか魅力的でしたし。  この監督、モテキ以来少なくとも女優を魅力的に撮るという才能だけは間違いなくあると言ったら過言でしょうか。 おそらく興行的には大失敗だし、良さをわかってもらえる人もかなり限られると思いますが、自分的には大好きなあと数回、映画館で観たい映画です。[映画館(邦画)] 10点(2019-01-11 05:47:20)《改行有》

2.  さびしんぼう 実は今はやりの聖地巡礼をやって、この寺も、この坂道も、それからついでに渡船も全部実際に訪ねてきたんで、 本当に久しぶりに見ると感慨が深い。あと主人公たちよりもむしろ藤田や小林の親世代の若さが新鮮。 尾道の町並みもいい。 ただ、やっぱり大林の映画って所詮は雰囲気名画、雰囲気だけでいい気分にさせてるだけでそれが本当の感動かと言われるとちょっと違う気が。 さすがに、マザコンを前面に出されると少し気持ちが悪いし それでもこの監督の最大の長所である美少女をより魅力的に撮る才能は、まだこの時点では健在で富田靖子が実に可愛い。 その才能が1990年代初頭の「ふたり」ぐらいを最後に枯渇したのは、本当に残念。あと十数年持たせてもらって、 少女時代の広末涼子主演の大林映画、あるいは宮崎あおい主演の大林映画なんてものを観たかった気がする。 ところで、富田靖子→ 広瀬すずって原点回帰してるというべきか、すがすがしいほど趣味が一貫してるというか、たんなるロリコンというべきか、ちょっと自分自身に苦笑w[DVD(邦画)] 6点(2018-09-16 19:49:39)《改行有》

3.  三度目の殺人  実は封切り第一回で鑑賞したのですが、異例に遅いレビューになりました。どうしてもきちんと理解し確信を持ちたくてその後二度、つまり三度目まで(別にこれが言いたかったわけじゃないw)観に行ったわけですが結局、理解したという確信を持つにいたらず。  実は、本音を言うと最後の接見が非常に残念です。少女を演じてる女優に異常なまでの思い入れがあるため、少女を救い、そして少女を守るという流れにどっぷり感情移入し直前まで目頭が少し熱くなりかかってたわけで。  だけど、あの接見がなあ、ある意味ちゃぶ台返しですから。もちろん、あれは少女の負担を減らすためにわざとああいう風に振舞ったんだという見方もありますが、そうするとあまりに浅くなってしまう気がして安易に組する気にもなれない。  幸いまだまだ上映が続くようですが、これ以上何度観ても映画館での理解は無理という結論に達し、広瀬すず出演映画としては少な目の3回にとどめ、あとはブルーレイ発売を待ちます。原作ならともかくノベライズを読むというのもいまいち気がすすみませんので。  とりあえず今日のところは、広瀬すずの素晴らしい表情演技に8点。今まで観たことがないようないろんな表情を観れたことで自分的には、ある意味満足してるのですが[映画館(邦画)] 8点(2017-09-20 19:09:28)《改行有》

4.  柘榴坂の仇討 《ネタバレ》  結構、真面目に作ってるかなと思って観ていたやさきに、ミサンガだもんなあ。ひょっとしてこのドラマの脚本書いてる最中にあまちゃんでもやってたんだろうか。  もう、るろうになんとかとか雷桜とか、最初からふざけちらした時代劇もどきなら、ミサンガでもスマホでもラインでもなんでも出してもらってかまわないんですけどね、これみたいに一見重厚な本格的な時代劇を装いながら、いきなりミサンガwwwww。 自分が自負心のある歴史学者だったらミサンガ出てくる「時代劇映画」に歴史考証として名前を出されることなんか絶対嫌ですけどね。  あと先の方が述べてる井伊大老の呼び方はさほど気にならなかったけど、自分が気になったのは、かわらばん屋の軽薄さ、適当さ。江戸幕府がまだあるうちに町人が「徳川」とか呼び捨てにしたら、その時点で斬首です。廃藩置県なんか瓦版にのしても江戸の町人は買わないだろうしw  ということで、一見真面目さを装いながら酷い手抜きや悪ふざけがある脚本だなと。 花のあとはすごく真面目だったのにどうしちゃったんだろう、この脚本家[映画館(邦画)] 5点(2014-09-30 21:04:38)《改行有》

5.  THE 有頂天ホテル 《ネタバレ》  麻生さんが出演してる映画だし、なるだけ寛大な優しい気持ちで鑑賞したが、駄目なところは駄目だった。  多くの登場人物のいろいろなエピソードを絡めて、全てを結び付けようとする意図は理解もできるし、評価もできる。  しかし、そのエピソード自体に不自然で無理があるものがあってはね。 あえて羅列する手間は惜しむけど、最悪は伊東四郎の白塗り、今時顔真っ白な男がホテル内をさまよってみんなが驚くって、小学生でも笑わない。  それから香取の歌が酷かったなあ。下手とかそういうんじゃなくて、一人の人間を元気づかせ、一人の人間に自殺を思いとどまらせるって設定なんだけどねえ。 「ドンキホーテ、変な名前~」って歌われても面白くもなんともないんだけれど。  そういう設定だから、そう受け止めろってまさか三谷さんともあろう方が考えてるわけないだろうね。  で、あげくが全体のメッセージが「好きなように生きろ」って、 好きなように詐欺やったり、好きなように人殺したり、好きなように人を解雇したり、 そういう人が多すぎるから、世の中おかしくなってるってのが私見だけど。  また、ボロカス書いてしまったけど、テンポがよく退屈はしなかったし、クネクネダンスとか面白いエピソードも無いわけじゃなかったので5点。 それプラス麻生久美子さんで1点。その他篠原涼子、松たか子もなかなか生き生きとしてよかったので1点。 平成26年7月8日 7→6へ ※女[DVD(邦画)] 6点(2014-07-08 15:13:23)(良:1票) 《改行有》

6.  さよならドビュッシー 《ネタバレ》 原作ただ今古本で発注済みで未読なので、あくまで脚本批判ということにさせてもらいます。(この先重大なネタバレあり)  まず、大火傷で判別不能になり、識別不能になったため死んだ少女と生き残った少女が入れ替わるというアイディア自体は悪くない。でも「来ていたTシャツ云々」はあまりに安易。DNA鑑定だってなんだってあろうに。ルシアが大人しく遥のふりをしてくれたからいいようなもの、もし違ってたらその時点で大騒ぎw ていうか「来ていたTシャツ」という台詞を聞いた瞬間に、よほどぼっとしてなければ、大部分の人間は落ちがわかってしまうから、終盤での告白に何の衝撃もない。どんなに情感をともなったいいアイディアでも、最低限のリアリティを持ってもらわないと。それから観てる人間にあとで全く意外性を感じさせることができない伏線など、伏線でもなんでもない。  それから他の部分もいい加減。自分の個人的財産ならともかく会社の財産を増やすために犯罪をたくらむ人間はまずいない。(いると強弁するならそれなりの肉付けが必要)  「顔が判別不能になるくらいの火傷をうけるリスクを冒してまで、10代の少女が財産を相続するために、祖父とものすごく仲が良かった従妹を焼き殺した」なんて話を、被害者をとても愛してたから信じたという強弁にはあきれ返ってひっくり返った。 どうしても、その設定を押し通すなら、件の人物を相当知能指数の低い愚かな人間に描くべきなのに、全くなし。  ただ、上記の欠点をカバーしてなお、あまりあるくらいヒロインに魅力を感じたのもまた事実なわけで。  彼女が朝ドラで演じていた人物と少しキャラがかぶってたので、マイナスポイントにすべきなのが、逆に好感度が上がってしまいましたw[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-01-04 12:33:55)《改行有》

7.  細雪(1983) 《ネタバレ》 とにかく綺麗な映画でした。 風景も、そして四姉妹も。 特に吉永小百合。この映画撮影時38歳、38歳にして少女の面影を漂わせるって(絶句) サユリストと呼ばれる人びとの気持ちが理解できたような気がします。 話としては次女の夫が、三女(吉永)に寄せる微妙な感情が面白かったです。 (調べてみたら、あれのモデルが原作者なんですね) ただ、江本が(笑)、これだけ格調高い映画に、何故に江本?どうして江本? 彼の分で-1点 平成23年6月8日再見 じっくり人間関係、筋が分かった上で鑑賞すると、江本など気にならないぐらい素晴らしい映画だったのでプラス一点。 特に自分にとって映画にとって大事だと普段から感じてる二つの要素の重要性に確信を持てた映画だった。 まず、一つは映画におけるキャスト、いやはっきり言うならキャストのルックスの重要性。映画というものは、簡単に言えば人間の視覚に訴える存在なんだから、原作者、製作者の与えようと考えるイメージとかけ離れたルックスのキャストがされたら、その時点で失敗作。見てる側の脳内補完に頼るとかは、製作者の甘え。もしも脚本のみで全てが決まるなら、そもそも映画、ドラマ、演劇などの表現方法は不要。各人がそれぞれ、原作を読み、そのイメージを脳内で楽しめばいいだけで。  そういった意味でこの映画のキャスティングは申し分なかった思う。平凡なルックスの女優が演じる雪子とか、どれほど白けた作品になったことか? もう一つは、映画の舞台になっている時代を再現しようとする努力、真面目さ。 過去の日本を描こうとする以上、その時代の価値観、風俗、物言い等を出来るだけ再現しようとする努力をするのは、リアリティがある映画を作ろうとするにおいて、十分条件ではなくて、必要条件だと思う。  最近、あまりにも現代人風の帝国海軍軍人とか、これはドラマだが平気でその時代の最高権力者に暴力を働いてとがめられない安土時代の女性とか、あまりにも時代を再現しようとする気持ちに乏しい作品ばかり見ることが多かったので、この作品でそういうものの重要性を改めて感じた。 点数のみ8→7に変更[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-11-06 17:09:49)《改行有》

8.  桜田門外ノ変 《ネタバレ》  少し前に「少年H」という太平洋戦争下の少年を描いた小説があって、あの時代の少年がそんな知識を持ちえたはずがないと批判をあびたのですが、さしずめこの映画の水戸斉昭は「老人N」というところで。彼にしろ井伊大老にしろ、老中たちにしろ、あるいは浪士たちにしろ、あまりに的確な、まるで現代から研究したような(爆笑)国際情勢、国内情勢に関する知識を持ち、単なる方法論で争ってるような。  現代人に受け入れやすいような理性的な人間に描きたかったんでしょうが、かえって魅力をそいでいるような。考えれば、現代の日本って街宣車にのるようなウヨ、いまだに階級闘争を信じてるようなサヨを除いては、そんなに強烈なドグマに基づいて行動する人間があまり見当たらないから、それに合したんでしょうね。  だけれども「神州を汚す紅毛人は断固切り捨てるべき」的な人物描写にした方が、インパクトもあれば、リアリティもあったのでは。  ただ、「変」に参加した浪士たちの後日談という設定は面白かった。[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-05-30 21:25:54)《改行有》

9.  THE LAST MESSAGE 海猿 《ネタバレ》 完全なネタバレあるのでご注意下さい。 本当に酷い、脚本家のプロ意識を問いたい作品。もちろん、ただ単につまらないと言うだけだったら、無能さを責めるだけのことなのでそんな無意味なことはしたくない。ところが、この作品は脚本家の無能さのみならず、やる気の無さ、不実さがはっきりと表れた作品。何と言っても、シリーズ物の第2作と第3作でストーリーの流れがほぼ同じというのは、前代未聞。呆れ返ってひっくり返った。 だって同じでしょう①大勢の人間が乗っている(①フェリー②プラント)が事故で危機に陥る→②仙崎を含む海上保安官たちが救助に向かう→③大部分は救出されるが、仙崎と一般人数名がアクシデントで取り残される→④何らかの事情で外部からは救えない→⑤仙崎が超人的な努力で数々の危機を乗り越えるも→⑤最終的には水没し、仙崎の安否が心配されるっつうか、ほとんど死んだと思われる→⑥つながってる(笑)仲間が探しにいくと奇跡的に生きている→⑦海岸で加藤あいが迎える(大爆笑) 全く同じでしょう。さすがテレビドラマ上がりの脚本家、ドラマだけでは飽き足らず映画までワンパターンを持ち込むとは。  なんだったら、またドラマ化して、毎回、毎回仙崎が死に損ない、加藤あいが海岸まで迎えに来る話でも書けばいいのにw  あと、頭が悪くて知識が無いなら、調べるか、あるいは自分の知ってる範囲で書けばいいのに、かなり重要な国家的な決断をせまられる問題が、海上保安庁の「課長」wと内閣参事官(爆笑)の二人の話し合いでどんどん決められていくいい加減さ、適当さも笑えました。[CS・衛星(邦画)] 4点(2011-07-27 11:33:10)(良:2票) 《改行有》

10.  さまよう刃(2009) 《ネタバレ》  「のど元過ぎれば熱さ忘れる」という諺があるくらいで、どんな恐ろしい思いをしたって時間が過ぎれば、単なる過去の経験になってしまうのでは。  他人の尊厳を完全に犯した犯罪者に対しては、更生よりも刑罰を主眼に置くべきだということには、賛成なんですが「死ぬほどの恐怖」を味わせることに、それほどの意味があるかどうかは、疑問です。  こりゃ、一回原作読むべきですね。読んだ上で再評価。 平成23年3月27日追加 原作読みました。改変が酷~い。他の方が指摘したエピソードの詰め込み、省略等もあるけれど、何よりも酷いのがラストの主人公の意図の勝手な改変。「死ぬほどの恐怖」なんて全然原作には出てこない。なんなんだ、この愚劣な改変は(怒) 想像はつく。恐らく広い層を対象にした映像作品で復讐殺人を何らかの形で肯定するのはまずいという観点から、改変され、才能の乏しい脚本家が自分では気のきいたことを書いてるつもりで付け加えたんだろう。 一応、現在の日本の公の価値観では復讐は否とされているからの、判断だったことは分かる。でもだったら、そもそもこの作品を映画化の対象として選ばなければいいと思う。 しかし、忠臣蔵で吉良を殺す話は平気でなんども賛美する映像化がなされるのに、現在劇では、絶対復讐を否定しなければいけないというのもおかしな話で。(忠臣蔵なんてそもそも逆恨みだし) [CS・衛星(邦画)] 1点(2011-03-27 06:08:35)(良:1票) 《改行有》

11.  彩恋 SAI-REN 《ネタバレ》  もったいない。 これだけ魅力的な女優達と個性的な俳優でキャスト組んでおきながら、この出来。 邦画にありがちなといっちゃお終いだけど、人を殺せば感動だと思ってる安易な、そして真っ当な気持ちのぶつかり合いがない、終始ヌルッとした脚本。 前半51分くらいまでは、ガールズトークなんかで心地良い雰囲気に包まれてみてたんだけど、そこから先がグダグダで長かった。 あと、実は無意味にハードルが高い映画で、何かに引っかからずに最後まで見れるのは、少数派。最初からマイナーだということに甘えてる姿勢にも疑問を感じる。 ただ、奥貫薫さんという女優の魅力に初めて出会えた分だけは、自分的に価値がある作品だった。 平成23年3月14日追記 良を頂いたのを変更するのはどうかと思われるので、もしもお気に障ったら遠慮なくお取り消し下さい。 2度目じっくり見て、この映画の薄気味の悪さが理解できた。世の中でまだ完全に受け入れられていない価値観に基づいた行動を、高校生達が行い、それに対して全く批判もされることなく、温水によって代表される「ぬるい」大人たちがごく当たり前として受け止める、このなんともいえない気持ちの悪さ。  高校生が飲酒することに、いちいち目くじらを立てるつもりはない。自分だって大いに飲んだ、だけども後ろめたさはあったし少なくとも発見した大人は、叱責した。それが世の中の最低限のけじめじゃない。  高校生が性行為を行い妊娠するのだって、別に個人的な価値観では「否」とはしない。 (実はガッキーに対する愛情のあまり、彼女の主演映画をとことん擁護して大喧嘩して、 ある映画サイトを追放になった過去がありますw)  しかし、それを親や周囲がすんなりと受け入れるのは気持ちが悪い、不自然、異常。 その他電動キックボードの違法の使用とか、とにかく無神経さが滲みでるような脚本。 そして、他のことは、まあ、看過するとしても、たった一つどうしても認められないこと。剥けないのをむりに剥くと、かんとん〇〇といって大変な事態になるんだがw[地上波(邦画)] 4点(2011-03-14 19:08:57)(良:1票) 《改行有》

12.  櫻の園 -さくらのその- (2008) 《ネタバレ》  封切りの時に映画館で見たのを、衛星放送で再見。 つくづく、駄目な脚本だなと。別に才能の無い人間に面白い話をつくれとか無理な要求はしたくないけれど、少なくとも整合性や現実味を持たせるくらい誠実さがあればできると思われ。全く芝居経験の無い少女たちが、台本だけを元に集まってわいわいやっているうちに、芝居の体をなしてくるという適当な流れ。そこまで芝居というものを馬鹿にしきっていいものだろうか。  というような欠点も、これだけ若い女優さんが一杯でれば打ち消されそうなものだが、どうもオスカープロのスカウトの人と根本的に女性の趣味が違うことを再認識させられるだけだった。  ただ、画面の綺麗さだけは評価できる。[映画館(邦画)] 6点(2011-01-20 15:23:34)《改行有》

13.  サッド ヴァケイション 《ネタバレ》  絶対ユリイカを見てから見るべき映画ですね、前回見たときのよくわからなかった部分の半分がわかってかなりすっきりしました。  秋彦って人物、軽薄で、俗っぽくて、つい言っちゃいけないことを言ってしまう、「くらすぞ」と言われてもしょうがない、実は自分そっくりの人物で見てると嫌になるんですが、彼の最後の方の社長に対する「頑張ってください」には、心から共感しました。  世間からのはぐれ者を集めて仕事を与えて養い、モンスターのような妻も受け止め、(これを彼の単なる気の弱さととるかそうでないかと取るかは議論の分かれるところでしょうが)、それでも明日からも同じように生きていこうとしている社長の人物像が自分的には心から惹かれました。  また、宮崎あおいはもちろん、板谷さん、辻さん、石田さん、いろんな年代の女優がそれなりに魅力的に映っているのも好感度高いです。  ところで最初の方で半分と書きましたが、やはり完全に理解するためにはhelplessを見るべきなんでしょうか?  あからさまに自分の趣味には合いそうもない映画なんでちょっと鬱です。[DVD(字幕)] 7点(2010-10-04 21:24:04)《改行有》

14.  サード 《ネタバレ》  昔は、ものすごく好きだった筈なんですが今なってはどこがそんなに好きだったのかまるで自分が理解できません。  主人公の非常に視野の狭い考え方も、中二病と考えればあっさり解釈できてしまうし、 少年院を舞台にしたわりには自由に対する切望もあまり感じられない。  あと、少年院の教官、あるいは家庭裁判所の裁判官が全く綺麗事しか口にしないのは何故でしょうか?何らかの皮肉が込められてるのか?あるいは事情があるのか?  ただ、捕まる前の、新聞部とテニス部の処女喪失、売春から殺人事件への流れは妙なリアリティがあって楽しめました。  特に森下愛子の可愛さ、素晴らしい肢体は最高でしたね。あまり大きな花を咲かせることもなく全盛期が過ぎていってしまったのは残念です。[DVD(邦画)] 7点(2010-09-09 11:08:20)《改行有》

15.  サウスバウンド 《ネタバレ》  実は、初めて見たときは皆さんと同じで、父親の言動をそのままストレートに受け止め、非常に悪い印象しか残らなかったんですが……  今回見直して、それほど単純な話でないことに気がつきました。 まず東京編、息子がトラブルを解決するのにあたって、周りの大人、学校、(ひいては国家=世の中の通常の秩序)に頼らなかったのは、やはり「国民じゃない、国なんか知らない」という父親の言動に影響されてではないでしょうか?そして自分の力のみで解決した。  その結果どうなったかというと、正義を貫いたはずの自分が悪とされ、関係ないはずの国(この場合は学校)によって掣肘を受け、逃亡をすることを余儀なくされる。 このエピソードは、親父的な生き方は、何も力を持たないことを表しているんじゃないでしょうか?  それから何度も母親が繰り返す台詞「自分の正義だけを信じると……」 こういった面から見て、この映画は単純に親父の存在を肯定するだけの映画では、ないとも思えてくるんですが。  じゃ、何を言いたいんだと言われると、まだよくわかりません。塚、映画だけじゃ無理なような。原作を読むべきかも。  ただ、沖縄に言ってからは駄目駄目ですね。何の迷いもなく、土地の不法占拠が「正しいこと」として描かれている。  何らかの形で、現在の社会が私有財産制で成り立ってることや、それにはそれなりの「正しさ」があることを描いてもらわないとバランスが悪くてしょうがありません。  ま、かなり批判的なことばかり書いてしまいましたが、実は結構気に入った面もあって、それは女性が老若問わず(お母さん、お姉さん、担任の先生、東京と沖縄の同級生)、綺麗だったり、可愛かったりすること。その点では見てて楽しい映画でした。 特に、北川景子、なかなかああいうおとなしくて地味な役柄は、現在では珍しいんですけど、逆にそちらの方が似合ってるような。[DVD(邦画)] 7点(2010-04-12 14:12:48)《改行有》

16.  櫻の園(1990)  以前見たときより、印象が落ちた。いかんせん、主役に華が無さ杉で見ていても熱がこもらない。で、映画の世界に入りそびれると、何と言っても話し自体は、とりとめのない軽い話なので。深夜に一人見てて欠伸、転寝が。  ただ、男子校出身者の自分にはガールズトークは気持ちよく。いざ手にとって廃棄しようとすると、かなりのためらいを感じる。  数年後、再評価予定[DVD(邦画)] 5点(2010-03-13 22:09:39)《改行有》

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