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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 TVシリーズ「ウルトラマン」を分解再構築し、作者なりの考察を加えて一本化した作品。 エッジが立っている印象で、TVシリーズにあった丸さが感じられないのが残念。 前半は楽しかった、面白かった。でも後半は…。 全編を通りして、本編部分の構図、カット割りがよろしくない。 実相寺昭雄風なのだろうが、そんな構図が続くので俳優たちの演技がぶつ切りにされてて見にくい。 クライマックスの壮大な音楽が、壮大すぎて浮いてる気がする。 巨大女性のスカート強調演出とか、繰り返されるお尻ペンとか、おっさんの性癖が垣間見える感じでちょっとイヤ。[映画館(邦画)] 4点(2022-05-15 09:30:52)(良:2票) 《改行有》 2. シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 《ネタバレ》 「残酷な天使のテーゼ」をラジオで聞いて、今度始まるアニメの主題歌はなんてカッコいい曲なんだ!と思ってから25年。 よくぞ長生きした作品です。そして、この度は少々強引な感もありますが、見事なフィナーレ。 25年も経つと、人間は丸くなるものですね。作り手も、見る方も。 そんな事をしみじみ感じたのでした。[映画館(邦画)] 6点(2021-04-24 09:56:40)《改行有》 3. 屍人荘の殺人 《ネタバレ》 原作未読。予告編以外の情報なしで見たので、ま、タイトルに書いてあるとはいえ、意外な展開にビックリ! 原作が「バカミス」と呼ばれているのかどうかは知りませんが、本作は立派なバカミス映画だと感じました。(褒めてます) 『センセイ君主』で花開いた浜辺美波の才能に磨きがかかった作品と言えるのではないでしょうか。 余談ですが、去年の正月映画は悪霊払いの宗教フェス作品、今年の正月はミステリーといいつつ×××映画。東宝のネジ、イイ感じで外れかかってるんではないでしょうか。[映画館(字幕)] 8点(2019-12-30 10:40:45)《改行有》 4. 昭和最強高校伝 國士参上!! 《ネタバレ》 『あぶない刑事』などのアクション監督として活躍する高瀬将嗣の監督作品。自らの体験を元にした、昭和らしい愛すべき不良高校生の喧嘩に明け暮れる日々が描かれる。CGやワイヤーワークを使っていない、ガチの喧嘩アクションが見どころ。酒、たばこ、パーティ券販売と、今の大人しい高校生から見れば、トンでもないことが行われていた日常と、在日の師弟が通う高麗高校との因縁の抗争が描かれるが、カラッとしたタッチで笑える映画に仕上がっているのが見事。1話2話の同時公開ですが、3話、4話と続きが見たくなります。[映画館(邦画)] 8点(2016-08-10 07:08:59) 5. シン・ゴジラ 《ネタバレ》 ゴジラ映画でありながら、岡本喜八(写真で出演してる!)の『日本のいちばん長い日』にオマージュを捧げた作品といった印象。 ゴジラが出現したら、日本はどう対処するのかというシミュレーション映画にはなっているものの、ドラマ性が希薄。 パワーエリートがこの国を何とかしてくれたという筋書きはどうなんだろう? 体制、反体制という対立軸を知らない若い世代には抵抗がないのかもしれないけど、おじさん世代は白けるなぁ。 ゴジラはCGで描かれたらしいが、市街の破壊描写は緻密で、これまでにない映像を見せてくれるうえに、CGとは異なる実写感がある。 そういった意味では、もっと高い点をつけてもいいのかもしれないけど、ドラマがなぁ・・・[映画館(邦画)] 6点(2016-07-30 01:19:53)(良:1票) 《改行有》
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