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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. 女帝 春日局 別に熟女ずきじゃないんで、十朱幸代さんにまったく何もない、誓って何もないんだが、これだけ、時代考証とか歴史的事実完全無視の娯楽時代劇で、風呂の中で浴衣を着せるとか、そんな些細な歴史的正確さにだけ拘る製作者が全く理解できませんw[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-07-13 14:26:58) 22. シコふんじゃった。 ぶっちゃけ、相撲に関心がない人間が見るべき映画じゃないですね。塚、ぶよぶよした尻とか太ももが画面いっぱいに映るのをみて楽しいと思うのは、相当特殊な趣向の方では(笑)。自分のような関心がない人間に、相撲というスポーツの面白さ、楽しさを感じさせるだけの説得力を持った画面作りには失敗してると思います。 ただ、出てる俳優がみな若くて、その点だけは楽しめました。[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-04-14 09:50:03)《改行有》 23. 死刑台のエレベーター(2010) 《ネタバレ》 実はオリジナルの方も、若いバカップルに相当いらついてあまり好きな映画では無いんだけれど、こちらの方は好きな女優が出てることもあるし、ある意味、旧作のあくまであの時代特有の性質をどういう風に現代風にアレンジするのか期待したのだが…… 見てあきれ返ってひっくり返った。どうみても1950年代風のことをそのまま再現しちゃってるんだもんな。 実は、法規とか調べるつもりだったんだけれど、こんな駄作にあまり時間取られたくないんで手間を省くが、現代の日本の、これだけ安全管理がうるさい訴訟社会で、電源切ったら途中で止まるエレベーターとかあるかあ?するとなんですか、あのビルでは停電のごとにエレベーターは途中で止まるんですかと。普通は、電源切ったらどこかの階に止まって一定時間扉が開いて、それから停止するのが当たり前だと思うんだけれど。 それから、「完全犯罪」の幼稚さ。どんなにぼんくらな警察でも眉間に銃痕がある死体を自殺とは考えてくれません(笑)。それから普通に捜査すれば手すりに何か金具をひっかけた痕とかもろわかりですよね。(少なくとも科捜研のマリコさんなら絶対w) 50年前と現代の捜査手段の違いが全くわかってない脚本家って?ひょっとしてあまり推理物とか見ない人かな(大爆笑) で、原作にないオリジナルな部分が少しはましかと言えば、これがさらに。もう邦画の脚本家に、ストーリー展開で偶然に頼るななんて無理なことは言うまい。(まれには、上手に演出された偶然が感動をもたらすこともあるし、たとえば猟奇的な彼女とか) だけど、物語の本質に関係ないどうでもいい部分に、ありえない偶然を使うのだけは勘弁してほしい。 警官と喧嘩して拳銃を奪った暴力団の親分の情婦が、彼の昔の恋人で、親分とたまたまその日、その時間一緒に車に乗ってるとか。東京って確か1千万人くらい人口いましたよね。(こういうやたら偶然で、登場人物同士が関係するのって、今はやりの安手の外国ドラマの悪影響かしらん) 最近、大好きな女優の出てる映画を録画したDVDがゴミ箱直行が続いて悲しい。 (北川景子の役柄ひどかったなあ。ほとんど昆虫なみの思考能力に描かれてた)[CS・衛星(邦画)] 1点(2012-04-07 10:49:28)《改行有》 24. 69 sixty nine つくづく小説の映画化、とりわけ「面白い」小説の映画化は難しいなと感じてしまった。まず、前提条件としてよほどの短編小説でもない限り映画化する場合に、何らかの省略が必要になってくるわけで。(そうい意味で時間的な制約の少ないテレビの連続ドラマの方が小説の映像化に向いているかも知れない) その際に、いくつかのエピソードをえり選ぶとか、あるいは極端な場合、雰囲気だけをとどめて脚本家の才覚で新しいエピソードを作り上げるとか、いろんな方法があるわけだが、この作品のように原作へのリスペクトが強いと、どうしても出来るだけ多くのエピソードを拾おうとしてしまい、その結果どうしても説明不足の、なおかつ底の浅い物語に仕上がってしまう。 くどかん脚本だったら、もっともっと遊んでもいいと思われ[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-06-02 17:51:21)《改行有》 25. 下妻物語 とにかくキャラ設定が素晴らしい。とことん自分の生き方を守る桃子と、もう馬鹿で馬鹿でほんと馬鹿だなあっていうイチゴと。 演出もよくて、大爆笑ってのはなかったけどクスリ笑いはいっぱいありました。 ただ全体としてみた場合に、友情が育っていく過程とか脚本が弱かったので-1。 深田恭子はこの役をやるために女優になったのかも知れないとまでおもえました。 平成23年4月13日 点数のみ8→7に変更[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-04-13 11:07:58)《改行有》 26. 重力ピエロ 《ネタバレ》 「アヒルと鴨」は映画、原作とも大好きなので期待してみたんですが……、 「微妙」の一言につきます。 確かに春の苦しみ、葛藤は理解できるんですが、その上で実父に対して行った行動、なおかつ自首する気配もないことが正当であるかどうか、映画だけでは判断がつきかねます。 そんなにほのぼのとした結末でいいのか? 原作を読んだ上で、再見し再評価する予定 平成23年4月6日追記 原作読んで、さらに微妙~w。いくつか改変部分はあったんだけれど、気になるほどじゃない。むしろリスペクトを持って映画化したなと評価すべき。しかしストーリーそのものに対するモヤモヤ感、納得できなさはさらに増大。 やはり実父の犯した罪が殺されるまでに値するとは思えない。 「正しい制裁を」とか「犯した罪の重さを思い知らせる」んだったら、彼にも同じ行為をしてやればいいだけで。(しかも犯した犯罪の回数分)殺すのは、やりすぎ。 放火に巻き込まれて怪我をした人に対して全く罪悪感を感じない、ダブスタも少し気になる。 まあ、映画批判というより原作批判になってしまうわけだが、作中で他人の家にスプレーで落書きしながら、「きちんと警備していないやつが悪い」とほざく屑の家を突き止め、本人が見てる前で、その家の塀に落書きするエピソードがあり、これとかは充分バランスが取れていると思えるんだけれど、この結末じゃ、まるで同じケースで家をぶっ壊してしまったようなものだと思われ。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-04-06 14:30:20)《改行有》 27. 沈まぬ太陽 《ネタバレ》 「正義」のために、損な生き方を選ぶ主人公なのだが、今三その正義が掴みづらかった。正直、航空会社って一般企業の中でかなり高水準の給与レベルなこと分かってるし、 賞与なんて全く無縁の労働者(私もその一人)がごろごろしてる現在の目から見れば、 賞与の額が抑えられる→労働条件が悪化→飛行機の安全水準が低下→国民の命が危険に って論理、全く共感の余地がありませんでした。 むしろ利潤を生むための経費削減→整備の手抜き、劣化→大事故という流れをストーリーの中心に持って来たほうが話が分かりやすかったのでは。 正義がこんな風だから、悪の方も賞与を上げようとしなかったのが悪なのか、組合の委員長を海外に飛ばしたのが悪なのか、遺族に誠意が無いのが悪なのか、為替差益やホテルの建築費で不正を働いているのが悪なのか……もうあからさまに悪党として描かれるわりには、分かりづらい、分かりづらい。 山崎豊子原作の映画で、こんなにテーマがぼやけた作品も初めてです。[CS・衛星(邦画)] 6点(2010-12-18 18:50:36)《改行有》 28. 女王蜂(1978) 《ネタバレ》 完璧なネタバレがあるので注意してください。 この映画を見て、自分が横溝作品について誤解してたことがわかりました。 推理物として見ちゃ駄目なんだ。あくまで特異な環境、因縁の下での人間の情念を味わうものなんだと。 そう考えれば、ちっとも事件を防げない金田一も、映画の中盤から後半にかけて明かされる真犯人の過去と動機も(普通の推理物として考えれば、大反則ですよね)、少しも苦になりませんでした。 ただ、自分の実の父親を殺し、自分を殺すことも考え、自分に近づいてきた男を殺しまくる継父を娘が深く慕うラストには納得できませんでしたが。 あそこはやはり家庭教師のために涙を流して欲しかった。 さんざんけなしましたが、横溝作品の本質に気づかせてくれたこと、美しい色彩、細かいカットバックなど十分楽しめる作品でした。 あとはヒロインがね。 誰でも納得できるヒロインでリメイク希望です。 (九十九と書いてつくもと読むには笑いました。こんなところに源流があったとは!)[CS・衛星(邦画)] 6点(2010-09-18 18:20:14)《改行有》 29. 湘南爆走族 《ネタバレ》 オーディション、キャスティングがネ申 信じられない。ほとんど無名だった、江口洋介、織田裕二、清水美砂を合格させ、主役・ヒロインに抜擢とか。この映画自体はあまりパッとせず、その後3人が3人とも自分の力で今日の地位まで来たわけだから、オーディション、キャスティングの担当者とそれを認めた製作者は自分の眼力を誇っていいと思う。そういう意味で記念的な作品。[CS・衛星(邦画)] 6点(2010-05-06 11:11:55) 30. 潮騒(1964) 《ネタバレ》 まあ、筋的には言うほどのこともなく、原作を変えてるのもマイナスポイントなんだけれど、とにかくわずか数十年前の漁村の光景、人々の暮らしぶりが面白かった。 日本って本当にこの半世紀で変わったと思う。 吉永さゆり綺麗でした[CS・衛星(邦画)] 6点(2010-04-21 22:47:35)《改行有》 31. 白い巨塔 《ネタバレ》 この映画を見て、正義というもののあり方をつくづく考えました。 確かに、この原作、映画が製作された段階では医療ミス、特に大学病院での医療ミスが隠蔽される傾向があり、それを糾弾するこの作品の立場は正義だったかと思われます。 しかし、この映画で訴えられるような、患者側優位の正義が主流になっていった結果としての現在の状況はどうでしょうか? 医者に対する訴訟が頻発に起こされ、あまつさえ刑事責任さえ問われて医者が留置される事態さえ起こっています。 その結果として産婦人科等の開業医は減少の一途をたどり、また訴訟されることを回避しようとする病院側の意志も相まって、救急車による患者のたらい回し等、深刻な事態が発生し、大勢の命が危険にさらされてるわけで。 もちろん山崎豊子さんや、この作品に、そういった現状の責任を問うほど単純じゃありませんけれど、そのような事態を招いた流れに加担した一人として、現状に対するご意見を是非伺いたいと思います。 非常に複雑な問題を一面的な「正義」で描くのってどうよ? また、東教授親子が実に不愉快でした。 人間が他人を嫌うのは別に理屈じゃなく、どうしようもないことです。 しかし、自分の感情を正当化するために相手を悪と決めつけ、自分を正義として行動するその姿には、吐き気を感じさせるほどの醜さを感じました。さらに一番恐ろしいのは描いている山崎さん自身が、その醜さに気がついてないことですね。 (誤診以前には特に財前に巨悪とまで言われるほどの行動は無かったこと、東が通常どおり、財前を後継者に指名していれば、そもそも買収等の悪事も行う必要が無かったことに注目!。どうも山崎さんは、下層階級からの成りあがり者を嫌い醜く描く傾向がありますね) ※ 最近、ヒロインを演じる女優に魅かれて見た医療ドラマに深く感じるところがあり、そのためにかなり偏った見かたになっているかもしれません。ご容赦を[DVD(邦画)] 4点(2010-03-29 12:07:23)《改行有》 32. 深呼吸の必要 《ネタバレ》 見るのを1回だけにしておけば良かったのかと思える映画。 そりゃ1回だけにしとけば、あまりにも圧倒的な量の作業に立ち向かい、変わっていく主人公達の姿にうたれないこともないんだけど。 2回目ともなるとこの映画の前提そのものが気になって。 例えば、何故機械を使わずに手作業でやらなければならないか、一切説明なし。(調べたらレンタル料がとてつもなく高いそうで) 何故、あのような手順で刈り取らなければいけないかも説明なし。(これも調べたら、枝払いは、刈り取ってまとめてからでもいいそうで。無理に難しい、やりにくい手順に描いてるような気がする) 低賃金なほとんどボランティアのような状態なこと、農家の経営がかかるような大事な農作業に、未経験者ばかり雇うこと。ここらあたりは、いろいろな情報があって実態はわからない。 しかし少なくとも、ボランティア同然の賃金で、大変な重労働をさせることで、ようやく成り立つ産業って、絶対歪なんだから、単純に肯定しちゃまずいだろ。 とにかく、少し考えれば気づくような無理の上に無理を重ねて話を作って、労働は素晴らしい、人間を変えると訴えられてもね。 [DVD(邦画)] 5点(2010-03-22 11:13:29)《改行有》 33. 忍 SHINOBI 《ネタバレ》 ファンタジーなんだから、「うわ、駿府から伊賀、甲賀まで手紙一瞬でとどくやん」とか「榴弾でもない大砲の弾が元気に煙出してるなあ」とか「柳生家って一万石くらいの割には立派な軍勢揃えれるなあ」とかつまんない突っ込みはなしで見ました。 でも、それでも駄目、駄作。 まず、ファンタジーならファンタジーで、きちんと作品内部の約束を守って欲しいのに、そこがグダグダ。 ものすごく強い忍者集団だから国内の平和のために罠をかけて滅ぼさなければならないはずが、たかだか双方5名ずつの優秀者が抜けただけで、あとは普通の軍勢に襲われたらなすすべもなく全く抵抗できない。あのシーンだけで無理に滅ぼさなければならない意味がわからなくなります。 それから尺が短いからしょうがないか知れないけど、一つ一つの戦闘が短くてしかも、あまり面白くなかった。 何せ9名死んだ中で3名くらいが、背中から不意に切られたりとか、味方を敵の攻撃から守ったりとか……すさまじい忍者同士のたたかいがごくありきたりの結末つけられたら興ざめ。 ま、個人的にはエリカ様目当てにこの映画見た人間が、間違ってるんだけどw 可愛いことは間違いないけど、実に出演時間短かった。w[DVD(邦画)] 6点(2010-03-20 16:35:23)《改行有》 34. 新選組始末記 天知茂の土方は良かったですね、美化はほどほどに猜疑心の強いところとかも上手く演じていて。 いわゆる江戸の道場からの主流派ではなくて、京都から新たに入った隊員視線が新鮮で面白かった。[DVD(邦画)] 6点(2009-12-20 14:11:52)《改行有》 35. 少年メリケンサック 《ネタバレ》 とにかく宮崎あおいが可愛くて。篤姫なんかのとりすました表情よりこちらのほうがよほど魅力的でした。 あとバンドの中では兄弟よりジミーの方が面白かった。彼の突然の行動にはとことん笑わせてもらいました。 歌も最高「農薬マラソン」「桜新町」「アンドロメダ」 歌でこれだけ笑わせてもらえるのもなかなか。 宮藤さんは天才です。 ただ、大阪・広島間のバンドの変化の説明がないぶんだけ-1[DVD(邦画)] 9点(2009-08-08 10:34:35)《改行有》
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