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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. シン・ゴジラ 《ネタバレ》 東京湾に小型船舶、多過ぎ。車も、多過ぎ。こえー。ゴジラも怖いが、その過密に存在している船舶、自動車、そして人が怖い。 官僚各位に「首都移転はよ!」と、具申したくなる作品である。かなり真面目に。[映画館(邦画)] 9点(2016-11-25 01:40:47)《改行有》 2. 屍者の帝国 《ネタバレ》 展開や演出のイヤな軽さと、お座成り感、そして「耽美ゾンビ」という妙な新ジャンル(勝手に命名)が気になってしょうがない。 耽美ゾンビが放つ腐臭に眉根をしかめながら鑑賞していた訳ですが、流石にこの腐臭はオッサンたる私にはツラかった。。ゾンビムービー(アニメ)としては駄作もイイ所だが、東映動画にしてはよく整っていた美術と動画、細谷佳正の危なっかしい声が、(決して好みではナイにしろ)好印象。[DVD(邦画)] 5点(2016-09-28 03:24:58)《改行有》 3. 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 《ネタバレ》 エヴェレスト級にそびえ立つツッコミ所を帳消しにした、石原さとみの存在感に驚愕を隠せない。[DVD(邦画)] 5点(2016-03-05 02:00:42) 4. ジョバンニの島 《ネタバレ》 舞台は色丹。戦後の動乱に翻弄された少年主人公が、ボロボロになりながらも前へと進むその姿が、何しかカッコいい児童アニメの佳作。 とはいえ、戦争、事実を基にした題材のアニメゆえか、お涙頂戴的なイヤらしさを感じるのもまた事実なのだが、主人公らが夢想する「銀河鉄道」の世界観描写が美しく、力強い。こういう滋味あふれる描写を観て、つくづく西久保瑞穂らしいアニメだったなぁ、と、実感した。 ラスト、老いた主人公がヒロインの孫とダンスを踊る時に、流れる曲がロシア民謡「長い道を」というのも、すごくいい。(政治的皮肉ではなく)[DVD(邦画)] 6点(2014-10-16 14:28:42)《改行有》 5. 修羅雪姫(1973) 《ネタバレ》 ケレン味たっぷりな時代設定と人物相関、やりすぎ感のある平尾昌晃の湿っぽい音楽、小池一夫エッセンスをふんだんに盛り込んだ脚本、ぶっ飛んだ梶芽衣子のクールビューティなどが、見事なまでにマッチしていてカッコイイ。 個人的には、あの「井口昇かよ!」と思わせる出血量が、ちょっとアレだったかなぁ。あと三割ほど血量を抑えてくれれば…と思わずにはいられない。[DVD(邦画)] 8点(2014-01-17 02:44:14)《改行有》 6. シベリア超特急 《ネタバレ》 この映画を観た後の我々の悲劇も、本作でいう所のいわゆる戦禍なのだと考えると、本当に戦争って罪深い。[DVD(字幕)] 1点(2013-04-05 02:47:29) 7. 神秘の法 《ネタバレ》 映画界のカリスマ三振王・大川隆法センセイが、世の(マスコミ先導の軽薄な)右傾化の波に乗らんが為に繰り出してきた布教映画【神秘の法】であるが、今回もZ級映画ファンの期待を裏切らない、ブッ飛んだトンデモ映画でした。 悪の枢軸国と、そのトップに君臨する覆面皇帝、衰退を辿る無力な先進国、正義の秘密結社、使役される超安CG神々&天使軍、そして宇宙人までもが干渉する第三次世界大戦! 「ホンマに120分で解決できるんかな」と、疑わしいことこの上ないミラクル・カオスっぷりでしたが… 救世主であるチートな主人公が、同時期公開の魔法少女映画に触発されたかのようなマジカルステッキを片手に信仰玉(世界中の信仰心をちょびっとだけもらって集めた光学兵器)&説法!世界は平和になりましたとさ。やー…平和と自由を愛する精神、敬虔な信仰心はムテキですなぁ。 中~終盤、様々な国で愛と平和を説くシーンなんか、胸が熱くなりましたよ。無理解・無思慮による差別や諍いが、どれだけ世界を暗澹に導いているか…と。 しかし…何故か物語中に「中国」が登場しませんでしたが、このアニメ世界で中国は「存在していない国」なんでしょうか。世界情勢的にも、ちょっと気になります。 どう見てもキングギドラなデザインの八岐大蛇とかも、気になります。(東宝に告訴されないか、的な心配) あと、世界の宗教家たちへのコザカシイ示威的な内容にも、心配です。[映画館(邦画)] 0点(2012-10-19 02:59:48)(笑:1票) (良:2票) 《改行有》 8. 人狼 JIN-ROH 《ネタバレ》 マンホールの男から手渡された「おばあちゃんへのお土産」から始まり、食べられてしまった赤頭巾の末期で締め括られたこの物語は、人の皮を被った狼ならぬ、グリム童話の皮を被った和製ハードボイルドの傑作だと思う。[DVD(邦画)] 9点(2012-03-21 00:20:50) 9. 重力ピエロ 《ネタバレ》 他の伊坂原作映画と比べるのは筋違いかもしれませんが、テーマに引っ張られたせいかテンポが少し重い。 ですが、ムリヤリに感動させようとするイヤラシさがないので、印象は悪くない。 蛇足ですが、整形後・夏子の「美麗なビジュアルに反した非モテ女子の口調」が、ギャップ萌えの私としてはツボだった。[DVD(邦画)] 6点(2011-10-11 00:36:38)(良:1票) 《改行有》 10. 修羅雪姫 怨み恋歌 この作品が二作目とは露知らず、鑑賞してしまいました。その内にでも一作目を観て、改めてレビューさせて頂く所存です。 とりあえず、この作品の「いかにも小池一夫!」という世界観、ステキ過ぎます。 そして梶芽衣子の「眼力」に魂を射抜かれつつも、ちょっと「日本髪」はイマイチだったなぁと感じてしまう私でした。[DVD(邦画)] 6点(2011-04-28 13:16:27)《改行有》 11. 11人いる! SF考証の細かい突っ込み所はさておき、そこそこ面白かった。原作を知らぬが故か、美術やキャラクターは、そんなに悪くなかったような。 蛇足だが、貧しい集落出身の受験生タダ役に神谷明、貴族出の受験生役に古川登志夫。なかなかシャレが効いたキャスティングです。 そして「11人」目のレビュアーというのは、ちょっと光栄?[DVD(邦画)] 6点(2009-12-11 06:09:18)《改行有》 12. Genius Party Beyond 前作に引き続き、好きな映像作家が目白押しな豪華作品集だったのだが、今作は非常に退屈だった。[DVD(邦画)] 3点(2009-11-09 03:17:07) 13. 女囚さそり 701号怨み節 一作目の衝撃、二作目の混沌さ、三作目の痛快さからして、四作目はグズグズ。 脚本のテンポ、演出が大人し過ぎて、突っ走れていない。 「さそり・梶芽衣子」の相変わらずの美しさだけで突っ走るには、色々と邪魔が多かったように思える作品。ファンとしては非常に残念なシリーズ最終作品である。[DVD(邦画)] 4点(2009-11-09 02:36:18)《改行有》 14. 女囚さそり けもの部屋 三作目にして、さそりの凶暴性は、もはや都市伝説の域に。その美しさにとやかく言うつもりは皆無だが、ちょっと怖いよ!下水にガソリンを撒く警察の無茶も、ちょっと怖いな![DVD(邦画)] 7点(2009-10-30 03:07:20) 15. 女囚さそり 第41雑居房 《ネタバレ》 白石加奈子の毒素たっぷりな怪演技も凄まじいが、たった二つの台詞と狂気じみた美しい眼光だけで他の追従を全く許さない梶芽衣子の、圧倒的な存在感が超ステキだった。 相変わらずの「あらぬ方向」にブッ飛んだ世界観と演出でしたが、何ともクセになる味わいです。この監督の作品。[DVD(邦画)] 8点(2009-09-24 22:56:23)《改行有》 16. 女囚701号 さそり ツッコミ所も梶芽衣子への賛辞も、言いたい事は山ほどあるが、ここは割愛。 個人的一番の見所は、女性看守の潜入捜査を見破り、性の僕にしてしまう「さそり」の毒牙。驚愕。愚息も衝天。[DVD(邦画)] 7点(2009-09-21 03:21:30)《改行有》 17. 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 この闘争、叫ぶことや戦うことを忘れてしまった世代の私としては、歯噛みを覚えるくらいに理解し難い。もはや羨望と言ってもいいくらいに。[DVD(邦画)] 9点(2009-08-28 12:09:55) 18. 真説 タイガーマスク 駄目な脚本、アホウな設定、ダサい演出、ズブの素人に毛が生えたかのようなカメラワーク、(哀川翔を除く)出演陣のベタベタ・ダメダメ演技など、どれを取っても超一流。さすが那須作品です。 先ずは「どこが【真説】なんだよ!【川口浩の秘境ジャングル探索!】以下の信憑性じゃねぇか!」と激しくツッコんでみましたが、その後は鑑賞している間にツッコミを入れた回数など、数えたところで詮無きこと。全身打撲を負った人に「何処か痛いところは無いですか?」と聞くようなモノです。まったく、素晴らしい欠陥作品っぷりです。 しかし那須監督。Ⅴシネマ界においてもその欠陥っぷりに何ら遜色無く、プロレスを題材にしているというケレン味を差し引いても、揺るがない氏のセンスには脱帽です。 氏亡き今、もうこんな駄目クオリティの高い作品をお目にかかれる事もそうそう無いでしょう。時間と金をドブ捨てたよーな、このひと時を!本当にありがとう那須監督![DVD(吹替)] 1点(2009-08-28 11:57:19)《改行有》 19. 少林寺拳法 《ネタバレ》 高校三年間、部活で少林寺拳法を嗜んでいた私としてはとても興味のある映画だったのですが、何の因果かマイナーゆえか、今の今まで完全にスルーしていました。 とりあえず冒頭から「中国で1300年の歴史を持つ少林寺拳法」という嘘っぱちナレーションから度肝を抜かれてしまう。 舞台は大阪・天王寺と香川・多度津なのに、戦後という時代描写と千葉真一のケレン味も手伝って、すっげえ無国籍感。 全体的に宗道臣の「喧嘩青春時代」の武勇伝OF千葉真一?と思わせる胡散臭い思惑が鼻についたが、ソコハカと香る浪花節、アクションの痛快さ、そして片腕や○○○をポン刀やハサミでズバズバ切られていくという血生臭さ、等の組み合わせの妙のお陰か、退屈せずに鑑賞できました。和製アクション・ムービーとしてなら、北村龍平の52,000倍は面白い。 千葉真一のハマリ役っぷりと、志保美悦子と天性ともいえるB級女優っぷり、若かりしころの力也サンのプレスリーっぷりも、可笑しかった。 蛇足ながら一応説明するなら、本場中国「嵩山少林寺」の歴史が1500年ちょいで、嵩山少林寺を【ルーツ】にして独自の格闘技理論を展開した和製格闘技が「少林寺拳法」である。ちなみに少林寺拳法の歴史は60年ちょいである。[DVD(邦画)] 6点(2009-08-24 11:56:16)《改行有》 20. 純喫茶磯辺 ダサい事この上ない喫茶店を軸に、店主・その娘・従業員・常連が織り成す、美しくは無いがクスリと微笑ましい間抜けで憎めない人間模様が面白い。 今日もどこかでこんな間違いだらけの純喫茶がオープンして、そしてヒッソリと閉店していくんだろうなぁ。[DVD(邦画)] 7点(2009-05-29 04:42:20)《改行有》
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