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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 高い発生率の南海トラフ地震におびえる太平洋側の住人としては、この映画は単なる娯楽として鑑賞できなかった。建築物の崩壊シーンはあまりにも生々しく圧倒的で、震災で身内を亡くされるなど、深刻な被災を経験した人がこの映画を観るにはかなりハードルが高い気がして心配になったほど。 巨大生物に善も悪もなく、ただ決して共存できない存在として描かれているため、ゴジラは生物というよりは、まさしく地震やその他の天災をつかさどる荒ぶる神の化身に見える。東日本大震災では、大きな地震や津波が起こったあと、二次被害として原子力発電所の重大事故が発生したが、そうした段階を踏んだ震災の様子が、ゴジラの上陸、建築物の破壊、放射能火炎放射らと重なって見え、考え込まざるをえなかった。何度もくり返された 「生物なら倒せる」 というセリフは、決して避けることができない天災を人類が直接手を下して牛耳りたい、防ぎたいという願望が込められている気がする。 海外のGODZILLAで描かれる人間ドラマは、怪獣と対比させるためにやむなく必要だったのだろうが(そのため、どうしてもとってつけたような感が残る)、このシン・ゴジラは、擬人化した「震災」に立ち向かう人間ドラマであって、どちらも重要な両輪の役目を果たしていた。核を使わず、ピンポイントでゴジラをしとめる人間の知恵と勇気は、東日本大震災の折、放射能拡散を防ぐため、命がけで発電所に放水をくりかえした東京消防庁の人々、バルブを閉めに行った熟練者たちへの思いに重なる。この映画を観た外国人の中には、退屈な官僚たちの人間ドラマなど不要という感想を持つ人が多いと聞くが、日本人にしかわからなくてもいいと堂々と開き直りたい。[映画館(邦画)] 10点(2016-08-06 01:08:26)(良:3票) 《改行有》

2.  静かなる決闘 《ネタバレ》 いかに最近のドラマや映画、小説、アニメが、売上げだの視聴率だのに振り回されて視聴者や読者に媚びているかがわかる。こんなにも力強く、ストイックでヒューマニズムを貫いた作品は久しぶりだ。自己犠牲が偽善的でダサいという風潮がいつから定着してしまったのか。確かに藤崎が婚約者に一切事情を話さないのは彼女にとってはやりきれないだろうが、寡黙で不器用な性格だからこそ人間臭くて、見る者をじれさせるのだ。明日結婚するという恋人を、よくぞ手をつけずに帰したと思う。看護婦の峰岸に肉薄して感情をぶちまけたとき、その怒りや悲しみが見事に彼女に「伝染」したシーンは鳥肌が立った。感情という目に見えないエネルギーが相手(峰岸)に乗り移るさまは、三船の気迫あってこそだ。また昨今の軽いドラマにあるように、秘密を知った者が軽々しく他へ漏らさないことも、抑えが効いていてすばらしい。黒沢作品は、いたる所で舞台劇さながらの生の迫力を感じるシーンがある。視聴年齢を重ねるたびに、作品の深さがわかるようになってきた。[DVD(邦画)] 10点(2012-04-05 00:38:54)(良:1票)

3.  JUNK HEAD 触るのも勇気がいるほど不気味なロケーションと生き物たちばかりなのに、なんでこんなに愛らしいの? 体に生えたキノコならぬクノコなんてもう、生理的にダメ、全身に鳥肌が立つほど気色悪いのに、ジャンク・ヘッドがだまし取られそうになったとき、何とか取り返せ!と心の中で叫んでいる自分に気が付いて、おいおい!ってなった。[インターネット(邦画)] 8点(2023-01-27 15:28:42)《改行有》

4.  重力ピエロ 《ネタバレ》 重力をときはなち、一家の幸せを願う母、弟を守りたい長男、兄に気づいてもらいたい次男、息子たちを見抜いている父。皆さんのおっしゃるように突っ込みどころ満載だったが、この深い家族愛が貫かれている以上、何もいうまい。 レイプされて生まれた子供たちは、世界中に星の数ほどいる。彼らが人に愛され、愛することができる人間に、どうか成長してほしい。そう願わずにいられなかった作品。[インターネット(字幕)] 7点(2016-02-28 00:46:27)《改行有》

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