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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 失楽園 文学的作品と言うより、純愛作品と言うより、エロ作品と言うより…グロ。3点(2005-02-13 17:04:40) 2. 下妻物語 しつこくなりそうな笑いのシーンも、こざっぱりとしていて好印象。すっきり笑えただけでOK。7点(2005-02-01 20:04:04) 3. ジョゼと虎と魚たち(2003) 《ネタバレ》 「障害者」「壊れモノ」…そんな人たちと付き合う前に、自分の器を考えろ!…と思わされる。だが、一方で、そういうことばかりを考えて行動している人間(私含む)は、自分の、自分の中でだけ完成させたプライドを守ろうとしているだけのようにも思える。人間は平等な時とそうでない時がある。対等になる時は、瞬く間の一瞬のことである。恒夫の彼女がジョゼを平手打ちし、その後、恥ずかしい姿を恒夫に見られたと泣くシーンがあるが、あのシーンでは、「まだ、良い子・かわいい子を演じやがって」と思った。「分からなくなってどうでも良くなっちゃってこんなことをしています」なんて、はいはいそうですかってなものだ。だが、恒夫はそれを受け入れる。「男って」と、一般論にしては世の男性に失礼ではあるが、「健常者」の世界ではそれが当たり前なのかな、と思った。虚無感が漂ったまま終わるのかと思いきや、恒夫の最後の『泣き』が、…あの『泣き』の瞬間だけ、恒夫がジョゼと対等になったと思った。そして、ジョゼと体を重ね合わせた時だけ、ジョゼと恒夫が平等だった時間だったのだろう。そんな、ささやかな瞬間が、振り返ってみれば、とてもいとおしく感じられるのだ。互いの体に触れること、触れなくても思うこと…それは浮かれるようなモノじゃない。心が壊れモノになったような思いである。そんなことを健やかに感じさせてくれた作品である。8点(2005-01-16 10:34:11) 4. 呪怨 (2003) 階段という不安定で危険な場所を利用するのは、見ている側の本能を刺激するのは確かだろう。そんな場所を利用した「エクソシスト」。あれは、あんな不安定な場所を、ブリッジ体勢で、どどどどどど~と駆け下りてくるところが、恐怖感を倍増させ、ホラー作品を大きく前進させたのだ。この「呪怨」にも、階段が頻繁に利用される。「エクソシスト」を参考にしたのかどうかは分からんが、使い方としては、後退した感が否めない。他に斬新な構成があったなら、真似っこ小猿の印象を払拭できたかもしれないのに、オムニバス形式をちょろっと取り入れたかと思ったら、尻切れトンボで終了って、なんだよ、それ!4点(2004-09-23 09:46:48) 5. 飼育の部屋(2002) 監禁される娘が、現代の「かわいい」と言われる代表のような役者さんだったので、それだけで作品の質が落ちたような気がした。機転を利かせて脱出を図ったことも、現代の若い女の子にだから可能な、ずる賢い計算の一端のような気がしてしまう。「身を守るため」なら、体を武器にしても大いに結構だと思うが、それらのシーンが、AV女優の演技にしか見えないってところが、またまた軽薄。こんな私の感想は、私自身が、TVで垂れ流される、「今の女の子ってこんなもの」に洗脳されている証であり、AVっぽいセックスが「普通」ってことなのかも。…女の私が観たAVは、過去に付き合った男の趣味の象徴…やっぱり軽薄だったか…と少々自己嫌悪でもある…よ…。4点(2004-09-23 09:03:34) 6. ジャッカル 前編を通して緊迫感はあったのに、一体どこが盛り上がりだったのかが分からない。リチャード・ギアが「凄腕」っていうのに無理があったのではないかな~。5点(2004-01-02 00:44:38)
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