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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. シンプル・プラン ビル・パクストンはいつもパッとしないけど、これは頑張っていたと思う。いつもながらビリーボブは脱帽ものでした。完璧だと思える計画もちょっとした事で雪崩式に崩れる。ゾンビ達から逃げてきて立て篭もるものの、仲間割れで全滅する状況となんら変わりない。人間臭さが足を引っ張るが、その人間臭さがかけがえのないものも同時に生み出す。悪い事、慣れない事はしちゃダメよ![DVD(字幕)] 9点(2008-07-29 17:54:34) 2. 死びとの恋わずらい 期待度ゼロで(←ここ大事)見ましたが結構良かった。一番は展開のうまさだろうけど、役者陣が意外にはまっていてびっくり。まるでゆうこりんの様な後藤理沙の舌っ足らずや、見た目だけの松田龍平など、マイナス要素と思えるものを本当にうまく使っています。もちろん自分の持ち味をしっかり出した三輪姉妹や秋吉姉さんも良かった。たまに入る印象的な映像がB級臭いんだけど、全体の雰囲気が壊れるまではいっていない。そして一番感心したのは後半のネタばらし。題名でバレちゃってるじゃーん。と思っていたけど、きっとわかっていて付けたんでしょう。本当にうまい作りでした。そしてもう一つ。この映画を見た人の大半が見どころに挙げるであろうシーン。「好きで、好きで・・・」。これは鳥肌立ちました。怖い![インターネット(字幕)] 7点(2009-01-28 17:38:18) 3. 失楽園 《ネタバレ》 どうしても性描写が注目されがちですが、不倫の実情という点に置いてはなかなかリアルに描かれています。男性側は遊び半分だったが、嫉妬心・独占欲が生まれ徐々に本気になっていく。一方の女性は性の目覚め。夫に女として扱われない事の反動で、自分を女性として愛してくれる人に惹かれていく。この女性に子供がいないという設定はうまいです。子供がいる女性の多くは現実感を持ってますし、夫を拒まずまたブレーキもしっかり持っています。基本的に不倫というものは体の関係が主になります。葬式の時の描写でもわかる通り、不謹慎やスリルが加わって一層燃え上がるといった感じです。不倫に市民権はありませんから、傍から見れば遊び・裏切りでしかありません。しかし周りが見えなくなっている本人たちは違います。大真面目に愛を語ります。ですからこれは経験の有無、或いは今現在その立場にいるかどうかで全く見方が違ってきます。最後の選択も「逃げ」と「結ばれた」両方の捉え方があります。自分は経験があるので二人の愛は理解できますが、その行動は肯定出来ません。不倫という形はこの映画の様に決して楽園には行き着きませんし、当人はもちろん周りにも深い傷を残してしまいます。進行形の人、余計なお世話ですが頭を冷やしましょう。ストップ・ザ・不倫。[インターネット(字幕)] 6点(2009-03-11 18:10:28)(良:1票) 4. 次郎長富士 次郎長、石松、黒駒と名前ぐらいしか知らず、普段時代劇を見ない自分が感じたのは わかりやすく、そしてみやすいということ。それぞれのキャラクター性や魅力も簡単に理解出来るし、ただやってやられての世界を見せるのではなく、人間臭さも見れる点が良い。ただ初心者の自分でも見やすい反面、表面だけ掬った感はある。奥行きというものをあまり感じなかった。なので面白かったけど、まぁまぁという言葉が頭につくかな。女優陣はあくまで添え物なので、これから見る人はそっち方面に期待を寄せない方が良いと思う。[インターネット(字幕)] 6点(2008-12-02 19:56:08)《改行有》
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