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89 |
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自己紹介 |
ここに限らず、よく「見る回数」に2回以上だとすごく見ているみたいに書いている人がいますが、気に入ったものであればレンタルでも二回、購入したものであればそこそこ気に入れば10回は見るのでたかだか2回以上で、すごく見た、すごく名作と言う神経がわかりません。 個々人の感性の違いなのでとやかく言うつもりはあまりないですが、2、3回でまるでものすごい回数見たかのように言うのは違和感を感じます。 |
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1. 涼宮ハルヒの消失
《ネタバレ》 アニメやドラマの続編ものが映画になるときに元ネタを知ってないと十分に楽しめないように
この作品も少なくとも2006年版TVアニメ全編と2009年制作の「笹の葉ラプソディ」を見てから
見ることをおすすめします。
尚、2009年のそれ以外が「エンドレスエイト」と「溜息」なので見なくてもいいです。
本編は2時間40分という非常に長尺ながら一気見してもすぐ見終わった感あるくらいです。
話としては物語の主人公キョンがある日を境にちょっと違う世界に紛れこんでしまうというもの。
ハルヒの作ったSOS団は存在せず、ハルヒと古泉がおらず、朝比奈は自分のことを知らない、
長門に至っては自分のことを知らないどころか性格まで全然違っている、といった具合。
さらには消えたはずの朝倉がハルヒの席にいて、シャミセン(猫)が日本語をしゃべらないせいで
キョンの妹には「お母さん、キョンくん頭(略」と言われる始末。
この孤独感は賞味20分の30分アニメだとぶつ切りにされてしまうため、映画になって本当に良かった。
最近のアニメにはタイムリープものがよくあるが、あれは同じ世界を何度も行き来することで
自分にとっての正解を導き出そうというものであるが、
ハルヒ世界のキョンは自由にタイムリープができるわけでもないし
そんなには繰り返し時間を戻ったりはしない、
のだが、今回はする。
しかも「あの日」に。
多分その日がハルヒが全能に近い力を手に入れた日で、
その手助けをなんだかんだで何度も行うのがキョンであり、
うるさいうるさいと思っていたハルヒやその他宇宙人やら未来人やら超能力者やらとのやりとりを
最も望んでいたのもまたキョンなのだ、という結論で終わるのだが、
どうやらアニメ三期は作られそうにないので、もうこの「消失」が
アニメハルヒの最終回でいいよとさえ思えてしまう。
尚、エンディングの長門の中の人の歌はあまり好きではないが、
この「消失」から派生した「長門有希ちゃんの消失」は漫画もアニメも大好きです。
SOS団がない状態がデフォルトで長門が消失みたいな性格だったら?という漫画で非常に好物です。
脱線しましたが、ハルヒファンなら見て損はないので、ハルヒ一期を見て面白いと思った人はぜひご覧ください。
(ネタバレ投稿にこんなこと書いてもあまり意味はないか)[ブルーレイ(邦画)] 10点(2019-06-02 22:06:24)《改行有》
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