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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~ 《ネタバレ》 そこそこ面白かった。【ネタバレ注意】ドキュメンタリー的な部分は面白いんだけど、田舎のオヤジの気性が荒いとか、浮気性とか(それがたいしてストーリーに影響していない)、顛末が想像できる話だけに、微妙な設定が多かった。クライマックスの祭りにしても、一度しか使わないジェットコースターを用意してまで大事な大木を無駄遣いしたりしないだろうとか、そもそもあれが長年続いた伝統という気がしない。もちろんそんなのは演出なんだろうけれど、割とリアルな田舎物語を描写しようとしているのだろうに、やり過ぎ感がある。伏線が細かく回収されている部分はあるので駄作とまではいわないけど、まあそこそこ。[インターネット(邦画)] 6点(2020-01-21 17:26:41) 2. ウスケボーイズ 《ネタバレ》 基本的には良作。よく言えば丁寧だが、全体的には地味感はある。【ネタバレ注意】ウスケというのが日本のワイン界に大きく貢献したという麻井宇介という人の“名前”とは知らなかった。この映画は麻井氏ではなく麻井氏に影響を受けた人々がテーマ。着眼点は面白いが、実話ベースであり、全体的に地味。少し驚くのは醸造に何年もかかるであろうワインがあっという間に出来上がること。もちろん、そんなわけがなく、製造工程の“待ち時間”がほとんど描写されないだけだった。そのため序盤の舞台が1985年とあり、バブルの頃の話なのかと思って見ていたら、いつの間にか21世紀の話になっていた。あまり脇道に寄らない方針なのかもしれないが、その間の社会情勢の変化なども織り交ぜていたら、もう少し深みのある作品になったかもしれない。[映画館(邦画)] 7点(2018-10-28 08:05:46) 3. 宇宙ショーへようこそ 《ネタバレ》 佳作。子供向けの作品としては、まあまあのストーリーだと思うけれど、子供にとっては長すぎると思う。【ネタバレ注意】宇宙のリアリティについては目をつぶるとしても、月に行く話(というか帰りの問題)なのに、どうして何千光年もの回り道をすれば帰れるという理屈になるのか。重力のエピソードとか色々織り込まれているけれど、山ほどフィクション(ファンタジー)を積み上げているのだから、もっと精査してテンポよく話をすすめてもよかったと思う。そもそも引率の大人なしで「低学年を含む小学生だけ」で合宿というのは、かなり非現実。まあ、作画はよかったと思うけれど。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-08-17 18:35:58)《改行有》 4. ウォーターボーイズ 《ネタバレ》 面白い。冒頭、強引な話を持っていきかたや役者の演技に距離感すら感じてしまったところではあるが、テンポのよい展開で、うまいまとめ方をしている。【ネタバレ注意】つわりは妊娠初期の症状なので、そこは大いに無理がある。その頃には、とっくにお腹の中で動きもあるはず。後で再登場させるためにしかたのない設定だったのだろうが(その時点で、それを予想させるのだが)、冒頭で、かなりいい加減な設定していると思った部分。プールに放流された魚で遊びまくっているのもヘン。途中で気がつけよ。あと、長期に頑張っていた5人の見せ場を用意しないと、あとから興味本位で集まっただけの人たちと同じでは“主人公たちの水族館での苦労”の意味が感じられなくなってしまう。“見せ場”が優先されてしまった印象。あれだけ練習する時間があるなら、演技の練習にも時間を割いてほしいところ。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-06-13 10:04:10)(良:1票) 《改行有》
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