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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. 運命じゃない人 物語を複数の視点から描いたり、時間軸をずらしたりして構成している意欲作。 パルプ・フィクションやブギーポップは笑わないのパクリとまで言ってしまうと褒め過ぎかも知れないが、構成がやたら上手いので素直に楽しめる。[DVD(邦画)] 8点(2007-10-03 05:31:46)《改行有》 22. UDON そもそもの物語に厚みが無いので、小ネタで寄り道して尺を稼いだ感じの作品。 麺で勝負できないので、ごちゃごちゃと具を乗せてしまったうどんといったところだろうか。 まあ、そんな小ネタも元作品を知っていれば、そこそこ楽しめるので、僕的には嬉しい演出ではあったけど、作品全体の質を落としてしまっているのは否めない。 小ネタの中でちょっと気になったのは、日産車が惜しげもなく不幸に見舞われるという点。 ガス欠になるわ、崖から転落するわ、とにかくよく壊れる。あれは日産的にはどうなんだろう??? 自社の責任以外で壊れる分には大歓迎ということなんだろうか。 よくわからないけど、日産車は駄目だなとつくづく思った。[DVD(邦画)] 4点(2007-04-10 17:23:22)(笑:1票) 《改行有》 23. 海猿 ウミザル あまりにもリアリティがなさ過ぎる。 加藤あいとホテルで1泊して何もないってことはないだろうに。 濡れ場もなければ、ポロリもないよ。 そんなどうしようもない作品ではあるけど、最後はちょっと感動しましたよ。 不祥事を内部でもみ消す役人体質も実に微笑ましい。[DVD(邦画)] 7点(2007-01-04 00:34:51)《改行有》 24. 海猫 《ネタバレ》 なんかちょっといい話だったかのように締め括っているけど、 冷静になって考えてみると、旦那の弟と浮気して、 幼い子供たちを残して自殺した無茶苦茶な女の物語なわけで、 どう考えても同情の余地が無い。 そりゃ慣れない生活に旦那の浮気という不幸な境遇は理解できるけど、 安易に旦那の弟に抱かれるというのは問題外。 僕にとっては非常に不愉快な話だった。 とは言うものの、笑わせる映画、泣かせる映画、怖がらせる映画といった具合に 映画にもいろいろあって、この作品は不愉快にさせる映画なのかも知れない。 そういうことなら、結構よく出来た作品と言えなくもない。[DVD(邦画)] 4点(2006-06-17 22:36:12)(良:1票) 《改行有》 25. 海がきこえる<TVM> 私、生理の初日が重いの。まあ、よくわかんないけど、大変そうというのは伝わってくる。話に無理はない、と思う。高知弁のイントネーションが耳に心地好い青春物語です。原作も大好きですが、アニメ版も雰囲気や音楽が素晴らしくて完成度の高い作品に仕上がっています。わがまま娘の理不尽さに振り回されて、次はどんなふうに振り回されるのかななんて変な期待もしてしまうんだけど、ラストシーンのしおらしさにやられましたね。ああ、僕は好きなんやなぁ。9点(2004-04-02 04:26:54) 26. うなぎ 今村流の新喜劇といったところだろうか。程好く滑稽で人情味もある。普通に楽しめる作品。清水美砂が好きです。7点(2004-03-29 18:24:16) 27. うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー シリーズ作品ではあるが、これだけは別格。本質的にうる星やつらではないのだけど、どっちが本当のうる星やつらなのか、わからなくなるくらいによく出来ている。今見るとそれほど衝撃的ではないが、寧ろそれがその後の作品に与えてきた影響の大きさとも言える。当時の衝撃度を考えると金字塔的作品と言わざるを得ない。虚構に満ちた現実と限りなく現実に近い虚構の対比。現実とは何なのか?寧ろこの虚構の方こそ現実ではないのだろうか?監督の後の作品で、戦争と平和の対比、人間と人形の対比がテーマとして取り上げられているが、この当時から一貫して同じスタンスを守り続けているのだということに気付かされる。9点(2004-03-13 06:08:43)
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