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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 海辺の映画館 キネマの玉手箱 長いというのは知っていた、 前半は、こりゃ何を見せられてるのだろう?感が爆発だが 中盤から、変な合成やストーリー展開にも慣れ 終わってみれば、映画愛と平和への願いに満ちた 類まれな作品だった。 しかし、大林監督だから許されるわけで こんなに好き勝手やれるのはどうかな? 金の掛かった自主映画の雰囲気がぷんぷんした それにしても、大林監督は最後までブレなかったなぁ~[DVD(邦画)] 6点(2021-08-19 11:43:29)《改行有》 2. 打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(2017) いや~皆さん厳しいネ 私は元ネタ(作品)を見ていないので、比較はしません しかし、悪くはない、むしろ好きな部類の作品でした シャフト、新房と来ればこの演出、斬新なアングルもいい感じ 人物と無機物や風景が頻繁に入れ替わる描写 実写では困難なカット割、カメラ位置など唸ってしまう ラスト前の水の上を走る電車の映像などは息を呑む美しさ 電車なのに架線が無いのはご愛嬌(美の演出) 不安定な中学生、男はガキで、女は大人びてはいるが決して大人ではない 夏休みの花火大会の日に見た完全無欠美少女の醜態に対し 少年は自分の無力さを知る つまり、2度目以降は彼の妄想、でどうでしょう 2度目花火は平面だったし、3度目は変な形 4度目は完全に異世界なのだから そして、無力な少年は夏休みが明けても学校には行きたくない 彼女のいない教室を受け入れたくなくて でも、そうやって大人になるんだよ。 完全に男側からの妄想ストーリー、この強引さ、悪くない。[DVD(邦画)] 6点(2018-09-10 17:20:19)《改行有》 3. うた魂♪ ホント、ベタだけど、好きなんだなぁ~こういうの。薬師丸もゴリも寛平もおいしい所があってさぞ満足でしょう。 たしかに最初のギャグめいた部分は、途中から何の意味も無く訳が解らないが、そこを無視して観てあげれば結構イケる。 夏帆のポカンとした顔はとてもいい、綺麗なんだか、可愛いのか、そうでもないのかとても映画的な女優で好感が持てる。私の中でポスト田中裕子に決定!ここの所ポスト薬師丸ひろ子に満島ひかり、ポスト桃井かおりに安藤サクラと次世代の映画を支える女優が揃ってうれしい限りだ。 映画はというとオーソドックスな作りで、ラストまで箸にも棒にもかからないがそれでも楽しめるのはなぜだろう、ラストはちゃんと泣けたしこういう作品が好きなんだろうな結局、作り手の女優に対する愛を感じるよ。[DVD(邦画)] 6点(2011-05-03 15:00:01)《改行有》 4. うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー 以前に何度か見たが、ちゃんと観たのは今回が始めてかも。 タイトルが出るまで90分、夢オチだけどスケールが違う、話は非常に好みだ。多くの押井作品を経験してから観てみると、不条理や街の無機質感、俯瞰の映像など唸るものがある、映画を観たなぁ~と思わせる作品。 惜しむらくは2010現在と比べると画質が格段に悪い、DVD化する時にもうちょっと何とかならなかったのか非常に残念。[DVD(邦画)] 6点(2010-03-11 10:26:54)《改行有》
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