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1. ターン/TURN
《ネタバレ》 事故の前と「ターン」初日の対比の演出がよかった。冷蔵庫から落ちるスライスチーズ、誰もいない近所のフリマ、自転車の上の空き缶…などなど、主人公と一緒に「…あれ?あれ!?」と不思議な世界に足を踏み入れて行くような演出は良かった。ただ、確かにもう一捻りが欲しい。誘拐犯のくだりなど、「毎回目が醒める度にこいつが隣にいるのかよ!嫌だ~!」となったところで、勝手に相手が自滅して拍子抜けだったし、ラストも、こちらの世界へ向けて一線を越える何らかのエピソードが欲しかった(勘太郎の涙が牧瀬の頬に落ちて…とかは勘弁ですが)。全体的には「世にも奇妙な物語」の一話を膨らませたようなストーリーだったけど、時間の割にはあまり飽きずに見られた。牧瀬里穂の好演によるところが大きいと思う。思わぬ掘り出し物とはこのことか。6点(2004-03-23 17:09:35)
2. 大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス
《ネタバレ》 初めて見たガメラ映画です。この作品を初めてみた時の衝撃は物凄かった。もうギャオスが恐い恐い!超音波メスという斬新な武器と、人間を喰うという生態…。あな恐ろしや。当時小5だった自分は、一番最初に人(なんかの記者だっけ?)が食べられるシーンに引きまくり、また、調査に来たヘリコプターがスッパリ切られ、そこから人がバラバラと落ちるシーンにも、恐れおののきました(純粋だったなぁ)。同時期に製作されていたゴジラに比べ、恐いシーンが多かったなぁって印象です。なんか全体的におどろおどろしかった記憶があるんですが、今見たらどうなんでしょうか。あと、やっぱ平成ガメラで中央線が襲われるのは、本作で新幹線が襲われるくだりへのオマージュですよね?しかし、血の匂いと味をもつ液体でギャオスをおびき寄せ、その間に脚場ぐるぐる回して目を回そうって作戦は…。のどかだなぁ…。ギャオスの飛翔でガラスにヒビが入る演出は◎7点(2003-11-21 12:58:42)(良:1票)
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