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プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  近松物語 《ネタバレ》 構図だとかカメラワークだとか、かのコンビなんだから言うまでもないし、モノクロの画面は終始美しいことは美しいのだけど、どのシーンがってんじゃなく全部が当たり前のように美しいのでかえって画としての印象が弱かったりする。むしろこの作品は画よりも女優・香川京子の凄まじさに圧倒される。もちろんその凄まじさは溝口の演出なんだけど。香川はこれまで明るい娘役ばかりだったのが、この作品でいきなり女の色気を爆発させている。抱き合う姿は抱きしめるというよりも、何が何でも離れまいとしていると言ったほうがいいほどにその必死さと苦しさが漲っている。誰かが迷惑してようが構わない。離されることが耐えられない。苦渋の表情と叫びと嗚咽。二度と離されることのないという満足顔のラスト。愛に狂った女の色気。ここまで色っぽい香川京子はそうは見れない。[映画館(邦画)] 8点(2008-04-17 16:50:59)(良:1票)

2.  チンピラ(1996) 冒頭の海の画から惹きつけられ、その後も何度となく映される美しい情景の画を挟んで時間を逆行させる構成が「映画」らしくていい。石橋が殺されるシーンの、パチンコ台のガラス面がフッと暗くなることで誰かが後に立っていることを解らせるという細やかな演出が、同時に青山映画独特の負のオーラをかもし出している。終盤では、ダンカンとの出会いを回想し、そこからカットを割らずに現在の大沢を映し出すという面白い演出も披露されていて、最初の痛いシーンを除けばかなり私好みの映画でした。青山監督は田舎の景色をうまく使って映画に深みを与えるのがうまい。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-09-13 15:53:50)

3.  父ありき 15年ほどの時の経過を映像のみで見せていきます。「○年後」という字幕も無ければナレーションも無い。例えば、場面が変わって、ひっきりなしに動く機械がアップで映し出される。時が経ち、場所は東京へと移ったことを、そのなんでもないカット(ショット?)で解からせてしまう。列車の映像も物語の舞台の移動に有効に使われ、全てのカットが余韻はあるけど無駄の無いものとなっている。 後年の小津の作品で「自分ひとりで成長した気になって、、」と愚痴る親の描写があったが、こちらはタイトル通りストレートに「親があっての子供」そして「この親ありてこの子あり」を映し出す。親と息子をはなればなれとすることで、より克明に「父ありき」を描いている。小津にとっての理想の父親像、理想の家族像を見たような気がする。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-20 17:03:56)(良:1票)

4.  懲役十八年 高度成長期の波の中で資本主義社会を大いに謳歌する小池朝雄に対し、「戦後」から逃れられない昔気質の安藤昇。任侠ものから実録ものへと移行する時代の波と妙にリンクしたりなんかして(安藤は実録ものの代表格ですけど)。実際、その後の実録ものを想起させるような動きの多いカメラワークは私の知るかぎりの(ちょっとしか知らないが)加藤泰らしからぬ演出。一方で、「復讐」を盛り上げるために「そこまでやっちゃあ、お終いよ」というところまで持っていくために存在する刑務所内のエピソードの面白さは思いっきり加藤泰だった。会話も楽しいし、それぞれのキャラクターも面白いし、キャラクターそれぞれの表情も実に豊か。そしてアクションの小気味よさ。この本筋ではない刑務所内のエピソードがやけに濃い。無駄と言われれば無駄。でも無駄な部分が面白いという変な映画。[ビデオ(邦画)] 6点(2008-05-27 14:29:50)

5.  痴人の愛(1967) ひとつひとつの言葉に、そしてその言葉が発せられる表情に独特のインパクトのある増村演出がどうも苦手なのだが、この作品ではソレが最大限に出ていて、どうもノレない。しかしノレない私を強引に引っ張っていく力があることは確かで、その強引さは純愛よりも下品さが勝っている空気をも、ひたすら映画を面白くするものへと昇華させる。有無を言わせぬ身勝手奔放娘のあっけらかんとした明るさに、男は頭では拒否できても体が言うことを聞かない。それと同様に、映画は強引にインパクトとスピード感とあっけらかんとした下品さで私を惹きつけて離さない。ハッピーエンドの中に、人の性の哀しさと滑稽さがあれだけ表出できれば、つい天晴れなどとも言ってしまう。そんな作品。[DVD(邦画)] 6点(2007-08-29 12:26:39)

6.  忠臣蔵外伝 四谷怪談 同時期に上映された市川崑の「47人の刺客」との忠臣蔵ものガチンコ対決だったがどちらも異色作。特にこれは忠臣蔵ものにはならんぐらいの異色中の異色作。さすが深作監督!普通の作品は作らん。だが内容は普通に楽しめるぐらいのものだった。中盤まではなかなかいいと思ってたんですが。 伊右衛門がお岩と初めて出会うシーンのお岩=高岡早紀は愛しいくらいに綺麗だった。6点(2003-10-09 16:26:07)

7.  チルソクの夏 『ロミオとジュリエット』日韓バージョン。『パッチギ』も同じことやってんだけど『パッチギ』における恋愛も争いも日韓の問題と絡めているようで絡めていない。恋愛は恋愛であり争いは争いであってその障壁や原因として日韓問題があるなんてことはない。それでもその問題が日常にあることを描いていた。それはそれとしてどうしようもなくあることを真剣に描いていた。しかし『チルソクの夏』のそれら問題は恋愛があって初めて顔を出すだけでしかない。執拗な嫌韓と反日描写にしても、娘が、あるいは息子が恋愛して初めて親の口から表明されるものでしかない。それが悪いと言ってるわけではない。日韓交流にときめく乙女たちにとってその問題はその程度でしかないというのもまた事実なのだろうから。しかしそれならばそれでもっとあっけらかんと描けなかったのか。この問題は辛気臭く描かなきゃならんのか。「映画」としても、つまり「見た目」的にも「喧嘩」によって躍動する『パッチギ』に対し「文通」や「密会」では分が悪く、せっかくの「陸上競技」という運動も映画を動かすものにはなっていない。女同士のキャピキャピ感は悪くなかった。そこをメインにもってきたほうが良かったと思う。[DVD(邦画)] 4点(2011-12-06 15:26:46)

8.  チーム・バチスタの栄光 田口先生を原作の男から女に変更したのは、男男のコンビよりも男女のコンビにしたほうが画的に映えるだろうし原作にはないスクリューボールコメディの予感を漂わせてこれはこれでいいかと。ただ、病院内権力に全く関心が無く手術に関してもド素人であることが物語の主人公としての必然であった原作に対し、映画はド素人であることが全く活かされずに終わってしまうってのはどうかと。と言うものの、無能な常識人間と有能な非常識人間のコンビという映画オリジナルな関係を作っているわけだからこれもまたアリなのかもしれないんだけど、こうなってくると元来事件と無関係の主人公が事件に関わってゆく展開にもう少し工夫が欲しかったように思う。医療に関する社会問題を前面に出さず、あくまでミステリーとコメディに徹した作りは良かったと思う。でもそのコメディ部門を牽引するトンデモキャラの白鳥が「どんと来い!超常現象」の著者とかぶってしまっているのは制作者側の怠慢だと思う。[DVD(邦画)] 4点(2010-02-04 17:13:20)

9.  着信アリ 《ネタバレ》 大学の講義「虐待が虐待を生む」から虐待癖のある母の怨念と思わせておいて、実は違うのよんと思わせておいて、ラストで虐待され続けた主人公がニコリと笑ってグサリとする様はやっぱり「虐待が虐待を生む」に繋がったオチに思えて、なかなかやるではないかと思ってはみたものの、ラスト以外は単純な定石ホラーのくせしてラストだけあからさまに曖昧にして、いかにも深みのある作品にしようとしているのがミエミエでいやだ。劇中のテレビ番組の関係者や出演者のオーバーな人物描写もなんとかしてほしい。画面も暗すぎる。物語の破綻を防ぐのに必死なのはある意味「丁寧」とも言えるが、その丁寧さを他にまわしてもらいたい。[CS・衛星(邦画)] 3点(2006-03-09 16:14:54)(良:1票)

10.  茶の味 日本の田舎の風景とマンガチックなCGというマッチすることの絶対無いとりあわせを、逆に合わないからこそ面白く新しいものが作り上げられるというアイディアで勝負。それは成功していると思う。ただし家の中とか納屋とか縁側とか学校とかという場所はいいんだけど、合間に挟まれる美しい自然の景色にはあざとさを感じる。こういった美しい自然を背景に自転車を走らせる少年が映されればものすごくいいんだが、人物と美しい景色は必ずといっていいほど同じ画面に出てこない。美しい夕日と美しい夕日を見る人物も同じ画面にけして収まらない。こういうところでしらけてしまう。とってつけたような美しい風景の使い方にテキトーさを感じずにはおれない。もしくは映画そのものに対する概念が個人的に合わない。[DVD(邦画)] 2点(2007-12-13 13:22:01)(良:1票)

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