みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 釣りバカ日誌 このシリーズ、若い頃は嫌悪感があったんすよね。何と言うか、そのヌルさとか、オヤジ慰撫慰撫な感じがダメだったんだけど、自分がオヤジになってきてるからかなあ、改めて観てみたら結構楽しめてしまった。西田・三國コンビが画面に出てるだけで安心して観られるし、石田えりのみち子さんもキュートだし(願わくば、「合体」シーンの暗転は、もう少し後に伸ばして欲しいけど、でもそれやっちゃったら松竹じゃなくて“にっかつ”になっちゃうしね笑)。戸川純とヤバセバビじゃなかった山瀬まみの二人も、ちょっとすっとぼけててオフビートな感じが良かった。ところでこれが製作されたのって、ちょうどバブル真っ盛りの時期なんですね~。日本中がアワアワとバブってる時期に、こういうスローライフ的なものを出したのっていうのは、案外先見の明があったのかも。[DVD(邦画)] 8点(2006-04-12 17:36:24) 2. 釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!? シリーズ作を順番通りに観ていないので朝原監督版「釣りバカ」を観たのはこれが初めてなんですが、結構良かったですよ。良い意味で「松竹的」というか、ギャグからもくどさが抜けて実に楽しく笑えたし、子供たちが「通りゃんせ」をしている路地で、江角マキコと筧利夫が再会して別れる所なんか、良い感じでした。小津作品へのオマージュもあんまりイヤミな感じがしなかったし、そういえば江角マキコの笑顔って原節子のそれにちょびっと似ているような気もしました(なんて言うと往年のファンに怒られるかな?)。格差社会に対する異議申し立てなんかも取り入れられていて、実は意外と社会派(笑)?[DVD(邦画)] 7点(2006-10-19 18:06:20) 3. 釣りバカ日誌スペシャル 社長室で辞表を出そうとするくだりの、重役や課長を巻き込んでのケンケンガクガクが、いかにも森崎東的だなあ、と思わずニンマリ。ただ、富田靖子の恋のお話が前半だけで終わってしまってちょっともの足りなかったなあ。谷啓扮するお父さんとのやり取りとか、もうちょっとあれば良かったのに。ブルーハーツの曲の使い方はベリーナイシーだったのに、ちょっと残念。[DVD(邦画)] 7点(2006-10-09 16:12:54) 4. 月形半平太(1961) 行友李風が創造した幕末の勤皇志士、月形半平太は大人気のキャラクターで、戦前・戦後を通じ幾度となく映画化されている・・・らしいのだけれど、僕が作品に接したのは、恥ずかしながら今回が初めて。女性達に「月さま」と呼ばれ慕われている粋な月形を大川橋蔵が溌剌と演じていて十分面白かったのだけれど、マキノ作品としてはちょびっともの足りない、かな。多分原作には忠実なのだろうけど、そういう原作とかストーリーを壊してしまう「マキノマジック」を期待してたので・・・。ま、丘さとみが可愛いから許すけど。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-01 17:55:12) 5. 月とキャベツ 綺麗な映画ですねー。いわゆる業界関係についてのところは奇麗事過ぎるかなって感じもしますが。夏の終わりの涼しい夜に観たいですね。山崎まさよしとトータス松本には、勿論本業もがんばって欲しいけど、映画やドラマにも出演して欲しい。7点(2003-03-03 18:18:23) 6. 罪と罰 ドタマかちわったろかの巻 うーーーん、センスのないタイトル、破綻しまくりのストーリー、低予算ということが言い訳にならないほどの酷い画面、主演は間寛平(しかも役名が「狭間寛」って、おい)、と良いとこが一つもない作品の筈なのに、見終わった後結構満足してしまったのはきっと僕がゲロッパバカだからだと思います。なのであんまし人には勧められません。6点(2004-05-24 19:08:30) 7. 釣りバカ日誌2 う~ん、このシリーズ「のほほん、ゆるゆる」な所も持ち味の一つだから、細かいことをあーだこーだ言うのも野暮かなって気もするけど、もぉ少し脚本何とかならなかったのか?原田美枝子がやや謎めいたマドンナを演じているけれど、もっとキャラを深く掘り下げて描くとか、、最初の方の「課長(谷啓)の呼び出し」のくだりも全然オチがついてないしさぁ、、言い出せばキリがないんだけど、「手軽に楽しめる作品」と「手抜きの作品」てのはじぇんじぇん違うと思うぞ。唯一良かったのは、スーさんに「出世したいとか、思ったことないの?」と訊かれたハマちゃんが「うん、、それはない」と答えた時の無邪気で可愛い表情、かな。あと久石譲の音楽、キラキラし過ぎ。[DVD(邦画)] 5点(2006-05-21 19:44:17)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS