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1. 月(2023) 磯村勇斗は、説得力のある演技をしていると思います。 宮沢りえもセリフ以外でみせる演技はすばらしいです。その分、セリフが入ると、もうなんだか浮ついてから回っていて残念です。 オダギリジョーと二階堂が下手くそなのは「ボランティア出演」だからなのでお愛想。まあもともとうまい俳優さんではないが。 俳優陣がそこそこ頑張ってるのに全体として全く評価すべきところがなくなっているのは、結局、この重いテーマを扱うには、原作と脚本が、力不足ということなんだと思う。 例えば、洋子がさとくんに「あなただって生命を選別しているじゃないか」(不正確)と指摘された場面で洋子は慌てふためいていたが、本来洋子はさとくんの言葉を否定し里君の気持ちを引き寄せることも可能だったはず。 うん、結局、この問題の本質を原作者も監督も1mmも理解することができず、「なんだかんだ難しいことあるよね~」的な感じでモヤモヤしたままで示せば、「映画」になると思った、、、というところにこの映画の駄作ぶりと、邦画のダメダメぶりが表現されているんでしょうね。 もうちょっとみんな考えようよ。[映画館(邦画)] 4点(2023-12-03 14:39:24)《改行有》 2. 椿三十郎(1962) 意外さがなくて先が読めてしまうので、「まあまあ」程度。ただし、これは、後世の人が、このプロットを使いまわしたからであろう。[DVD(邦画)] 6点(2008-07-29 10:48:29) 3. 妻と女の間 篠田と三田が、「なんだか」です。 それでも、この作品があったから、市川は『細雪』の抜けた感が出たのかもしれない。 森本レオが、素で芝居をしていて、いやらしい。[CS・衛星(邦画)] 5点(2007-10-09 00:54:12)《改行有》 4. つる-鶴- この頃は野田秀樹の時代だったが、この映画の頃から厭きられてきた。今、この映画を見ると、野田秀樹のなにが受けていたのかがよく分からない。市川先生も、なんでも引き受けちゃうところが好きだが、これはやりすぎだと思う。3点(2004-11-01 13:45:45)
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