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プロフィール
コメント数 3929
性別 男性
年齢 53歳

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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21.  デスカッパ “今夜あなたとブル~~スカ~イ♪”でしたっけ。ちょっと違うか。いや悪くないんじゃないですか、この作品。初代ウルトラマンのアキコ隊員、ウルトラマンAの南夕子から、ウルトラマンメビウスのコノミ隊員まで、歴代女優陣を適宜つまみ食いしたようなキャスティングですが、彼女たちを物語に無理なくちりばめて、好感が持てます。あの『大決戦!超ウルトラ8兄弟』とは大違いです(アレは阿鼻叫喚の地獄図のような同窓会絵巻だった……)。いや、「無理なく」って、無理はあるんですよ、勿論! 内容的には、実にふざけた内容です(キッパリ)。ふざけてるけど、レトロな味わい。レトロだけど、やっぱりふざけてる。ふざけてるけど、どうか許してやって下さい。女優さんのコスプレに免じて許してやって下さい(ただしちょっとマニア向けかも)。アホらしいけれど、そこはかとなく漂う懐かしさと哀愁が心地よい。怪獣同士の気合いの入った戦いが素晴らしい。あんな完璧なドラゴンスクリューは久しぶりに見ましたぜ。と言う訳で、意外に楽しめちゃって、“ラッキ~ ハッピ~♪”[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-01-04 23:18:17)(笑:2票)

22.  デルス・ウザーラ たき火を囲む人々、物音がして、デルス・ウザーラが現れる冒頭のシーン、ここを見たら「うわー(異国テイスト全開でもやっぱし)クロサワだぁ」とか思っちゃうんだけど、この作品、“上手く”撮られている映画、というタイプの作品ではなく(美しくは撮られているけれども)、自然の荒々しさをそのまま伝えるような、荒削りの感覚。ひたすらロングショット、時には人物がほとんどシルエットに近い状態にもなり、誰が誰やら、はっきり言って終盤のハバロフスクの隊長宅の場面になってようやく「ああ隊長ってこんな顔だったのか」とか思っちゃうんだけど(笑)、デルスの顔だけは、鮮明に脳裏に焼きつき、忘れられない。あまりにもいい味のオヤジ。厳しい自然を生き抜く自然児、ということで超人的な才能を発揮したりもするんだけど、その自然児ぶりたるや、あの『まあだだよ』の百閒先生に繋がるものが。しかしこちらの作品は厳しい。ひたすら厳しい。物語の中の登場人物のみならず、俳優、スタッフみな命がけ。第一部のクライマックス、夕闇が迫る中で草を刈り続けるシーン、息遣いをそのまま取り入れたもの凄い緊迫感。沈みゆく太陽の恐ろしいほどの効果、いや実際は何カットにも分け、何日もかけて撮影されたのかも知れないけれど、そんなこと考えも及ばない、寒さと恐怖を共感し、無事に朝を迎えられた時にはひたすらホッとする。これほどまでに自然は厳しいのに、しかも我々は映画冒頭でデルスに死を知らされているのに、彼は都会に住めないと言い、山へ帰っていく。その後の展開の、省略された描写が実に鮮烈。厳しい映画です。[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-12-28 22:57:57)

23.  天平の甍 《ネタバレ》 今年(2010年)奈良で行われております平城遷都1300年祭も、メイン会場である平城宮跡会場イベントは先日無事、成功裏に終了し、奈良在住の私としましては、多くの皆さまに奈良にお越しいただいて、誠にありがたい気持ちで一杯でございます(開催前は正直、大コケするんじゃないかとかなり心配してましたが・・・終了後)。BS2さんまで、本作を放送していただき遷都祭をバックアップ、ありがとうございました。さて本作。井上靖の代表作の映画化ですが、原作が切り詰めた文体によって、歴史という波間に翻弄される名もなき僧たちの運命の、その果敢なさが痛いほど伝わってくる作品です。と同時に、異国においてもがく日本人の姿は、現代の我々にも強く迫ってくるものがあります。で、この映画化ですが、淡々とした城達也“機長”のナレーションによって進められるあたりは原作の持ち味ですが、全体的な印象はむしろ“ダイナミック”。中国の自然の雄大さをたっぷりと描き、人間の小ささを描き、その小さい存在である人間の喜怒哀楽をストレートに描いています。“映える”映像を作り出すための様々なアレンジ(●恋愛色の絡み ●原作では戒融との再会や後日談が触れられるのに対し、映画では戒融は大自然に消えてゆく ●栄叡は寺の裏ではなく、荒涼たる最果ての山岳地帯に埋葬される ●玄朗との劇的で感傷的な別れ 等々)。そういう濃いドラマの中で、田村高廣演じる鑒真和上の静かで凛とした表情が対照的(ちょっと神懸かり的な面もあり。漂流中に栄叡が予言する降雨も、鑒真の予言へとアレンジ)。原作の小説は、映画として見事に再構成されています(武満徹の音楽も忘れ難し)。あと、実際に奈良の寺でロケしているのもうれしいところ(冒頭に登場したのは、平安神宮のようでしたが。笑)。 ※娘が私の横で意外に映画に見入っておりました。しかもラスト近くの西大寺ロケに、私より先に気付いた。エライ!![CS・衛星(邦画)] 8点(2010-11-23 17:31:40)

24.  出口のない海 回想が回想につながる階層構造、というと大げさかもしれないけど、緊張感を失うことなく過去と現在(潜水艇の中)をうまく描いています。そこはさすが。しかしなあ。主演エビゾーが、ひとりでオーラ出しまくり。まあこれは仕方ないか。でも、主人公の言動がイマイチ心に響かないのがイタイ。そもそも「昔、人間魚雷(テリー・ゴディのことじゃないヨ)があったということを伝えるために死ぬ」みたいなセリフ、なんやそれって、「この映画を作った理由」そのものやんか。映画の中で映画自身の肩をもつような、口実がましいことを言っては、いけません。でもやっぱりしつこいようだけど、構成はラストに至るまで、なかなか面白かったなあ。[DVD(邦画)] 6点(2009-07-26 16:34:20)

25.  鉄男II BODY HAMMER あのカルト・ムービー『鉄男』がバージョンアップして帰ってきた! 何がバージョンアップって、一応35mmカラーになりましたからね。前作では廃品回収によって作り上げた超低予算特殊メイクでしたが、今回はさすがによく出来ています。それでいて、あのエネルギッシュさ、あのスピード感は健在です。前作とは連続しておらず別のストーリーですが(実は大差ないという説もあるが)、めくるめくパワフルな映像に圧倒されているうちに、驚くべき真相が浮かび上がってくる構成も相変わらずで、さすが。前作を観て膨らみまくった期待を裏切らず、またもシビレさせてくれました。しかし街のまん中で結構トンデモないシーンを撮影してますが、どうせ無許可撮影でしょ?ほんとよくやるねえ。9点(2003-12-19 20:14:31)(良:1票)

26.  天国と地獄 映画のどこを切り出しても隅々まで面白さに満ちています。身代金を払う決意をするまでの過程すら、ものすごい緊迫感。引き続く展開も、これでもかと、ありとあらゆる手で楽しませてくれます。反面、徐々に盛り上がっていく凄み、という点では若干弱い構成で、やや強引な気もしないではありませんが、山崎努のオーラがそれを補っています。8点(2003-10-26 16:12:56)

27.  鉄男 TETSUO 普通サイズの怪人シリーズ(!)。塚本晋也監督が脚本美術照明編集、撮影から悪役までこなして(役名は「やつ」。あはは)八面六臂の大活躍。ダイナメーションではなく、生身の人間でコマ撮りやっちゃう!田口トモロヲさんご苦労さんです! 粗大ゴミを拾ってきて作り上げたメイキャップがすごいぞ。 エネルギッシュな映像に圧倒されながら観ていると、だんだん謎が解けてくるストーリーの妙。これまで一体何人に薦めて撃沈されたか知れない映画ですが、懲りずにこれからも薦め続けてやるゾ。本作を始めとする諸作で国際的に有名になった塚本監督、確か北野武監督がベネチアで金獅子賞取った時の審査員の一人だったと思います。9点(2003-10-12 00:59:17)(良:1票)

28.  帝都大戦 特殊効果にスクリーミング・マッド・ジョージを呼んで来たもんで、その技術は前作を圧倒的に上回ってますけど。それにも関わらず映画のインパクトが薄いのはちょっと重傷。いくら金積んで選手集めたってジャイアンツが優勝できないのと一緒。守りに入っちゃあ、ねえ。3点(2003-08-15 21:19:42)

29.  帝都物語 当時学校で原作が大流行りでみんな回し読みしており、私は読まなかったものの、映画は観に行くのが当然、という雰囲気だったもんで・・・。浅草十二階の崩壊シーンもなかなかリアルだったけど、むしろコマ撮りに妙に興奮しましたね。日本でもCMとかではよく見かけるんだから映画でドンドン使って欲しいな、と思ってましたし。H・R・ギーガーの護法童子はもうどうでもいいけどさ。ところで当時は意識してなかったんですが、音楽は、石井眞木さんだったんですね(残念ながら最近亡くなられました)。これは意外。5点(2003-08-15 21:03:51)

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