|
プロフィール |
コメント数 |
196 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
映画を見てなにか感じたこと、考えたことを記録に残しておきたいときに、レビューを書いています。見た/見直した直後に書くようにしてます。 |
|
1. 天地明察
《ネタバレ》 原作未読。
まずストーリーよりも何よりも、役者がひどい。豪華な歌舞伎役者三人衆はそろってやりすぎ演技で浮いちゃうし、逆に主役の岡田准一はひとり学芸会。そんな状態なんで、中井貴一はすげー演技上手いんだ、というどうでもよいことを実感させられた。
そしてストーリーは詰め込み過ぎで、結果ご都合主義。最後、なんで宮崎あおいが京都にいたの?? さっぱりわからん。
でも、一番まずいのは音楽。中途半端に入れるんなら、音楽要らないんじゃない?
これ見て原作つまらんのかと決めつけるのもあれなんで、ひとまず原作読んでみます。[映画館(邦画)] 4点(2012-09-29 15:04:47)(良:1票) 《改行有》
2. 天然コケッコー
自分は基本的にストーリーのないダラダラした映画の価値を認めないのだが、これは例外。なかなか良かった。というのは、小さな小さなエピソードがきっちり描かれ、そのなかで登場人物の背景がしっかりと語られることで、ダラダラしたシーンの一つ一つが非常にリアルだから。そしてもう一つ、「成長」というテーマが全編を通じてブレていないから。この手の映画を楽しんで見られたことは、自分にとってはちと衝撃的だった。水が入ったガラスのボールのなかに雪が舞うおもちゃを上から眺めているような、そんな気分になる、不思議な映画。[DVD(邦画)] 6点(2008-02-23 20:23:49)
3. 電車男
ドラマ版ははっきりとコメディー仕様だったので、真剣な恋愛モノになっている映画版を見て、「こういう風にも作れるんだ」と意外な感じだった。また、この映画にドラマ版より多少なりともリアリティが感じられるのは、やはり山田孝之だからこそであって、いくらおめかししてきても伊藤淳史には「こないだとは雰囲気が違いますね、いい感じですよ」とは言わないよな、と思った。その点を含めて、ありえない話をぎりぎりありえそうに見せる演出に、好感をもった。[DVD(邦画)] 5点(2007-03-21 13:16:16)
|