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プロフィール |
コメント数 |
146 |
性別 |
男性 |
年齢 |
43歳 |
自己紹介 |
はじめまして、虚学図書之介です。 なんと読んでもらってもかまわないのですが、 一応「きょがくずしょのすけ」と読みます。 単純な感想が半分と、物書きを目指しているので 作品の簡単な分析のメモが半分といった感じです。 ちなみに哲学専攻で、ニーチェの研究などしておりました。 最近は推理小説ばかり読んでいたりします。 よろしくお願いします。 好きな俳優:アル・パチーノ、ダスティン・ホフマン 好きな作家:ドストエフスキー、夏目漱石、村上春樹 |
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1. 天国にいちばん近い島
ニューカレドニアの空の青と海の青が美しい。全編を通して伝えたかったメッセージがこの美しさであるならば、十二分に伝わってきました。そうでないならば、無駄なシーンと無駄な尺と無駄な人物が多すぎて、全体が潤色されてしまっています。切り詰めれば30分ほど縮められるでしょう。おそらく引きこもりがちの不思議少女が人々との出会いを通じて成長、というのが本筋なのでしょうが、その描写が希薄で、かつプロセスに説得力がありません。主役の演技力にも難があります。ミスキャストだったのではないでしょうか。最後に脚本家に一言。あなたにはわかっても、私には天国に一番近い島がどこにあるのかわかりませんでした。何を描き出したかったのかもわかりませんでした。「何も描いていない」ことを描き出したいなら、それなりの手法が必要だということを痛感しました。以上。1点(2004-10-29 23:59:44)
2. 天空の城ラピュタ
《ネタバレ》 さらわれたお姫様を助けに行くという王道中の王道のストーリーですが、飛行石、盗賊、巨木に食われつつある天空の城、滅びた文明とその末裔…等々子供心をくすぐるギミックが満載でお姫様が魅力的とくれば言うことはないでしょう。エンターテイメントとしてはジブリ作品の中で№1かと思います。ノスタルジックな音楽もいい。いつもながら作画も丁寧。見せ場もたっぷり。ああ、飛行石がほしい。8点(2004-03-10 03:11:09)
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