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プロフィール
コメント数 1925
性別 男性
年齢 56歳
自己紹介 最終投稿日みたら10ヶ月くらい投稿してないや

そろそろ映画もマンガも投稿開始しなきゃ



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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  東京物語 はとバスが案内する東京は戦後復興したキレイな東京であるが、子供の家から見上げるリアルな東京は煙突から立ち上る煤煙だらけの空。子供達にとって父母の到来が非日常となり、必ずしも望むべきものではなく、彼等の行動、セリフはあまりにリアルであるが実の子だからこそのものである。一転して好意的な次男の嫁こそがしたたかであり、女一人で生きている彼女がまるで東京の象徴のように映る。随所に見える彼女のエゴ、義理の父母が訪ねて店屋物で夕食を済まさせ、母が泊まった際にも「尾道へお越しなさい」という言葉に「遠いので」と答え、義理の妹には「夏休みには東京へ遊びに来なさい」と再三誘っている。そんな彼女の自らのエゴに対する罪悪感が「私ずるいんです」と告白させる。それに対し「いいんじゃよ」と父は寛容と愛情で応える。静かな映像の中で見せられるそのリアリティは、痛烈な毒を持ち、父母の素朴さにより一層胸を締め付けられる。核家族社会であり続ける限り、この映画は永遠普遍の名作であり続けるだろう。10点(2004-01-14 18:19:15)(良:3票)

2.  独立愚連隊西へ この世に存在しない、靖国に眠るはずの独立左文字小隊、焼焦げた軍旗一枚をめぐって繰り広げる戦争、軍隊という規律の厳しい組織を風刺することが滑稽さを際立たせている。一癖二癖ある無頼漢な面々でありながら、上手く一つにまとまった愚連隊がとても魅力的です。フランキー軍との爽やかな男の友情も好きです。緊張と緩和のバランス、最も喜八監督らしい作品ではないでしょうか。[ビデオ(吹替)] 9点(2005-04-17 10:31:24)

3.  動脈列島 東映の「新幹線大爆破」に対抗する東宝の「動脈列島」で、同じ新幹線を狙ったテロです。本作は名古屋新幹線公害訴訟を絡めるなど社会性があり自分としてはこちらの方が好きです。ただ犯人の犯行が随分ズサンで苛立ちます。犯人の本来の目的が新幹線を止める行為よりも新幹線公害の問題提起にあるためでしょうがないんだけどね。名古屋市内の新幹線線路沿いの高校に通ってたが、騒音のおかげで2重窓に冷暖房完備でした。8点(2004-11-09 19:07:40)

4.  東京暮色 《ネタバレ》 深い悩みは家族ほど打ち明けられず、他人ほど判るものである。妻が去った理由、次女の死の理由、他人となった母だけが理由を知り自責に駆られまた去ってゆく。理由を知ろうとしない者だけが、何も無かったように日常へと戻ってゆく。オープニングの小料理屋の女将、エンディングの家政婦とのやり取りの間に様々な事件が起きていながら無いも変わっていないように見えてしまうそれこそが日常なのか。全てを受け入れながら生きるのも辛い人生である。8点(2004-01-20 22:52:12)

5.  トカレフ(1994) オープニングのコインの音とラストの薬莢の転がる音、全てはトカレフに始まりトカレフに終わる。この映画を見るの3回目だと思うが見る度に何とも言えぬ敗北感、幸せの価値観、本当の生甲斐など様々な事を考えさせられ評価が上がる。8点(2003-11-16 17:10:22)

6.  どん底(1957) 貧乏長屋でどん底暮らしの人々に、人生を悟ったようにささやかな安らぎや希望を与えるお遍路老人、そんな人でもいざとなるとケツをまくって逃げ出す始末。長屋の人々は相も変らずその日暮らしを続ける。みんな何をすべきかなんて自分で解っているが、苦しくとも楽な生活に慣れてしまっている。誰かが背中を押してくれるきっかけを待っている、本当にどん底から抜け出すためには自分自身の自己改革が必要である。 8点(2003-11-16 15:56:56)(良:1票)

7.  時をかける少女(2006) 芳山和子は知世ちゃんが声をやっていてくれたならばねェ、オファーはしてたんだと思うんだけど残念だなァ。今まで何度も作られてきた芳山和子版”時をかける少女”を大胆にぶち壊しながら、紺野真琴の”時をかける少女”を作り上げたのは見事。3人の前に進むと壊れてしまう膠着した関係性が、ずっとこのままだったらという青春の永遠性をより強くし、タイムリープというリセットボタンが永遠に続くやり直す事のできる今よりも、一度きりのやり直しの利かない未来こそが面白いんだと気づかせてくれる。ツッコミを入れるならばいくらでも入れる事は可能だけど今回は止めておきます。[地上波(邦画)] 7点(2007-07-25 10:01:52)(良:1票)

8.  東京の宿 小津監督の作品のなかでもかなり鬱な気分にさせられた作品かも。いつも遠景で見られるガスホルダー、その前で金は無くとも明るく逞しく生きるいつもの坂本武と突貫小僧、原っぱでのやり取りはとても微笑ましい。水商売をする岡田嘉子に「そんな金で子供が喜ぶかい!」なんて叱る姿も喜八っつぁんらしい。ところがここからが「どうしちゃったんだよ、なんでだよ、喜八っつぁん」と思わず叫んでしまいたくなる。喜八のような男までおかしくなるほど当時の不況は深刻だったのだろうか。「街の灯」を意識しただけって事はないだろう。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-25 00:02:46)

9.  独立愚連隊 独立愚連隊という得体の知れない存在を探る従軍記者が一人で馬に乗ってやってくる。チクチクッと陸軍批判を入れながらサスペンスタッチに進んでゆく。戦争批判というよりも軍隊も含めた日本の官僚体制そのものが、戦前も戦後もさして変わることなく組織的に腐敗してと思わされる。[ビデオ(吹替)] 7点(2005-04-17 09:55:27)

10.  東京オリンピック オリンピック記録映画ではあるが、聖火ランナーが京の町家の中を走るシーン、富士山をバックに走るシーンは実に見事で美しく、とても印象的で、日本らしさ、市川監督らしさを感じました。7点(2005-02-02 23:02:01)

11.  戸田家の兄妹 「東京物語」の無常感は些か難しくもあり、少々年を重ね、人生経験を積んでから出ないと十分理解しがたいと思いますが、「戸田家の兄妹」は分かり易く、各々の立場への共感、ラストの爽快感など楽しみやすいです。若い笠智衆や佐分利信、高峰三枝子など必見、ただ音声が非常に悪いのが難点。7点(2004-11-15 17:55:49)

12.  東京流れ者 この歌、昔の上司がカラオケでよく歌ってたので思わず口ずさんでしまいました。ワンカットくらいしか使ってないセットが随分あったような気が・・・またケンカシーンはコントかと思うほどセット壊しまくってます。でも見せるシーンは見事なセットに鮮やかなカラーでさすがです。ドライヤーのポスターをわざわざ映してたのはスポンサー? カティーサークをリンゴとセロリをツマミに茶碗で飲むアイディアぶっ飛んでます。7点(2004-03-25 20:40:20)

13.  東京裁判 親父と2人で観に行った唯一の映画、中学生の私は戦争を起こした悪い人は死刑になるのは当然と思ってました。が法学部に入り、東京裁判が国際法や慣習法にない「平和に対する罪」「人道に対する罪」のでっち上げにより、法の不遡及を無視した裁判であったことを映画の中でも弁護団が訴えていたことを思い出した。東京裁判ほど不公正で違法な裁判はない事をもっと多くの人が知るべきである。終戦記念日くらい深夜でもいいから、毎年NHKで放映すべきじゃないのか。7点(2003-11-18 15:51:14)(良:4票)

14.  となりのトトロ 大人と子供が一緒に楽しめる童話。子持ちの友人の鑑賞率100%で嫌と言うほど観ているとみんながいう映画。 7点(2003-11-16 13:32:51)

15.  DOOR チョッとした事から殺人に発展してしまう現代、日常起こりかねない恐怖がリアルで、ありえないなどと笑っていられない。7点(2003-11-16 11:26:15)

16.  突入せよ!「あさま山荘」事件 佐々氏が見たままの浅間山荘からニッポンの危機管理能力、警察の官僚組織を上手く描いていると思います。非常に厳しい限られた状況の中でいかに最大限の成果をあげるか、ナンセンスと言いたくなる状況の中で活躍された方々、亡くなられた方には敬意を表したい。7点(2003-11-02 13:32:36)

17.  Dolls ドールズ(2002) 永遠の愛を3つのエピソードで表現し頭とケツは文楽でしめる。文楽を意識させるためにみんな人形の如く芝居がくさかったのか地なのかどちらだろう。話はベタではあるのだが、クサさとベタさが段々好きになって行く。面白いが人には薦め辛い気もする。気分しだいで6~8点をうろつきそう。 7点(2003-05-26 18:03:02)

18.  東京原発 原発へのアンチテーゼやエネルギー問題をブラックに上手くまとめている。わかり易く面白いが、反原発にもって行きたがり過ぎているのが鼻につく。燃料電池やコージェネに対しては利点ばかりの強調で終わっている。都市コージェネなんてインフラ整備にどれだけの金と時間がかかるか、燃料電池だっていろいろ問題あるし、コージェネや燃料電池って家庭用装置などの汎用機を普及させようとしてるんじゃないのかな。功罪しっかり語ってくれないとダメですよ。原発推進派が耳障りの良いことしか言わないのと一緒。私的には東京原発大賛成の推進派ですが。6点(2004-05-13 19:42:48)(良:1票)

19.  ドッペルゲンガー 本能剥き出しの自分と社会の中で折り合いをつける自分。常に人間には様々な面があり、人間の本質、狂気、優しさ等々どちらかを消せば事足りる訳でもなく、例え切り離してもそれが自分である限り離れられることも出来ない。自分のことを一番判っているのは自分であり、みんなもうドッペルゲンガーを生み出さないように上手く自分と付き合いながら生きているに過ぎないのだろう。6点(2004-05-01 18:00:19)

20.  友よ、静かに瞑れ 死期の迫った友人の嫌疑を晴らすため、土建屋、警察までもが癒着する中ただ一人で男の対決する。嫌疑が晴れ死を覚悟した男は息子に死に様を見せ眠る。ウーン鼻の奥が熱くなったもんだ。6点(2004-01-20 00:17:33)

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