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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. 童貞放浪記 《ネタバレ》 極めて純文学的な真面目な映画でした。山本浩司の演技が非常にリアルで素晴らしかったです。[DVD(邦画)] 7点(2010-08-17 00:25:04) 22. TOKYO! 《ネタバレ》 まあ、東京というのは世界から見て良くも悪くも個性が無くて逆に不思議な都市なんだろうなというのが見てとれましたね。そのためか、3作品とも非常にシュールな作品に仕上がっています(まあ、そういう狙いで監督を選考したんでしょうけど)。 1本目は、日本の低予算自主制作映画みたいなノリに違和感を感じましたけど、終盤のシュールな展開はなかなか面白かったですね。この監督の作品は見たことないんですけど、ちょっとDVDを借りてみようと思いました。 2本目のカラックスの作品ですが、まあタイトル通りの内容で、なかなか挑発的でパンクな作品でしたね。しかし、いきなり五反田の街が映し出されてすごい看板のビルが出てきて笑ってしまいました(怪人は五反田から銀座までどうやって移動したんですかね?)。ただ、3作品の中で一番東京らしい風景を映し出している作品ではありました。 3本目については、「蒼井優の目力」これに尽きます。 すごい傑作というわけでは無いですが、まあそれなりに楽しめる作品でした。[DVD(字幕)] 7点(2009-06-06 18:13:35)《改行有》 23. 東京兄妹 《ネタバレ》 20世紀末期の生活空間としての東京のリアルな姿がこの作品には残されています。東京出身者としては、華やかなオフィス街や繁華街ではない等身大の東京の映像を見ていると本当に落ち着きます(まあ、美しい音楽と映像で美化されている部分もあるとは思いますが)。 ストーリーも、その美しい東京の姿を引き出すような落ち着いた展開で悪くなかったです。ちょっと緒形直人が若年寄すぎるような気がしますが。 [ビデオ(邦画)] 7点(2009-05-20 17:02:41)《改行有》 24. 東京夜曲 《ネタバレ》 市川準が監督を務めたサントリーウィスキーCMのコピーに「恋は遠い日の花火ではない」というのはありましたが、まさにこの映画はその雰囲気を漂わせていますね(長塚京三も出てますし)。 とにかく、キャスティング良し、映像良し、音楽良しの見事な「市川準ワールド」が繰り広げられていて、心地よい時間を過ごすことができました。しかし、本当に街の風景や空気を撮るのが巧い監督ですね。 ただ、まだこの作品のストーリーを噛みしめるにはもう少し人生経験が必要かなと個人的には感じました。 [ビデオ(邦画)] 7点(2009-05-20 08:47:07)《改行有》 25. トニー滝谷 イメージ映像付き朗読劇というか小説のPVという感じですね。ややもすると退屈になりがちな手法ではありますが、この作品は村上春樹の世界観と市川準の映像、坂本龍一の音楽が上手くマッチしていて観ていて心地良かったです。ただ、イッセー尾形の学生役はちょっと無理が・・・・・ [地上波(邦画)] 7点(2008-07-01 10:48:35)《改行有》 26. 東京オリンピック 《ネタバレ》 「人類は4年に1度、夢を見る。しかし、これを夢のまま終わらせていいのだろうか」というメッセージが非常にグッと来ましたね・・・・。 まだ、商業主義に毒されておらず、純粋にスポーツの、そして平和の祭典であったオリンピックを芸術的に記録しています・・・。 開会式の入場行進、東洋の魔女、マラソンの円谷等々、当時まだ生まれていない私でも、胸に熱いものがこみ上げてきましたね。 [DVD(邦画)] 7点(2008-02-25 21:20:55)《改行有》 27. となり町戦争 《ネタバレ》 非常に地味な作品ではありますが、その事が逆に議会制民主主義の限界や、戦争というものの実態を浮き上がらせていて恐ろしさを感じさせましたね。 隣町との戦争という題材にしているので「こんなのあり得ない」と感じてしまいますが、良く考えると実際起こっている戦争にしてもそう大差がないことに気づかされるはずです・・・・。 しかし、岩松了の胡散臭さ全開のキャラクターは素晴らしかったですね(いろんな意味で)。 [DVD(邦画)] 7点(2007-11-09 18:17:12)《改行有》 28. 泥の河 《ネタバレ》 子供の世界と大人の世界は子供からしてみれば断絶しているんですよね(大人が2つの世界の間に関所を作っているのかもしれませんが)。主人公の少年は、その関所をふとしたことで通り抜けてしまったがために、友人との別れを迎えることになってしまうのですが、そこらへんの描き方が上手いなと感じました。 80年代という軽薄短小な時代に、昭和31年という時代を、その当時の作風で撮る発想も良いですね。今の時代劇化した昭和ノスタルジー映画(個人的には好きですが)とは違うリアリティが感じられました。 明るいけれど、どこか虚無感を漂わせている田村高廣の演技が非常に素晴らしいですね。 [ビデオ(邦画)] 7点(2007-04-10 18:36:48)《改行有》 29. 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007) 《ネタバレ》 悪くはないけど、特筆すべき点も無い作品。 家族という普遍的なテーマを扱っているので作品には入り込めましたし、豪華キャスト陣の演技には引き込まれました。ただ、全体的にどうも深みが感じられず、正直「ふーん、こういう話だったんだ」程度の感想しかありませんでした。まあ、親孝行はできる内にしとかなきゃいけないなと思わせてくれはしましたが・・・・。 [地上波(邦画)] 6点(2011-08-20 00:53:05)《改行有》 30. どっこい生きてる 《ネタバレ》 内容的には、ある日雇い労働者の悲惨な生活を描いた映画です。メインキャストが同じということもあり、現代版「人情紙風船」という感じでしょうか(まあラストは正反対ですけど)。善人だが生き方が不器用な主人公を河原崎長十郎がうまく演じています。妻役の河原崎しづ江の迫真の演技も良かったですね。[DVD(邦画)] 6点(2007-07-07 17:11:51) 31. 峠 最後のサムライ そもそも、評価に賛否両論ある人物が主人公ということで分かりにくい作品なので、2時間弱の映画だともっと分かりにくくなり、特に原作を読んでない人は全くもって理解できないのではないでしょうか・・・・[DVD(邦画)] 5点(2023-04-30 09:36:23) 32. 東京上空いらっしゃいませ 《ネタバレ》 まあ、当時の「3M」と呼ばれたスーパーアイドルであった牧瀬里穂(私もファンでした)のための映画ですね。彼女の演技力については、あえてコメントは差し控えさせていただきます(まあ、ファンにとってはそれがまた魅力的だったりするんですけど)。 全体的にバブリーで安っぽい雰囲気でB級映画としか言いようがないのですが、牧瀬里穂の討ち入り(?)シーン等のシュールさは中々良かったですね(まあ、牧瀬の決めのセリフでちょっとズッコケてしまいますが・・・・)。「帰れない二人」の使い方も 上手くて、ちょっと勿体無いくらいでしたね。 個人的には、中井貴一のサックスをバックに牧瀬が歌うシーンがモロに吹き替えだったのがちょっと不満でした。(ダンスは見事でしたが) [ビデオ(邦画)] 5点(2008-04-05 23:18:18)《改行有》
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