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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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41.  時をかける少女(2006) とても丁寧に作られている印象のアニメで、なかなかの佳作だと思うけど、先週、大林宣彦監督版を見たばかりなのでいけないことだと思いつつもつい比べながら見てしまい、そうすると何かが物足りなく感じてしまった。大林版をあまり意識しないほうが楽しめたかも。ただ、主人公のおばとして登場する芳山和子の存在が大林版を先に見ているとちょっと嬉しかったりもする。[DVD(邦画)] 6点(2007-09-03 02:43:46)(良:1票)

42.  ドラミちゃん ミニドラSOS!!! 《ネタバレ》 全4作あるドラミちゃんを主役にしたシリーズの1作目。小学生の頃以来に見たが、今見るとやはり純粋に懐かしいし、それでいて今でも楽しく見られた。のび太の息子がジャイアンとスネ夫の息子をいじめている父親たちとの立場逆転(ジャイアンの息子が父親の少年時代に似ず見るからに気弱そうなのがなんかかわいい。)が面白いし、彼らとミニドラとの関わりも見ていて微笑ましく、40分ほどの中編だが、よくまとまっている。本作で初登場となるミニドラがとても可愛いのだが、そのミニドラが出す道具がすべてミニサイズなのも可愛くて良い。冒頭からノビスケが持っているビー玉がラストの伏線になっているあたりは脚本にも抜かりがない。大人になったレギュラー4人も登場してそれぞれの未来世界での暮らしを垣間見えるのもちょっと興味深かった。それに何といってもよこざわけい子のドラミちゃんがかなり懐かしい。でも、今になって見るとやっぱり舞台が2011年というのにちょっと複雑さを感じてしまう。(2023年2月23日更新)[DVD(邦画)] 6点(2005-08-06 13:27:53)

43.  ドラえもん のび太と竜の騎士 《ネタバレ》 「宇宙小戦争」のリメイク版を見て本作でもスネ夫がメインだったことを思い出して本当に久しぶりに見た。藤子不二雄が別れる直前の作品だが、いかにも藤子・F・不二雄らしいテーマの作品になっていて、絶滅したはずの恐竜が地底で生きていて、その恐竜を祖先とする恐竜人という発想などはさすがに作者の恐竜好きという趣味の部分が炸裂していて抜群だし、純粋にSFとして見ても面白味があるのだが、そういう作者の指向が少し出すぎた感じで、昔から劇場版の中では地味な印象のある映画だったのだが、今見ても地味な印象は変わらず、むしろなぜ地味な印象なのかが今回見たことで分かってしまった感じ。序盤のスネ夫が地底で行方不明になり、竜の騎士が登場するあたりまではつかみはうまく引き込まれるのだが、メンバーがスネ夫と再会してからはそれまでと違う話になってしまった印象で、前半のスネ夫がノイローゼという話もなんのフォローもなく忘れ去られてしまったようになってるのはちょっと残念で、スネ夫の失踪はここへのただのきっかけに過ぎなかったような印象。またバンホーをはじめとした竜の騎士団の目的もなにか釈然とせず、もう少しキャラ設定に一貫性がほしかったところで、悪役を出さないというのもいいが、もう少し早い段階で竜の騎士が悪役なのかそうでないのかをはっきりさせたほうが良かったのではという気がする。風雲ドラえもん城は今見るとかなり時代がかったギャグなのだが、それでもクスっと笑うことができた。(この城での描写を見て「クレヨンしんちゃん」だけではなく、「ドラえもん」の長編劇場版でも本格的な時代劇をやればいいのにとつい思ってしまう。)恐竜の絶滅の原因に彗星衝突説が取られているが、時期的にハレー彗星と掛けているのではと感じてしまうのは仕方ないかもしれない。リメイクがされていない作品だが、その彗星によって大津波が起こるシーンがあり、(スネ夫のノイローゼも今では引っ掛かりそうなのだが)東日本大震災後の現在となってはこれがリメイクされない最大の理由かも。冒険の発端となるのがのび太の0点のテスト答案を隠しにいくというのが「ドラえもん」らしいのだが、エンドロールでそこにしっかりオチをつけているのが良い。(2024年6月16日更新)[DVD(邦画)] 6点(2005-04-20 13:23:06)

44.  Dolls ドールズ(2002) 《ネタバレ》 昔に見たときはたけしの映画の中でもイマイチに感じた映画だったが、久しぶりに見てみると映像的にかなり美しく、その美しさに終始魅せられてしまい、このおかげで最後まで退屈せずに見られたし、最近のたけし映画では見られない芸術性をじゅうぶんに感じることができる映画になっている。(ひょっとしてたけしのこういう映画は現時点ではこれが最後かも。)でも、この映像のイメージが先にあって、人形浄瑠璃をベースにした三つのラブストーリーというのはあとから付け足した感じだが、これがドラマとしての深みに乏しく今見てもストーリーとしてはイマイチに感じるし、たけし自身が背伸びをしてしまっているようにも感じる。ただ、深田恭子のアイドルのエピソードは本作の雰囲気からして浮いているが、この深田恭子演じるアイドルが事故に遭い、引退するという展開はたけし自身のバイク事故を重ねているようで、ひょっとしたら自分もあの事故で助かってもこのアイドルのように引退していたかもしれないという恐怖心のようなものが感じることができた。久石譲が今のところ最後に音楽を担当したたけし映画でもあるが、最初(「あの夏、いちばん静かな海。」)と最後がラブストーリーなのは偶然ではないのかもしれない。(2020年2月1日更新)[DVD(邦画)] 6点(2005-04-13 23:09:38)

45.  虎の尾を踏む男達 エノケンが面白かった。[CS・衛星(邦画)] 6点(2005-04-04 22:30:47)

46.  特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクション 《ネタバレ》 スーパー戦隊シリーズ「特捜戦隊デカレンジャー」の劇場版。テレビシリーズは全話見ているが、戦隊シリーズにMIBの要素を持ち込んだ刑事ものといった感じでこの年になって見てもけっこう面白かったのだが、劇場版である本作もそのテレビシリーズの雰囲気を壊すことなく見れたし、見せ場が派手なのも劇場版らしい。テレビシリーズでエンディングを歌う佐々木功が(テレビシリーズのエンディングのバックにも登場する)エイリアンバンドのボーカルの声を演じているが、登場シーンにエンディングと同じ構図の映像が使われているのは凝っているし、この映画でテレビシリーズでエンディングを歌っているのがこのバンドという設定になっていると分かるのも面白い。デカレンジャーではレギュラーで登場する刑事たちが全員変身できるという設定なのだが、本作のゲストであるマリーゴールド(新山千春)が回想シーンで変身しかけたのはやっぱりという感じ。でも攻撃を受けて変身直後に解除されるのはなにかもったいない気がした。今回の敵であるガスドリンカーズのリーダーを演じているのが遠藤憲一なのは劇場版ならではの豪華さだが、このガスドリンカーズの面々は過去の戦隊シリーズで悪役を演じていた俳優がキャスティングされており、「忍者戦隊カクレンジャー」で悪役を演じていた縁からの起用だと思うが、この頃は既にバイプレイヤーとして売れていたと思うのにこういう戦隊シリーズの悪役OB俳優を集めるオファーにも応じるところに仕事を断らないという姿勢が垣間見える。[インターネット(邦画)] 5点(2023-10-28 12:16:47)

47.  ドラミ&ドラえもんズ 宇宙ランド危機イッパツ! ドラえもんズシリーズ第6作。今回はドラえもんは登場せず、1作目以来にドラミちゃんがドラえもんズとともにメインをつとめているが、まあいつも通りのドラえもんズといった感じ。直前に「ゴール!ゴール!ゴール!!」を見ていたのでこちらは見ていて安心感というものはあった。よこざわけい子のドラミちゃんが映画に登場するのは本作が最後ということで、いよいよ大山ドラの終了が近い時期の作品だと感じてしまう。[DVD(邦画)] 5点(2023-03-18 14:18:45)

48.  特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 《ネタバレ》 終盤が迫った放送中のシリーズとその1つ前のシリーズが共演する趣向の戦隊シリーズの劇場版シリーズの一つで、本作ではゴーバスターズとゴーカイジャーの共演を描いている。ゴーカイジャーは3話分ほどしか見ていないのだが、やはり一応気にしなくても見れる内容にはなっている。しかし、仕方ないことかもしれないが、2大戦隊の共演というところが最大のポイントになっていることもあり、イベント性がゴーバスターズの単独劇場版よりも強くなっていて、上映時間が単独劇場版よりも長くなっているが、テンポが早く、かなり目まぐるしい感じ。タイトルの「VS」というのは「共演」という意味だと理解しているが、前に見た「カーレンジャーVSオーレンジャー」のように本当に2つの戦隊が冒頭で戦っているシーンがあって、戦隊同士のコラボ作品はいつもそうなのかと思ってしまった。(「ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー」はそうじゃなかったよなあとか、5対3はフェアじゃないよなあとか思いながらこのシーンを見てた。)予告的にゴーバスターズの次の戦隊であるキョウリュウジャーも登場しているが、キョウリュウレッドがレッドバスターとゴーカイレッドの前に一人で現れ、一人で戦隊と名乗って突っ込まれているのがなんか笑える。ゴーカイジャーは歴代の戦隊に二段変身できる設定なのだが、彼らが変身したゴーグルファイブやサンバルカンになにかなつかしさを感じる。それに、今回の2大戦隊とは別シリーズの登場人物(志葉薫)や怪人(ヤツデンワニ)も登場していて、自分が子供のころに見ていた戦隊シリーズとはだいぶ違うが、少子化などの時代の変化もあるのだろうなとつい思ってしまう。[DVD(邦画)] 5点(2021-03-31 23:42:34)

49.  特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ! スーパー戦隊シリーズ第36作の劇場版。テレビシリーズも見ていて、(けっこう凝ったストーリーでわりと面白く見ている。)流れでこの劇場版も見てみたわけだが、上映時間はテレビ版の一話分と変わらず、印象としてもそこまで違わないものの、やはり劇場版となるとストーリーよりもイベント重視の作りになっていて、ちょっと物足りなさが残る。(子供向けの映画にこう言うのも我ながら野暮ったいが。)東京タワーでロケをしているのは「ゴーバスターズ」らしいリアルさを求めた結果のようだが、それが劇場版らしいスケールの大きさを出すのには成功していると思う。そういえば東京タワーって怪獣映画とかでは名所のようになっているのに、等身大ヒーローが主役である東映の特撮ものではあまり舞台になってるイメージがないなぁ。[DVD(邦画)] 5点(2021-01-19 22:42:49)

50.  TRICK トリック 新作スペシャル3<TVM> 《ネタバレ》 スペシャル版第3作。ドラマシリーズはこれで一応完結なのだが、この後に劇場版が一本あるため、そういう雰囲気は一切なくいつも通り。今回も山田(仲間由紀恵)と上田(阿部寛)のコンビのやりとりは相変わらず安心感があって楽しい。今回は「犬神家の一族」を元ネタに話が展開するのだが、もうここまでくるとネタ切れ云々ではなく、それもこのシリーズらしさだと思えてきてあまり気にはならなかった。見始めてすぐは前回のスペシャル版のパターンから犯人は三姉妹の中の誰かかと思っていたのだが、三姉妹は殺しの標的であるという点で、完全に「犬神家の一族」の模倣にはなっておらず、そのおかげか前回のスペシャル版よりは面白かった。(誰が犯人かは分かりやすすぎる気もするけど。)でも、このシリーズは単なる犯人当てよりも超常現象の解明や、自称霊能力者との対決の話のほうが面白いかな。「スケキヨ」というセリフが出るなどのこのシリーズらしい小ネタも相変わらず楽しいのだが、毎回思うけどやはり細かすぎる。舞台となる水神家の顧問弁護士を上條恒彦が演じている(しゃべる時に時折自分の持ち歌の一節を歌う小ネタあり。)が、そういえばリメイクの「犬神家の一族」(2006年)で古舘弁護士を演じていたのは中村敦夫だったなと思い出した。これもやっぱり「木枯し紋次郎」つながりのキャスティングなのだろうなぁ。[DVD(邦画)] 5点(2017-11-11 23:12:27)

51.  ドラゴンボールZ 復活の「F」 《ネタバレ》 「神と神」のレビューで次回作が続編とかだったらイヤかもと書いたんだけど、一応、想像していたような悟空とビルスがやっぱり決着をつけようぜという内容でなかったのは良かった。フリーザをドラゴンボールで復活させて再び悟空と対決させるという筋になっているが、今になってフリーザをメインの敵にするというのは今さら感があり、一応特訓して強くなったという設定にしてあるものの、やはりネタがないのに人気のあった過去の悪役を引っ張り出して無理やりに作った新作という気がする。作風は同窓会的雰囲気で初代シリーズのような感じだった前作とは違い、レギュラーの登場人物を絞り、バトル中心の展開で完全にZの劇場版の雰囲気になっているのは意識してのことだろう。でも、昔のZ劇場版と違い、一時間半もあるためか、バトルシーンがかなり冗長に感じるし、鳥山明自身が手掛けた脚本だが、見ていて悟空ってこんなキャラだったっけと思う部分が多く、戦いの決着のつけ方も伏線があるとはいえかなり強引な感じがする。ただ、エロジジイ的部分などコミカルなところを一切見せずにシリアスにフリーザの部下たちと戦っている強い亀仙人は見ていてかなり新鮮だったし、そもそも亀仙人と天津飯というテレビシリーズのフリーザ(ナメック星)篇に出番がなかったキャラが戦いに参加しているのがなにか嬉しかったりもした。フリーザの極悪非道ぶりは今回も健在で、演じる中尾隆聖もやはりハマリ役だと思う。再登場時は最終形体に変身した状態が多いフリーザなのだが、変身していないいちばん最初の形体で復活するので、この形体になにか懐かしさを感じる。もうこのシリーズはそろそろ潮時かもしれない(「超」見てない。)が、劇場版次回作がもし出れば20作目なので、あともう一本くらい劇場版が出てもいいとは思う。[DVD(邦画)] 5点(2017-07-20 02:17:49)

52.  TRICK トリック 新作スペシャル2<TVM> 《ネタバレ》 スペシャル版第2作。今回はなんとわが地元が舞台という設定になっているが、調べるとロケには来ていないようで少し残念。それは置いておいて、今回も山田(仲間由紀恵)と上田(阿部寛)のとぼけたやりとりは楽しいし、樽の中から死体が発見されるシーンでは上田の科学的理論に基づいた推理もあるのが楽しい。連ドラシリーズから金田一耕助シリーズに影響されたような話(「六つ墓村」など。)もあったのだが、今回は子守唄の歌詞の通りに若い女たちが殺されていくという「悪魔の手毬唄」を模した犯行内容となっていて、犯人の動機も似ていて普通ならネタ切れかと思うような脚本だがこのシリーズであればまあ許容範囲。登場人物の名前が金田一シリーズを意識したものになっているなど全体的にも金田一シリーズのパロディとして作られているのもこのシリーズらしく、(堤幸彦監督らしいところでもある。)中でも市川崑監督の「獄門島」と「八つ墓村」に出演している浅野ゆう子が出演している(犯人役かなと思ったらやっぱりそうだった。)のがいかにも確信犯的。「悪魔の手毬唄」とは逆に犯人である母親が何も知らない実の子に殺されるラストは「悪魔の手毬唄」とはまた違う切なさがあり、印象に残った。それにしても木に20年前から殺人のための細工をしたりするのは現実的にかなり無理があるように思うのだが、それもこのシリーズらしさを感じさせる部分である。でも、細かいことを考えたらダメなのは分かっているが、確かに祈祷師(酒井敏也)を殺すところはさすがにいくらなんでも犯人にとってリスクが大きすぎる気がする。久しぶりに「悪魔の手毬唄」見てみようかな。[DVD(邦画)] 5点(2017-03-02 15:49:45)

53.  TRICK トリック 劇場版2 劇場版シリーズ第2作。今回も映画というよりはテレビシリーズそのままという感じだが、このシリーズはこれでいいのだろう。今回の敵役を演じるのは映画に出ているイメージがほぼない2時間ドラマのスター女優である片平なぎさという点から見ても、堤幸彦監督をはじめ、制作陣がテレビドラマのノリで作っていることは明らか。でも彼女が演じている佐和子のキャラクター自体はこのシリーズの敵役らしいインパクトはあり、思ったよりは悪くなかった。シリーズでおなじみである小ネタやパロディーは笑えることは笑えるが、佐和子の手袋の外し方とか、ゆーとぴあの「よろしく、ね。」などは元ネタをよく知らないせいか少しおいてけぼりを食った感じ。でも、「分かる奴だけ分かればいい。」というスタンスだろうからそんなには気にならなかった。回想シーンがすべてモノクロ処理されているのは連ドラ第1シリーズを思わせていてよかった。堀北真希が若い。[DVD(邦画)] 5点(2016-06-30 22:58:11)

54.  TRICK トリック 新作スペシャル<TVM> 《ネタバレ》 シリーズ初の単発スペシャル。山田(仲間由紀恵)と上田(阿部寛)のとぼけたやりとりは相変わらずだし、話としてもいつもどおりの感じでそこそこ楽しめた。しかし、DVDで連ドラ第3シリーズをすべて見終わった直後に本作を見たためか、マンネリ気味で少し飽きてきた感じ。上田と大柴(西村雅彦)が戦うシーンが明らかに間延びしていて冗長に感じるし、主題歌が鬼束ちひろではないことも若干の違和感がある。今回の敵役を演じるのは名取裕子で、サスペンスドラマで主役を演じることの多いイメージの彼女が犯人役というのが珍しい気がする。事件の結末はこのシリーズらしく、印象に残る。矢部(生瀬勝久)とその部下(池田鉄洋)がいてもいなくてもいいような存在と化していたが、この後のシリーズでの矢部と部下はずっとこんな感じなのかな。[DVD(邦画)] 5点(2016-06-24 14:00:28)

55.  TRICK トリック 劇場版 《ネタバレ》 このシリーズ、テレビの連ドラ版はBSの再放送で今回初めて見ているが、同じく堤幸彦監督がメイン演出を手掛けた同系統の「ケイゾク」や「SPEC」と比べるとそこまで大風呂敷を広げることもなく、そのおかげかかなり見やすくて、山田(仲間由紀恵)と上田(阿部寛)のコミカルな掛け合いがくだらないけど楽しい。本作は連ドラシリーズ版パート2終了後に公開された劇場版シリーズ第1作だが、劇場版だからと特別なことはせず、本当にテレビシリーズと同じノリで作られているのはシリーズこの時点までをずっと見てきた者としては安心して見ていられるし、「ケイゾク」、「SPEC」の劇場版のようにテレビシリーズのネタ(黒門島とか)を引っ張っていないので純粋に一話完結のエピソードとして見られるのも良かった。ただ、出来としてはやはりテレビシリーズのほうが面白く、テレビシリーズは1エピソード2話完結が基本なので、この劇場版はそれよりも実質30分ほど長いだけなのだが、その分だけ間延びしていて、とくに中盤の自称神三人(竹中直人、ベンガル、石橋蓮司)との対決シーンは見ていて少し飽きてくる。それに先ほどテレビシリーズと同じノリで安心と書いたが、あまりにもいつもと同じという感じで、それもちょっとどうかと思った。テレビシリーズでは山田の子供時代を演じていた成海璃子が別の役で登場し、山田を演じる仲間由紀恵と共演しているのは面白いが、やはり若干の違和感がある。[DVD(邦画)] 5点(2016-03-25 00:18:10)

56.  動乱 《ネタバレ》 高倉健と吉永小百合が初共演した森谷司郎監督による歴史大作。226事件を題材にしているが、本作はそれを起こしたひとりである青年将校 宮城大尉(高倉健)と脱走し処刑された彼の部下(永島敏行)の姉である薫(吉永小百合)のラブストーリーを軸に描かれていて、歴史的事件を描いた骨太な大作映画というよりはまずこの二人の共演ありきの映画という印象が強い。映画としてはこの手の大作にありがちな大味な作品だと思うし、上映時間は2時間半だが、それでわざわざ二部構成にする意味がよく分からないし、その時間配分もちょっとおかしく感じた。高倉健はヤクザ映画やアクション映画で見ることが多くなっていたせいか、ちょっと心配だったのだが、やはりそれらとは違う魅力があってカッコいいと思わせているのはさすがといったところ。あまり映画自体に深みは感じないが、主役ふたりのラブストーリーとしてはそれなりに見れるし、この2年後に同じ監督・主演トリオで東宝で製作される「海峡」よりは高倉健と吉永小百合の共演作としては見どころのある映画にはなっている。しかし、話自体は「海峡」のほうがまだ面白かった気はする。ところで森谷監督は吉永小百合の単独主演映画の監督というのはやっていないんだなとふと思った。[DVD(邦画)] 5点(2015-05-07 17:58:44)

57.  ドラゴンボール 最強への道 《ネタバレ》 「ドラゴンボール」のアニメ劇場版としては(今のところ)最後の作品で、内容は原作のはじめからレッドリボン軍篇までをリメイクしたもの。個人的には「ドラゴンボール」は初期のほうが好きなので最初の悟空とブルマの出会いのシーンはかなり懐かしかったし、ウーロンとの出会いやヤムチャとの戦いもZ以降から考えればほのぼのとしていてノスタルジックに感じる。しかし、後半以降は原作やテレビシリーズと比べてちょっとシリアスになりすぎていて原作やテレビシリーズとはかなり違うような気がする。レッドリボン軍篇の前のピラフ篇がけっこう好き(というかピラフ一味のキャラクターが好き。)なのだが、まるまるカットされてるのは致し方ないとはいえ、ちょっと残念。[DVD(邦画)] 5点(2011-03-24 16:36:57)

58.  東京湾炎上 《ネタバレ》 丹波哲郎、藤岡弘、鈴木瑞穂、渡辺文雄といった「日本沈没」と「新幹線大爆破」が合流したようなキャストのパニック・アクション映画。テロリストがタンカーをジャックする序盤からわりと緊迫した雰囲気で、船長を演じる丹波哲郎をはじめタンカーの乗組員を演じる役者たちの演技もいいのだが、テロリスト役の外国人キャストが片言の日本語を喋っているのはこういう映画ではさすがにチープに感じられ緊張感をそぐ。それでいて、丹波哲郎が自身の英語力を披露したかったのかワンシーンだけ船長とテロリストのリーダーの会話がすべて英語で交わされるシーンがあるとかちょっとチグハグな印象。藤岡弘の回想シーンは何か意味があるのかと思っていたのだが、取り合えず女優を一人出したかったってだけだったような感じだったし、全体的に見てもドラマに深みが感じられない。ただこの映画一番の見せ場である「リアルな特撮映像によってテロリストの目を欺く」シーンの特撮は中野昭慶監督らしい派手な爆発の連続で、こういう設定なら多少爆発をやり過ぎていても気にならない。その爆発を実況しているのが中江真司で、藤岡弘がいることもあってなんだか「仮面ライダー」が見たくなってしまった。それにしても実際にテレビの捏造放送が問題になっている昨今、このシーンは現代のテレビ業界を予見したかのよう。この捏造放送自体をテーマに社会派映画を一本作っても面白そうだ。[DVD(邦画)] 5点(2009-08-26 18:52:04)

59.  どん底(1957) 期待しぎたのかあまり面白いとは言えなかった。最初のボーン、ボーンという寺の鐘のような音が印象的。[CS・衛星(邦画)] 5点(2005-08-08 23:10:48)

60.  どですかでん 頑なに白黒映画を撮り続けた黒澤監督の初のカラー映画。黒澤映画とは思えないほどに地味であり、東宝作品だが、どちらかと言えばATG映画のような雰囲気。面白くなくはないが、あまり印象にも残らない。当初の予定どおりに「どら平太」が撮られていたら、どんな風な映画になっただろうか。[ビデオ(邦画)] 5点(2005-03-30 22:26:17)

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