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1. エイプリルフールズ
《ネタバレ》 楽しめました! この手のコメディに詳細なリアリティを求めようとは思わないので、突っ込みどころもオーバーなところも、ほとんど気にする事なくノリよく話に乗っていけました。「女なら誰でもできる仕事」みたいなことを言う小娘に、その現実を見せる誘拐男の男気と哀愁もいいし、チャラくて卑怯な松坂桃李にも、弱い人の気持ちを応援したい気持ちがあったり、芋ケンピに支えられてた彼女の気持ちとか、ジンときちゃうところ結構あります。千葉真一には全く興味なかったけど、下手に台詞や演技させずに自然体でどっしりそこにいるだけですごい引き立つオーラに感心。子分のチンピラもいい味してました。ツボだったのは宇宙からの迎えを待つ中学生。その嘘をネットに投じた奴が誰かわかった時も拍手もんでした。いい具合にみんなリンクして、楽しかったです。高嶋政伸も今回のキャラはいい遊び感があって兄の方がやりそうなキャラをうまく演じてたと思います。中学生に訪れる最後の最後だけ、ちょっとついていけなかった。スカッと吹っ切れて明日の現実に爽やかに対峙しようとする彼の姿が見たかった。[DVD(邦画)] 8点(2016-04-06 02:08:29)
2. 永遠の0
《ネタバレ》 景浦の現代パートを演じている方、てっきり『12人の優しい日本人』の甘栗とプリンアラモードで和む13号の人だとばかり思い込んで「この役者さん、顔が痩せた? しかし、こんなに雰囲気と存在感変えられるなんて凄い!」と感心していたら、田中泯という違う役者さんでした。三浦春馬って見かけ的にどうも僕は苦手でしたが、ちゃんと演技できる人なんだと思って印象変わりました。内容は自分が期待しすぎてしまったせいか、大きな満足は得られませんでした。ラスト佐伯健太郎がサッと回想するシーンで冷めてしまいました。あれは無い方が良かったなぁ。直後の零戦登場は良かったと思います。前半かなり話の構造的に『タイタニック』を思い出すようなものがありました。特攻隊と自爆テロを同列で語る合コン場面が印象に残り、あの辺り小説ではどのように書かれているのか読みたくなってきました。それと、特攻隊というと、これまでは「飛行機ごと敵艦に突っ込んで死ぬ」 というイメージしか持っていなかったんですが、この映画を観てはじめて、敵艦に何のダメージも与えることができずに無駄死にした人々もいるんだということに気づかされました。特攻で飛び立った人々のうち何%がそのような最期となったのか知りたくなりました。ラスト、エンドロールの歌で雰囲気ぶち壊されました。いろいろ売っていくための業界事情があるんでしょうけど、エンドロールのノッケにはやめて欲しかった。[DVD(邦画)] 6点(2014-10-13 01:24:14)
3. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
《ネタバレ》 何年同じ話をこねくり回し続けてるんだよ。あーでもないしこーでもない・・・みたいなことをうだうだと。TVのラストを作り直すなら、一度のチャンスできちんとやり遂げて欲しい。作ってる本人が碇シンジくんか! 女々しい。選曲のヒネ方もワザとらしくて、たった10歳のうちの子も失笑してました。[地上波(邦画)] 3点(2011-09-18 08:01:58)(良:1票)
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